マリオネット・エスケーププレイ感想

某日、こちらにソロで参戦してきました。

今回参戦したものはこれ。

www.yodaka.info

よだかのレコードさん主催のマリオネット・エスケープです。

こちらは開催地は渋谷のなぞともカフェのなかにある部屋です。

まずこのなぞともカフェ、建物まではわかりやすいのですがカフェ内にたどり着く

のが初見だとちょっと戸惑う気がします。

たどり着きましたら受付の人にこれできました~と伝えると部屋に案内して

くださいます。

案内してもらったらそこでチケットを見せて、テーブルにつくことになります。

部屋は前方にスクリーンがあって、テーブル席がいくつか。

特になんていうことはない、公演型謎解きにあるような部屋です。

 

この公演は5人1組の時間制限あり公演で、からくりサーカスという作品との

コラボということなのです、が…私はからくりサーカスは全くもって知らない

作品でした。

結論から言えば、知らなくても全然楽しめます。

 

私が通されたテーブルは4人はガチ勢だったと思います。

この席に案内されたことで私の今日の謎解きの姿勢が大きく変わることになりました。

 

まず、最初にオープニングがあります。

何も知らないで印象を言ってしまうなら、ちょっと今より古いかな…?

という印象を受けるアニメのタッチ。昭和のノリを感じます。

 

そしていざ謎解きが制限時間60分で始まるのですが…いや、もうとにかくガチ勢の

人達がすごくてですね。

まぁそれはもうさくさくと謎を解いていくんです。

特に情報の共有とかはなくてそれぞれがすごい勢いで。

で、丸型テーブルなので私はちょうど反対側から配布物を見ることになったので

読んでる間にはもう解き始めていて解かれている的な感じでした。

 

そこで、私はこの謎解きでのスタンスを瞬間的に変えてました。

よだかさんの公演って実はまだ2回目なので、どんな特徴があるとかあまり掴み

きれていないところもありました。

で、8月に職場の方々とよだかさんの公演に行く予定がたっているので、今回は

どんな謎が出ているか、どういう形式かということを把握する60分にする。

また、ガチ勢の人はどんな視点から問題を解いていくのかとか、どういう過程を

通って答えを導き出しているか…幸い、解いてる最中の考えがそのまま言葉に

出るような方々だったので、それをとにかく必死に観察していました。

もちろん自分が瞬時にわかったときは発言もしていましたが。

 

そうすると、かなり経験値がつめた気がします。

なるほど、配布物をまずこうやってチェックしていくんだなとか、小謎の解き方とか

このタイプを見た瞬間にこの行為に移った、つまりこれはわりとよく出るタイプの

謎なんだなとかそういった情報が得られる60分でした。

 

結果的にチームとしては脱出は成功したのですが、ほとんど私は何もしていないので

成功とか失敗という感覚よりは研修を受けたって感覚です、第三者の立場から。

今回とても有意義な時間でした。

ガチ勢じゃないところにソロ凸したらそんな分析的なことをしている場合ではないし。

人が謎解きに行ったとか自分自身が謎解きに参加したとかではなくて、会場内で

謎解きしている人達の行動を観察し自分でもできそうな解き方を会得するための

きっかけを掴む時間をとれた、という感じ。

 

ただ、ですね。

私のような考え方をする人って、謎解き好きだけど得意ってわけでもない、ただ

好きだから一人でも参加しちゃうか~というタイプの人かなと思うので、

仮にからくりサーカスが好きだけど周りに好きだって人いないから一人でも行くしか

ないかな…みたいな人がここに配属されていたらその人は楽しかったもしくは

有意義な時間だったって思うかな…って考えにはなりました。

実際前に、全然知らない方で謎解きはしたことないけどコラボ作品が好きで

きましたって言ってる方と私は話したことがあります。

そういう人が配置されていた可能性もあるんだから、そのあたりは開始前のわずかな

時間にでも、謎解き好きなんですか?とか自分の知ってる人以外がどんなスタンスで

そのチームに配置されているかを知ることは大事だと思います。

 

私も前に謎解きに必死になってて、おそらく作品が好きで参加したであろう方々を

置いてけぼりにしてしまったかな…って思ったこともあります。

このあたりは気を付けていきたいなって思うところです。

私は全然ガチ勢でもないですし謎解き好きだから空いてたら行きたいな~ぐらいの

気持ちの人間なんですけれども、それでも一度も参加したことない人からしたら

多分姿勢は違うものだと思いますし、謎解き慣れている人怖いとかそういった

感じを少しでも減らしてせっかく同じチームになったんだから楽しくやりたいって

気持ちでいます。

そういう意味でエンジョイ勢なんですよね。

もちろんクリアできたら嬉しいです。ただ、楽しければいいじゃんっていうエンジョイ

勢とはまた違うところにはいます。

楽しければいいってわけじゃなく、調和を保って全員で頑張ってクリアできたら

嬉しい、できなかったらめちゃくちゃ悔しい、でもここに気づけたのはよかったとか

この発想自分になかったとか悔しいなりに振り返る…みたいな謎解きを私は

していきたいかな~って思っています。

我ながらわりと綺麗事を書きましたが。

 

で、今回の謎なんですが。

実際あまり理解する前にさくさく進むこととかが多かったので、感想は難しいところが

ありますが、小謎もよだかさんは独特だと思います。

あと別にこのコラボじゃなくてもいい謎解きでは…?という要素はなくて、このコラボ

だからこの謎解きを出してきたといったところが、作品を尊重していてよかったです。

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一応こちらのパネルで撮影しました。

解説は途中からです。最近はどこも当たり前のように最初の方は解説を飛ばして

始まることが多いのかなって思ってます、まぁ時間の都合上…かな。

 

よだかさんの公演は次はひぐらしに行く予定がたっているので楽しみにしていますね。

ありがとうございました!