斬劇戦国BASARA天政奉還感想

7月12日、有楽町にて斬撃戦国BASARAをソロで観劇してきました。

場所はヒューリックホール東京。

こちらの場所は以前、アルティメット人狼を観に行ったときにも訪れた場所でしたので

迷うことなく劇場に到着。

www.basara-st.com

今回は天政奉還というタイトル。

ゲームでいえば4のキャラも参戦している作品です。

 

斬劇のシリーズは蒼紅乱世が最初に私が観たものでした。

そのときのことはこちらに。

ruki4055.hatenablog.com

 

ヒューリックホール東京に行くとどどんとポスターが。

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一部人の衣服が写りこんでしまった…ガラスだと反射して素人としては正面から

撮れないのですが、斜めでもこのへっぽこっぷりです。

会場に入って見るのが楽しみなのがこちらです。f:id:ruki4055:20190715084439j:image

今回の公演で伊達役の方と真田役の方がご卒業とのこと。

青い花すごく綺麗でやっぱり好きだなー、青い薔薇素敵。f:id:ruki4055:20190715084435j:image

こちらは真田役の方へというのがすごく伝わってくるお花。

このお花を選ぶセンスすごいなぁ。f:id:ruki4055:20190715084432j:image

金吾さん!!!!!愛が溢れている!!!!

お鍋の具材が花の間にちょくちょく見えています。f:id:ruki4055:20190715084424j:image

こちらは明智役の方へのお花でした。

やっぱりイメージカラーのお花で飾るものが多いなか、こちらは、装飾の方にイメージ

カラーが使われていて、お花は色とりどりでした。

でもそのなかに紫の花もちゃんと使われているのが素敵。f:id:ruki4055:20190715084420j:image

風魔役の方へのお花なのですが、比較するべきものじゃないとわかっていても、私は

このお花が一番好きだなぁと思いました。黒の花って存在しているのはわかっていても

なかなか見る機会ないですし、黒と白でしっかりとわけてあって、武器の位置も風魔の

背中に装備しているような位置になってて、まとまっていました。

 

どのお花もすごい素敵で、キャラだったりそのキャラを演じている役者の方だったりに

対する思いの強さがすごい感じられました。

 

お花を堪能してから客席へ。

斬撃はできるだけ早く客席に入りたいなぁって前回ので学びました。

開演前はキャラ紹介が舞台上に映し出されるのですが、これがキャラクター選択の

画面っぽくてテンションあがります。

 

で、舞台の方はといえば、私個人の感想ではすごかったけど蒼紅の方が印象が強く

好きだったかなという感想です。

でも、これは私個人のなので、伊達役の方と真田役の方を贔屓にしている人は今回の

公演の構成とかが刺さるんだと思います。

 

せっかくなのでよかったなぁと思うところから。

松永役の方の再現度がすごかったです。

今回の舞台でゲームをプレイしていて好きなキャラをやはり目で追ってしまって

いましたが、明智、石田、松永、風魔あたりを特にしっかり見ていました。

明智役の方は前回に引き続き、声の出し方や仕草が本当に明智だ!!!って思って

しまうぐらいの熱演でした。

逆にゲーム内で、すごい好き!!!とかではなかったのに、目で追いたいと思ったのは

京極役の方。歩き方とか声の抑揚のつけ方とか悪女感がにじみ出ててよかった。

それと小早川役の方。鍋の使い方がすごい上手くて、その動きはゲームだからできる

のであって、実際には再現不可能だろうなと思っていたような動きも舞台上で実現

されていてびっくりしました。走り方とかすごく小早川だね!!!って思ってた。

 

こんな感じで、それぞれのキャラの再現度はすごかったのですが、ちょっと気になった

ところは、演出とか構成の部分が。

前回の蒼紅と同じ方が担当しているみたいなのですが、前回の方が私は構成が好きでは

ありました。

今回特に思ったのは、1場面1場面が短くてすぐに一方そのころ…と違う場面に変わる

ように感じました。その方が疾走感はあるのかなと思うのですが、人によっては

目まぐるしく変わるという風に思うかなぁ…なんて。

 

あと前回はこの目的のために仲間を集めていって、どのそのころこっちは暗躍していて

最終的には集めた仲間と暗躍組が対決して…というストーリーの目的と流れが

しっかりしていたのですが、今回、義輝が心を昂らせるものが見てみたいという

理由でオールスターキャラが戦うみたいなお祭り感あるような流れだったかなと。

実際ゲームでもそうなので、それを再現したのかなとは思うのですが。

 

そして、一番気になったのはギャグパートが長いかなと思いました。

これは人によってわかれるところで、シリアスな題材のものにギャグパートはいらない

という方と、ギャグパートのアドリブが楽しいからないとつまらないという方がいると

思うのです。私自身はなくてもいいけど、少しあったらそれはそれでその場で面白くて

笑ったりはするかな派です。

この舞台第一部と第二部に分かれているのですが、第二部の始めがギャグパートに

なっていました。面白いなーと最初は思って見ていたのですが、これが長い。

第一部はシリアスで終わるので、第二部のギャグパートが長かったために、そこから

またシリアスパートに戻るときに気持ちがついていきにくいというか。

でも好きな人は好きなのもわかるんです、ゲーム内のキャラだと絶対しないような

ことを役者さんのアドリブや技術で笑わせてくれる感じ。

嫌いな人は嫌いでもあると思います、いわゆる、ゲーム内のキャラそんなこと言わない

みたいな。その気持ちもわかるかなーどちらかというと原作主義なので。

ただ、ゲームが元の舞台ではあるので、役者の方々のそのキャラへの解釈とかキャラ

同士こういうことをやったら面白いかもというアイディアが詰まってるところだと

思うので、少し取り入れるとかは舞台ならではでいいなぁと思います。

しかし、今回はそれがちょっと長いな…って感じてしまったんです、私が。

 

ここまで、気になるところばかり書いてしまったけど、全体的には素晴らしかった

ことに変わりはないです。

伊達役と真田役の方の最後の二人だけの場面なんかは、特別その方々のファンでは

ない私でも昂るものがありました。

この二人をずっと応援して観てきている方々は、台詞の一つ一つに色々なことを

思い出して泣いてもおかしくないぐらいのものだと思います。

 

というわけで、気になるところばかり言ってしまったのですが、本当に人の思いが

たくさん込められた素晴らしい舞台でしたので、次回また斬撃シリーズの発表が

ありましたらチケット取って観劇できたらと思っています。

ありがとうございました!