舞台魔術士オーフェンはぐれ旅感想

8月18日、ゆずさんと一緒に舞台魔術士オーフェンはぐれ旅を観劇してきました。

昼公演の部を観劇。

 

www.orphen-stage.com

 

場所は新宿村LIVE。こちらの場所、以前違う舞台を観に行ったときにも訪れた

ことがあるので迷わずたどり着けました。

あと謎解きでよだかのレコードさんに向かうときの通り道なので。

これからも何かと行くことが多くなりそうです。

 

客席は後ろの方の真ん中あたりだったかな。

私は、キャストさんがすごい近い!とかよりは、全体が観える位置で観劇したい

タイプなので、今回の席はとても観やすかったです。

あと段差が結構あったので前の人で観えないとかもなくて快適でした。

 

開場してから開演までの間に、アニメのCMが映し出されてました。

またアニメ化するみたいで楽しみにしています。

魔術士オーフェンという作品は、実際に中学生ぐらいのときにライトノベルが流行り

そのなかで、なんだか格好いい!!!と中二病精神が働き、手にとったのが最初

だったかな。

スレイヤーズとか魔術系の呪文格好いい!!!と思っていた私には、オーフェン

我は放つ~とか言う台詞すごい格好よく聞こえてました、当時。

いや、今でも格好いいって思いますし、中二心がとても疼きます。

 

今回の原作はオーフェンはぐれ旅の第一作なのですが、かなり前にライトノベル

読破していまして、印象に結構残っています。

もちろん原作を知っている方向けなところはありますけれども、もし知らなくても

キャラ紹介とかはちゃんと舞台のなかでありました。

ただ、オーフェンにおいて欠かせない過去の話の部分などは、舞台のなかでいきなり

過去回想に入ったりもするので原作知らないとそのあたりは混乱するのかも。

 

再現度もすごく高かったと思います。原作に忠実で、原作への愛が溢れていました。

キャラ紹介のところ、映像も映し出されるんですが、そのキャラの画像と共に台詞も

映し出してくれて、あーこのキャラそういえばこんなこと言うキャラだったなーとか

原作を読んだときに記憶とか、ちょっとあやふやになってしまっていたキャラでも

それで思い出せるようになっていて、あの映像演出すごい好きでした。

なにより、音楽と映像と共にキャストの方が登場するって、最高に格好いい。

 

魔術の部分の映像や照明の使い方も、舞台の構造を最大限に活かした演出だなと

素人目線ですが思っていました。

演出という点では、ストーリーのネタバレなところはありますが、アザリー役の人と

チャイルドマン役の人がオーフェンとの戦闘するところの演出がすごい好きでした。

チャイルドマンのなかにアザリーの精神がみたいなシーンがあって、台詞も同時に

話したりそうでなかったり。

舞台で表現するのがとても難しいシーンだったと思うのですが、観ていて違和感がない

演出だったと思います。

 

キャストの方に関しては、ボルカンとドーチン役の方が本当ハマり役で、ボルカンの

殺し方の例えみたいなのも聞けて満足ですし、ボルカンの行動にツッコミをいれる

ドーチンも自然で。

あと魔術で吹っ飛んだりするとき、かなりオーバーに飛んでいて、二次元感あって

とても好みでした。

 

マジク役の方は…心が強すぎる。

あの演技を舞台上であの空気でできるのすごすぎる。

 

チャイルドマン役の方すごい背高いな…!?って思ったのと、声が素敵でした。

あと視線が鋭くて、スキがない感じもよかったなぁ。

 

コミクロン役の方はわりと盛大に飛んだりするときに、大胆にローブがめくれたり

してて、おおおおいいいい!?!?大丈夫!?!?ってなりましたけれども、

原作で好きなキャラなので、舞台上に出てるときは目で追ってしまってます。

だから、あの最期はとても悲しいんだけれども…過去のはっちゃけてるコミクロンが

観れて救いになりました。

 

アザリーは笑い方のところがすごくイメージどおりで。

レティシャとのやりとりとか、始末書キリランシェロに書かせたりとかアザリー

らしさがすごく出ていたと思います。

 

ハーティアは原作ですごい好きなんですけれども、なんといっても海老男の

インパクトが強すぎて。

過去の女の子大好きな感じとかキリランシェロとコミクロンとの三人組のギャグ

っぽいシーンも見れてよかったです。

 

オーフェン役の方はソフトな感じがしました。役者さんがなんというか爽やかとか

涼しげって言葉が合う方だなぁと思って見ていたのですが、オーフェンのあの

荒々しい感じとかは頑張って演じられていたのかなって思っています。

魔術のところとかボルカンとかを怒鳴りつけるところとかの声量はすごいのですが、

普通の会話をしているときがすごいソフトで。

それがオーフェンっぽくないとかそういうわけではなくて、役者さんの個性なので

私はありだと思いますし、オーフェンの野蛮さがすごく自然に出てました!!!とか

いう方がそれはそれで普段大丈夫なの!?って感じがしますし、今回のオーフェン

演じられた方の役作りはとても好きでした。声が好みなのもありました。

なんといいますか、立ち居振る舞いが綺麗な感じが出てたなぁと思います。

 

個別に記述していない方々も皆さん演技とてもすばらしくて、アンサンブルの方々も

あの講義サボりたいのに気になる子が出た瞬間に態度急変するところとかすごく

笑わせていただきました。

 

そして、今回すごく印象に残ったのが主題歌。

公式サイトに掲載がありましたが、黒き魔術士って曲なんですね。

舞台専用なのかなー、素敵なのでまた聴ける機会があったら嬉しいです。

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こちらのクリアファイルは入口で広告と一緒に配られてました。

アニメも今から楽しみにしています。

 

そして、今回は前編ということで、11月に後編がとのこと。

チケット情報出たら行こうと話している日は決まっているので頑張って取りたいです。

キャストの方もスタッフの方も変わりないといいなーって今回前編を観て思いました。

スケジュールの都合とかはあるのかもしれませんが、できることなら今回のメンバーで

後編も観れたらという気持ちです。

 

本当に楽しく観劇できました、キャストの方、スタッフの方お疲れ様でした!

ゆずさんも一緒に観てくれてありがとうー!後編もよろしくです!