ミュージカルアルスラーン戦記感想

9月12日、ソロで業後にこちらを観劇してきました。

arslan-stage.jp

 

アルスラーン戦記のミュージカル。東京公演は北千住のシアター1010です。

シアター1010ももう大分行き慣れました。

ちょっと自宅からも遠いのですが、劇場自体は駅からすぐのところにありますし、

マルイのなかにあって観劇前に食事もしやすいですし好立地。

なんて略すのだろう、アル戦ステ?アル戦ミュ?

 

今回の席は1階の真ん中の後ろはもう機材という席でした。

後ろの人からの衝撃も気にしなくていいですし、全体が見えるいい位置だったと

思います。

 

さて、まず、アルスラーン戦記ですが、実は原作を知らないです。

漫画になって知る人が増えたのかなと思いますが、漫画もその元の小説も読んだことが

ないです。

じゃあなんで観たかって言われれば、この機会に面白かったら漫画にも手を出したいと

思ったのが一つ。普通逆ですよね、漫画好きで舞台を観るの流れが多いかと。

でもドラマだと、ドラマ見て原作を知って小説を読むという人もいると思います。

私は今回はそのタイプ。

ただなんとなく知っているのは王子が国を取り戻す話。

…これだけ書くとなんか幻想水滸伝感がすごい。そういう題材が好きなのもあって

観ようと思ったのがもう一つの理由です。

原作の話でちらりと聞いたのは、主要人物も最後の方はざくざく退場していくとの

ことでした。えっ、それは読みたい気持ちがあがる…!

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こちらは来場特典のミニ色紙。

なるほど、こういう感じなんですね、漫画の絵柄だと。

コースターよりかは少し大きめなので、コースター収集ファイルをしてたりする人は

それにはちょっと入らないサイズかもです。

写真のアルバムなら縦幅ぴったりだったかな、私はそこに保存しました。

 

内容の感想を書いていきます。

全体的に駆け足だったかなと思います、でもそうしないと尺が足りないと思います。

戦記って名前がついてるので想像はしていたのですが、それなりの時間が作品のなか

ではかかっているであろうことを、さくさくと場面転換によって進めていく感じです。

でもこれは本当仕方ないと思う。

いきなり書いてしまうと、俺たちの戦いはこれからだ!!!みたいな感じで終幕を

迎えるのですが、それにしたってどこを区切りにするのかがすごく難しかったと

思います。

道中で仲間になるキャラもさくさくと仲間にしていかないと間に合わない。

とにかく時間との勝負!!!っていう雰囲気はやはり感じられました。

一部分の戦いじゃなくて、一行の戦いの道を限られた時間にまとめるの難易度とても

高いなぁ…と。前に映画ですが、キングダムを観たときもこれを思ったかな。

歴史ものはそこが本当難しくて、ひどいときはそれは飛ばしてはダメだろってものを

飛ばしてしまったりする構成もありますし。

今回は、そういったことはなく、場面の切り替えは早かったのですが、素人判断では

綺麗にまとまっていたと思いました。

原作を知らなくても、なんとかついていけるかなというぐらいには。

 

今回はミュージカルなので、途中でいきなり歌が始まったり、殺陣が繰り広げられたり

するのですが、舞台もミュージカルも2.5次元を観るようになって思ったのは、

全体的にミュージカルの方が好みなんだなという発見を最近しました。

 

ここからはキャストさんのことについて数人記述を。

みなさんもちろん素晴らしかったのですが、私が特に印象に残った方の感想です。

特定の方のファンとかではなく、というより今回は、演者の方としてもキャラとしても

知らない状態なので、原作の再現忠実でした!とかそういう感想はないです。

 

ダリューン役の方の殺陣すごい豪快でした。小回りや手数で魅せるというよりは本当に

一振り!!!みたいな魅せ方で、ザ・武人!!!という感じ。

 

ナルサス役の方は初登場したときの歌がとても素敵。

このときのアンサンブルの女性の方もセクシーでした。

この方の殺陣は流れるように1対多をするなぁというのが印象的で豪快というよりは

水の流れみたいな感じ、ダリューン役の方と真逆なタイプだなと感じました。

 

ファランギース役の方、姿勢がすごく綺麗でシュッとされていて格好よかったです。

なにより歌がとても綺麗でのびやかで、それで力強くて聴き入りました。

 

アルフリード役の方は後半から登場なのですが、かなりのインパクトでした。

歌もですけれども、兵士と戦闘するとき上段連続蹴りみたいな動きされていて、

そのとき軸が崩れてなくて体術をされている方の動きに見えました、格好よかった!

 

ザンデ役の方。私は今回この方が一押しでして、原作を知らないのですが、あ、頭が

ちょっとあまりよろしくない脳筋かな…?って憎めなくて好きでしたし、ひたむきに

忠実に成果を出そうと頑張っていて忠犬のように見えたりで、その時点でとても好き。

そしてさらに魅入ったのは、歌が上手い!!!声量がすごい!!!

この方が歌うのは戦闘のときなんですが、戦闘にあったような力強さがある声で

響きました、戦場での無骨さみたいなのが表れていました。

 

カーラーン役の方はまさか途中で退場するとは思っていなくて、展開的に王子と

最後の方で戦うのかなと勝手に予想していました。

まさかあんな形で退場されるなんて…と。殺陣はこの方の殺陣が一番好きでした。

すごく安定感がありました、それだけにもっと見たかったなーって気持ちです。

 

そしてアンサンブルの方々の歌が声が重なってとても力強くて戦争をしているという

臨場感をしっかりと出されていてよかったと思います。

今回のミュージカルのアンサンブルの方々、大変だなと思いました、いろんな役を

短時間でチェンジしながら演じられている方々ばかりでしたし。

 

全体的にとても素晴らしいミュージカルでした。

原作を読んでみようという気持ちにもちろんなりました。

今日はアフターイベントでハイタッチ会があったみたいなのですが、そちらは参加

せずに時間も時間だったので帰宅してしまいましたが、演者さんのファンの方には

嬉しいイベントなんだろうなと思っています。

トークショーとかはわりと残って聞くのですけど、ハイタッチ会は参加したことは

ないですし、時間があるときなら…ぐらいの気持ちです、ここらへんがにわか感すごい

出ていて申し訳ないところだとは思いつつ。

 

観劇前に久々にマックご飯できたので!

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月見美味しかったです!!!観劇前はお腹が減るからデブ活です!!!

観劇するのでカロリーゼロ!!!本当観劇は消費するんですよね、カロリー…。

うおおおおおすげええええええ!!!!!!って静かに興奮するからだと思います!

 

素敵なミュージカル作品をありがとうございました!!!

アンケートとかはなさそうだったけど、見落としてたかな…?

どーなんだろう、一応アンケートがあるときは書くぞー!って気持ちでいます!