マーダーミステリー「双子島神楽歌」プレイ感想

9月28日、まいさんと大海さんと三人で新宿にあるRABBITHOLEに行ってきました。

18時からの回です。

公式サイトさんはこちら。

rabbithole.jp

こちらはどういうところかというと、マーダーミステリーを専門に扱っているお店。

マーダーミステリーは違うところで何度か遊んでいまして、前々からこちらにもお邪魔

したいなと思っていたので念願ついに叶いました。

遊んだシナリオはこちらです。

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双子島神楽歌。感想は後述します。

 

まず、西口でまいさんと大海さんと待ち合わせ。

マーダーミステリーは今まで3回ほど参加していますが、今回初めてソロじゃない

突入をすることになりました。すごい嬉しい。

…と書いておいてあれですが、マーダーミステリー、ソロの参加も敷居が低いゲーム

だと思います。

友達と行くのはもちろん楽しいですけれど、ソロだと周りの人が誰もわからない状態

なので、ゲームをするときに先入観なくプレイできるような気がします。

人狼でいうメタ推理が発生しないような感じ。

 

西口から地図を見て進んで、ヨドバシカメラさんの支配がすごい地域にひっそりと

お店はあります。
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このマークが目印。
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これが入り口のドアなのですが、なんかこう…龍が如くでも入れそうなビルですね!

入ってみると階段はめちゃくちゃ急です。
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階段をあがっていくとこの扉が。

この扉を開くと…素敵なスペースが広がっていました。

全体的に木材でできたインテリアでシックな感じ。

写真撮影しちゃっていいかわからなくて撮影はしなかったのですが、本当綺麗で

清潔感のある空間でした。

 

入店したら、受付で予約の確認をしてお支払いします。

こちらの公演は予約制で公式サイトさんから予約ができますが、なかなかに埋まるのが

早くてソロだと入り込めるところもあるかもしれないですが、友達と行く場合は早めに

予定を調整しないと希望のところは取れないかもです。

それぐらい人気ってことだからすごいなーマーダーミステリー。

 

時間になるまでは部屋の隅にある椅子に座って待機したり、荷物置き場に荷物を

置いたり、お手洗いをすませたり。

ゲームをする机に持っていった方がいいのは飲み物ぐらいだと思います。

筆記用具とかゲームに必要なものは全て揃っていました。

飲み物は持ち込み可ですし、忘れた場合でも少し受付での販売もあったようです。

 

時間になるとGMさんからそれぞれのキャラのシナリオがランダムで配られます。

この時間を担当してくださったGMさんからは、マーダーミステリーの経験回数も

このタイミングで質問がありました。

この回は結構みなさん初回の方が多かったように思います。

でも本当みんなすごく上手くて、根底にコミュ力がある人はこのゲームだと威力を

すごい発揮するなぁと。コミュ力鍛えたいなー…。

 

ランダムで配られたシナリオの表にキャラの名前が記述されていて、各々該当の席に

座ることになり、そこからGMさんが今回のルールを説明してくださいます。

基本的な、流れとかルールは他のマーダーミステリーと一緒だったのですが、犯人

以外も嘘をついていいというところが推理の幅を広げるなと思いました。

でもこのゲーム、基本的に犯人以外は正直に話していかないと犯人を見つけることが

すごく難しくなってしまうので、加減が難しいところ…。

 

ゲームが始まって会話をしていくのですが、今回他のマーダーミステリーとちょっと

違うのは、最初の導入をそれぞれのキャラにになりきって進めていくところ。

プロローグ的なものをそれぞれのキャラに割り振られた人が台本を読んでいくことに

なるのですが、これがあるとそのあとの自由な会話でもキャラになりきりやすいなと

思いました。

~だと思うのですがどうでしょう?みたいな第三者的な目で話していくより、実際に

そのキャラとして、~なんだけど○○さん、そこんとこどーなのよ?とか、キャラに

なりきってやった方がこのゲーム面白いと思うんです。

ただ、そういうの恥ずかしいって方もいると思うんで強要はできないのですが、

それでもこの導入があるとやりたい!って人はやりやすいかなって思います。

 

あっという間に時間は過ぎていくのですが、今回の内容としては事件の時系列の

整理とか、発見したものは説明文もですがイラストも含めてしっかり見たりとか、

全体の話し合いの時間もしっかりとりつつ、密談に偏らないようにするとかが大事

なのは、他のマーダーミステリーと変わらずですが、今回メインミッション以外の

サブミッションは、メインミッションを達成していないとクリアにならないので、

とにかくメインミッション優先で動いた方がいいのかなと思いました。

それぞれのサブミッションに必死になりすぎてると、メインミッションの方が上手く

いかなくなってしまったりする可能性もあります。
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今回、私の役はこちらでした。両儀清春。見た瞬間、SADSかな…?って思って

ました。21歳の男。名字はあれです、両儀式がどうしても頭に浮かびます。

 

ストーリーというか世界観を最初見たときはうみねこのなく頃にをちょっと思いだし、

でも実際にプレイしてみると、まぎれもなくオリジナルのすごく考えこまれている

シナリオだったと思います。

エンディングも、拘りが感じられました。それぞれの回に、その回のためだけの

エンディングが確かに存在しているというのが嬉しかったです。

マーダーミステリーの脚本を書ける人はすごいなぁ、視野が広いなぁと思います。

普通の推理小説とは違って、誰が犯人で、誰が被害者で、このときそれぞれのキャラは

こういう行動をとっていて、ここでニアミスしていて…というのを計算して考えて

いかなくてはならなくて、ゲームの428のシナリオの構造に似ていると思っては

いるのですが、それを核心部分は絶妙に隠しつつ、それぞれのキャラのシナリオに

情報を文字で落とすのってすごいとしか。

 

公演をご一緒した方々は、皆さんすごく感じのいい方で、協力的に、積極的にゲームを

プレイしていらっしゃる方々ばかりでメンバーにすごく恵まれた公演でした。

ご一緒してくださった方々、ありがとうございました!

 

ちょっと話にも出てましたが、違う回で同じ役をやった人がどういう動きをしたかとか

そういう終わったあとの話とかは機会があれば是非してみたいなぁと思います。

その点は、RABBITHOLEさんのすごい配慮があって、感動しました。

詳しくは言えないのですが、これは公演をプレイするとわかるかと思います!

 

また、今回の公演、一番大変なのはもちろんGMさん。

このシナリオ、GMさんの集中力の必要度は相当だったと思います。

ゲームがどんな展開を迎えているか、こういう展開になったからGMとしてはこうだ

という最新の注意力が必要だと思うのですが、そういった進行の部分がすごくスムーズ

かつスマートで感動しました。

このゲームを何回も見ていて、あらゆるパターンを想定していて、このゲームを本当に

相当好きでないとできないと思いますし、GMさんの進行のおかげで、プレイヤーと

して、途中で物語から現実にしっかりと引き戻されることなく、没頭して遊べたと

思っています、ありがとうございました!

 

マーダーミステリーは同じ公演は遊べず、1度きりとなっていますので、次にこちらの

RABBITHOLEさんに足を運ぶときは違う新作公演のときかなと思っているのですが、

そちらも発表がありましたら、頑張ってチケット取って、日程合わせられそうだったら

友達と、厳しそうだったらソロでも行きたいと思っています。

 

まいさんと大海さんも、突然のお誘いだったのに遊んでくださってありがとうござい

ました!また、何か面白そうなこと見つけたら声かけますので、よろしくです!