舞台機動戦士ガンダム00破壊による再生Re:Build感想

今年の2月16日に観た機動戦士ガンダム00の舞台の感想を今更書きます!

ソロで行きまして、14時からの回を観劇しました。

ブルーレイなども発売はすでにされておりまして、がっつりネタバレ感想です。

そして時間が経っているのもあって大分薄い感想かと思います…!

 

公式サイトさんはこちら。

www.gundam00.net

場所は日本青年館ホール。

よく神宮には野球観戦にも行きますので、アクセスは迷うことなくという感じでした。

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もっと綺麗に撮りたかったんですけど、屋外のポスターは難しいですね…。

私のキャラ推しは右上ですが、光の加減でほぼ見えない…残念。

 

ガンダム00が舞台になるというニュースを聞いたときにまず頭に浮かんだのは

モビールスーツっていったいどうやって表現するんだろう…キャストの方同士で

殺陣を披露する感じなのかな…それだと、モビールスーツというよりは普通の

アクションになっちゃうんじゃ…想像つかない…って思いで不安の方が強かったです。

もしかしたら映像でモビールスーツ映してその前で殺陣かなぁとも思ってました。

 

とんでもなくいい方向に裏切られました!!!

とにかく演出が最高でした。

そしてその演出を担当されているのは、松崎史也さん。

特定のキャスト推しがない私ですが、この方のお名前は演出家としてではなく、

人狼プレイヤーの方として知っていましたが、素晴らしい。

いい意味で厨二病の心をピンポイントにくすぐってくる演出、格好いいこういう演出

好きだろ!?感が伝わってくるような気がして…そうだよ、好きだよ!!!

 

で、キャストさんもちらほらと知ってるお顔が…澤田さんとか、ラッセかー!

いや、澤田さんも人狼プレイヤーとしてのお芝居しか観たことがなかったので、

とても新鮮でした。

それと瀬戸祐介さんも観劇している舞台でちらほらとお見かけするので、お名前を

覚えることができた方の一人です。

 

私の場合、作品が好きで観に行こう!って思うので、事前にキャストさんの配役、

誰がどのキャラをやるかとか全然見てないことがほとんどです。

そして、舞台もあまり近くではなくて、遠くの席から全体を見るのが好きなので、

表情とか…あと元々人の見分けがあまりつかない方なので、メイクやヘアセットが

がらっと変わるとわからないことが多く…声でも気づけないですし。

終わったあとに公式サイトさんのキャストのところ初めて見て、あ、この名前は

もしかして…ってなって、検索して、あーこのときこの舞台でもこの人観たー!

って感じになってます。

多分、推しがしっかりいる人にはない感覚だとは思う。

 

キャストさんに関しては再現度はかなり高くて違和感は全員感じなかったです。

アニメで特に好きだったサーシェスも本当イメージ通りで素敵でした。

モビールスーツでの戦いの部分以外のアニメでここ好きだったなーというところが

ちらほら舞台でも出てきたのですが、それぞれの勢力が分かれているので場面転換

激しくてついていくの大変かなーと思いきやそうでもなく。

しっかりと間が作られていて、急いでいる感じはなかったと思います。

それでも、やはりアニメは見たことがある方向けではあるなと思いました。

ちゃんと解説はあるんですけれども、情報量が多すぎて初見でだと難しそう。

 

コーラサワーマネキン大佐食事に誘うところとか、セルゲイさんとピーリスの

ティエレン前にしたやりとりで女子ピンク好きのシーンとか。

アニメでは勢力としては人革連が好きでした、大佐とピーリスの親子っぽいところが

好きでした、勝利の美酒発言もしっかり入っていました。

 

アニメを見ている方には衝撃的なのが、あの三人組の退場の仕方がアニメとは違う

オリジナル展開でした。

あれ、ここで死なない…!?ってなりましたね、そこまでが結構アニメを忠実に

再現しているなーって思いながら観ていたので。

 

そして、やはり一番感動したのはモビールスーツの表現の仕方。

キャストの方が装置に座ってそれを人力で動かして戦います。

人力です。

一歩間違えれば衝突すると思うんですけれども、これがすごく上手く動かされていて。

装置は結構大型なのでそれをモビールスーツのコクピットの座席に見立てていて、

人力で動かすことによってモビールスーツの移動になるのですが、舞台を右に左に

かなりの機動力で動き回っていました。

絶妙な間合いもしっかりととれていました、乗ってるキャストさん同士がビーム

サーベルで椅子のところでアクションするのですが、これも遠すぎたら届かないですし

近すぎたら装置がガツンとぶつかってしまいますし。

ものすごいたくさん稽古しただろうなぁというのが伝わってくるぐらいに、実際は

スムーズに動いていて、そこが一番感動したポイントでした。

ビームライフルに関しては音と共に照明が直線状に光る演出で、こちらも演出最高で

語彙力がなくなってしまう…!

 

総合的にまとめるならば、アニメ見てガンダム00好きな方にはオススメです。

いわゆる中の人ネタみたいなものはあまり出さないタイプで、ギャグ要素も少なくて

私は楽しく観れたかなと思っています。

 

でも、公式サイトさんを見るとわかる通り、キャラ紹介に一部のアニメではかなり

重要だった人物とかが出ていなかったりします。

そこらへんと主人公刹那の絡みが全く出てこないので、最終的にアニメとは全く違う

作品に仕上がっているなと思いました。

部分部分はアニメのネタを忠実に再現して、まさにRe:Buildという感じ。

全く違うものを構成した、ガンダム00だなというのが率直な感想で、民間サイドより

軍事関係者サイドに特化していて、戦闘シーンに重点が置かれているガンダム00

でした、私は戦闘があるアニメに恋愛は必ずしも必要だとは思っていないので、

この構成はかなり好きでした。

 

というわけで、本当面白かったのです!!!

ばたばたしていて感想遅くなってしまったのですが、読みたいという声をいただいて

思い出して書いてみました。