テイルズオブザステージ-光と影の正義-感想

12月6日、業後にソロで観劇してきました。

この記事は内容に関しても感想を書くうえで、ネタバレがありますのでご注意を。

 

場所は天王洲銀河劇場。演目はこちら。

to-stage.tales-ch.jp

テイルズシリーズのうちの一つ、ヴェスペリアの舞台です。

テイルズは今までにアビスが舞台化されている…というのも調べて知ったので、

今回初めてテイルズの舞台、テイステを観劇いたしました。

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こちらが、ロビーにありまして、それぞれのキャストの方のサインが書かれています。

衣装や髪型など、再現率は高かったなと思います。

 

そして、今回の舞台、もし持っているのであれば持参した方がいいものとして

ペンライトが。公式から発売されているものでも、他で使っているキンブレなどでも

いいですが、1本持っていくと公演中楽しめる機会があるかと思います。

これについてはあとで若干否定的な意見も私は書きますけれども。

キンブレの場合はメモリセットですぐに紫のカラーがつくようにしておくのが必須

かもしれません。

つける色は紫のみです。

 

この使い方については、開演前にキャストの方が説明に登場してくれます。

毎回違うキャストなのかどうかはわからないですが、カロルとリタが説明をして

くれました。あと、ちょっとだけレイヴン。

 

私はこの日プレミアムシートでの観劇で比較的前方だったのですが、私の両隣の方は

ペンライトは持っていませんでした。私も持参はしてなかったのですが、後ろの方は

結構つけていたのかもしれないです。

持っていなくても浮くということはないかもしれませんが、キャストの方からつけて

振ってー!とか客席に声がかけられるので、応えたい方は持参推奨です。

 

内容ですが、初見の方はプログラムのなかに出てくる用語の説明がありますので、

それは確認しておくのがいいかもしれません。

エアルとかブラスティアとか…いきなり言われても…ってなるかもしれないです。

 

物語の最初の噴水のブラスティアが暴走するところから始まって、アレクセイの

ところまでかなり駆け足で、途中のイベントなんかは…特にカロル先生関係イベントは

削られたりしつつ進んでいきます。

でもこのあたりは削らないと時間の尺が厳しいのは1回の舞台にまとめるなら仕方が

ないことだと思いますし、逆にこれを削ったから違和感がある!みたいなシーンは

なくて上手くまとめられているなーという印象でした。

 

ラピードがどんな風に表現されるのかなと思っていたのですが、なかなか理想的な

演出だったと思います。アクションのときすごく身軽で格好よかったですし、大事な

ところでは普通に喋っていて、でも違和感はなかった。

 

戦闘シーンはダンスバトルでした。

レイヴンを演じている方のダンスがとにかくすさまじくて、もっと観ていたいなと

思う反面、おっさんそんな機敏に動くかな…!?とも。

でも格好よかったです。

 

ゲームをしているときはレイヴンがすごい好きで、でも、今回舞台で好きになったのは

カロル先生かなぁ。演技がとにかく一生懸命なのと、リタとの絡みがテンポがよくて。

でも、リタはもうちょっとレイヴンと絡みあってもよかったかなーって思ってます。

ゲームでも結構おっさんおっさん言ってましたし。

 

パーティーキャラ以外だと、ドンのドスのきいた声と演技は圧巻ものでしたし、

アレクセイの堂々たる振る舞いも最高だったのですけれども、一番この再現度すごい!

って思ったのは、私はラゴウだったかなぁ。

まず、見た目の気合の入り方もなんですが、話し方が完全ラゴウ。

正直、舞台上にラゴウが出てくるまで、ゲーム中でラゴウが出てきたことも忘れていた

私ですが、あああああいた!!!!ラゴウ、いたね!!!!この感じだった!!!!と

思いだせるぐらいにラゴウはラゴウでした。

 

全体的にとてもよかったです、ストーリーも一人一人のキャラもしっかりたっていて。

ただ、ここからはちょっと個人的には苦手かなという部分を。

パンフレットにもあったのですが、テイステは参加型の舞台とのことでした。

その参加型の部分は、ペンライトをつけて、キャラ名を呼びかけるというものなの

ですが、これがね、なんかこう…舞台に集中できないというか。

ヴェスペリアって結構ストーリー的には重い部分も多くて、シリアスな場面は多々

あるのですが、キャラが初登場するタイミングで、大体そのキャストの方がペンライト

つけて名前呼んでもらってもいいかなー!?みたいなことを呼びかけてきます。

なんか、こう…それまで舞台に見入っていたのに、一気になんか違う世界に戻される

というか、入り込みにくいかな…と思ってしまったところがありました。

でもこれ応援上映とか慣れてる人は楽しい!!!って思うポイントだったりなのかも。

私も応援上映は行ったりしますが、舞台で、ライブパートとかでもなくて、話の途中に

観客も参加するというスタイルはちょっとだけ苦手だなと思ってしまって。

それでも、序盤の旅をしている間にキャラが登場して仲間になってというなかで、

そういった呼びかけをするのは、まぁ…なんとか、という感じだったのですが、かなり

佳境のドシリアスなクライマックスぐらいに、みんなの力をー!みたいな感じで

ペンライト点灯+声援になったときに、ええええええここでもこれやる!?って思って

しまったところがあります、それが残念だったんですけれども、テイステはそういう

スタイルだ!って明言もされていますので、これからも観ていくならそれに慣れていく

しかないなというところではあります。

テイルズ自体は好きだし、ストーリーもよかったですし、これからも舞台は観ていき

たいから、どうにか慣れたい。

でもまぁ、そういう風に思う人もいたよってことを残しておきます。

 

私が観劇した日は、公演が終わったあとにキャストによるお見送りがありました。

こちらはアンサンブルの方々はいなくて、メインキャストの方のみだったのですが、

一番前の列から1列ずつ指示があって、キャストさんの前を通り帰るという感じです。

参加されない方は先に帰ることもできたのですが、通路側でもなく、皆さん結構残る

感じだったので、私も残ってみました。

通り過ぎるときは、机を挟んでかなり近い距離で手を振ってくださるので振り返して

みたりとか、がっつり目合わせてくださるのでなかなか緊張するイベントですね…!

カロル役の方がまた来てね!とか結構気合いれてお見送りをしてくれたのは印象に

残っています。声が大きくてしっかりと聞こえたから覚えてるのですが、他の方も

メッセージは言ってくださっていたかも…!
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劇場に入る前のところにはお花が飾られていまして。

フレン役の方はキャラの外見的に黄色、白、青が多く使われている感じ。

緑のはカロル先生。緑の花ってあまり見る機会もないので、目立ってたかな。
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こちらはユーリ役の方。

紫と黒かな、テイルズの主人公にしては珍しく暗い色なんですよね。

いろんな公演にいく度に、花を見るのは一つの楽しみになってきている気がします。

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プレミアムシートだったので、プログラムとカードがついてきました。

開演前にロビーでチケットを提示することで引き換えができます。

カードの方は日替わりで、裏面にはメッセージがありました。

 

いつもA席を選択することが多く、2階だったり、後ろの方で全体を観ることが多い

のですが、今回はかなり前でキャストの方の表情とかも肉眼でしっかりわかる距離で

これはこれでいいなぁと思いました、結構緊張しますが!

特定の方のファンでもないのにこの緊張なので、推しがいる人が緊張しすぎた…!って

言うのもわかるような気がしました。

 

素敵な公演をありがとうございました!