マーダーミステリー「漆佰弐乃碧玉」プレイ感想

5月22日、オンラインでマーダーミステリーを遊んできました。

この日遊んだシナリオはこちら。

booth.pm

そがべ様制作の「漆佰弐乃碧玉」です。

最初、リアルINTが足りなくてなんてタイトルを読めなかった…!

GM様必須でプレイヤーは4人。

使用したツールはユドナリウムとディスコードで通話形式で遊びました。

 

上記リンク先にも記述があるので、中級から上級向けとのこと。

とはいえ、私の印象としては時代背景とか言葉が難しいかなという感じです。

ファンタジー現代日本が舞台のものがマーダーミステリーは多くて、歴史ものは

少ないなというイメージ。

 

私は日本史が好きなので、こういった歴史関係の作品はすごく嬉しかったです。

それも、教科書とかにばーんと載っていて誰でも知ってるという歴史ではなくて、

本当はこういうことがあったんだけれどもあまり知られていないみたいな歴史を、

教科書以外のものから学んでいくのが好きですね。

好きと詳しいは必ずしも比例してないので、私は今回の作品が史実のことを元に

している部分があるとあったのですが、その史実については知りませんでした。

作品が終わったあとに調べたりして史実の方も知れた感じです。

マーダーミステリーとしても楽しめましたし、そうした新しい知識を吸収する

きっかけにもなってくださった作品でした。

 

今回、私は細めの男役を担当いたしました。

今回のキャラクターは全員男性なので変に選ぶのに緊張しなくて楽だったかな。

どうしても未だに同性キャラのロールプレイが苦手意識があって、異性キャラを

選べるものなら選びたいという思考がありますね。

それはマーダーミステリーを始めたときはちょっとそう思うだけだったのですが、

作品を重ねていくごとにその気持ちは大きくなっていっています。

自分がプレイヤーとキャラをざっくり切り離して考える型のタイプなので、異性の方が

割り切って動きやすいなというのと、同性の恋愛の価値観がわからなすぎて進めるのに

支障が出ることが多くて異性キャラを選んでいます。

もちろん、GM様によっては性別固定で募集かけてたりしていて、それはそれで

GM様の意向なのでいいと思うのですが、個人的に思っているのはそういう場合は

募集の段階から言ってくださる方だと嬉しいなぁと思います。

日常生活で普通の女性のロールプレイをして疲れてるので、マーダーミステリーの

ときは男性役やりたいって気持ちも正直…ありますね!!!

普通の女性ロールプレイ本当難易度高いんだぜ…。

 

作品の感想としましては、ユドナリウムがすごく豪華!!!

歴史もののシナリオを遊んでます!って感じがすごく出ている。

そがべ様の作品は少年少女Aの独白も通過済なのですが、キャラの心理についてとても

繊細なシナリオで、人の気持ちに疎い私は悪戦苦闘することが多いのですけれども、

今回は人の気持ちもなんですが、とにかく時系列も難しかった。

時代が時代なので…という感じですね。

情報量は結構多いです。しっかりメモを用意して臨まなければというぐらいには。

 

自分の動き方については、このときユドナリウムでの探索がめちゃくちゃ運よくて

びっくりしました。ここで今月分の運は使い切ったな…ってぐらい。

たまにそういうことありますよね、自分が手に入れたいとか自分がもって隠して

おきたい情報がすっと舞い込んでくること。

 

演出も、あれには驚きましたし、GMを今回るーた様がしてくださったのですが、

その誘導がとても素晴らしくて、作品に入り込めました。

るーた様にGMをしていただいたのは2回目なのですが、とても丁寧。

解説のときも、シナリオにセットされてるものではなくて、ご自身の言葉でそのときの

プレイヤーの動きをしっかりと見て解説に含めてくださるの、感動しました。

 

マーダーミステリー初めての方にはオススメはしませんが、日本史…特に幕末から

明治維新のかけての激動のあの時代が好きな方にはどこかのタイミングで遊んで、

この元ネタについても合わせて知っていただきたいと思える作品でした。

 

同卓してくださった方々も、ほとんどの方が前にもご一緒したことがある方でした。

みなさんすごいいい方で、上からガツガツ言う方もいらっしゃらなくて楽しく遊ぶ

ことができました。

 

改めまして、GM様、同卓してくださった皆様、ありがとうございました!

またご一緒していただけたら嬉しいです!