「僕らは天才探偵部~富豪殺人事件~」プレイ感想

7月7日、オンラインで1つゲームを遊びました。

今回はらんささんが募集をかけてくださっていたのに滑り込んで参加させていただき

ました。

 

遊んだものはこちら。

booth.pm

メッツ様制作の「僕らは天才探偵部~富豪殺人事件~」です。

プレイヤーは4人を推奨。少なくても遊べるみたいですが、遊んでみて4人いる

情報量だなと思いました。

使用したツールはディスコードとユドナリウムで通話形式です。

 

まず、こちらはマーダーミステリーではないです。

いや、名前の通り人は死ぬのですけれども、プレイヤー側に駆け引きをすることや

やましいことは一切ありません。

プレイヤーで協力して殺人事件の犯人を推理しようというゲームです。

だからといって、謎解き公演のような感じでもなくて、必要なのは情報をいかに

しっかりと整理して、人から話を聞いて共有していくかだと思いました。

 

マーダーミステリーではないのでプレイヤーにロールプレイなどは必要ありません。

まぁ、つけることはできますし、それこをプレイヤーを自分好みに設定することは

全然できるとは思いますが、そんなことをしている余裕は遊んでいればなくなります。

 

プレイヤーはそれぞれ情報を手に入れてそれを共有することによって推理をしていく

わけなんですけれども、高得点を目指したくなるとかたくなにしたくないことが

出てきてしまって、そこに意地をはってるとなかなか共有が難しくなります。

でもその難しいなかで真相にたどり着けたらすごく気持ちよさそうだな、と。

 

情報量もかなり多くて、ユドナリウムを使うのですが、もうびっしりばっしりという

感じです。しっかりとメモしたとしてもそれを頭の中で整理していくのが結構

大変でしたね。

 

でも、この作品、楽しみながら練習にもなると思っています。

マーダーミステリーのときに人から聞き取った情報をメモする練習。

私はメモがとても下手なのですけれども、今回こちらで遊んでいたら、かなり

ぎっしり書いていました。頭の中であとで整理するには書かざるをえない!という

ぐらいに色々なことが出てきます。

 

最後に、全員で回答を考えるのですが、これもしっかり考えていないとできない。

さらに一応ゲーム側から指定されている時間でやろうとするととてもじゃないが

全然回答が完成しない。

そんなとても難しいバランスだったのですけれども、これがめちゃくちゃ簡単だったら

楽しかったわーぐらいで終わってしまったと思います。

でも難しかったからこそ、一緒に遊んだ人と情報共有したり、思っていることを

もしかしたら何かほかの人の気づきに繋がるかもと話してみたりして、協力して

真相にたどり着こうという工程が生まれました。

このあたりは公演型の謎解きでも重要かなと思うのですけれども、この作品は謎解き

とは違ってひらめきではなくて、しっかりとした情報整理が重要でした。

 

また、マーダーミステリーで相手を疑うことがちょっと怖いなという方で、でも推理は

好きという方にはとてもオススメです。まず、ギスギスしない造りだと思います!

こちらの作品を私はツイッターで知ったのですけれども、大体マーダーミステリー

界隈の方から流れてきていたとう感じなのですが、マーダーミステリー好きな人は

楽しめる人多いですし、そうではない推理小説好きの人も楽しめると思います。

マーダーミステリーをやったことがなくて、こちらの作品に触れるという方も知る

きっかけは人によって違うと思いますので、いらっしゃるかと思いますが、そういう

方にはマーダーミステリーも楽しいよ!!!って勧めやすいかなと思いました。

つまり、マーダーミステリー興味あるけどやったことなくてちょっと怖そうと思って

いる方とこちらで遊んで楽しいってなったら、じゃあマーダーミステリーも大丈夫

だよ!って布教いけるんじゃないか!?という邪な気持ちが心に。

 

情報を自分の目で見るのと人から聞くのってかなり違いますね。

どんなに上手い説明の人であっても、自分の目で見た方がどうしても印象に残って

しまうなと思います。自分で目視で確認したぞ!という安心感があるのかもなー。

 

今回は、マーダーミステリー界隈の方々とこうした協力ゲームを遊ぶことができて

なかなか貴重な体験だったと思います。

開催してくださったらんさ様、同卓の皆様ありがとうございました!