マーダーミステリー「鬼哭館の殺人事件」プレイ感想

12月13日、オンラインでマーダーミステリーを遊びました。

 

遊んだ作品はこちら。

groupsgr-kikokukan.wixsite.com

グループSGR様制作の「鬼哭館の殺人事件」です。

プレイヤーは7人。

GM様は公式様からはいなくてもいけるとありますが、私はこれはいた方が円滑だと

思いますし、今回はGM様ありで遊ばせていただいているんですが、いてくださった

からこそ、プレイヤーとしてキャラを集中して遊べたと思っております。

オンラインで遊んだので、使用したツールはディスコードとユドナリウム。

通話形式です。

 

オンラインの販売はこちらです、簡単なQ&Aも記述があります。

booth.pm

こちらの作品、結構な人数が遊ばれていて、ふせったーで皆様感想を書かれている

みたいですので、私がここで書く感想は本当ふんわりしたものです。

ネタバレなし感想ですので。作品に関係ない部分の感想が多いのもいつものお約束。

 

まず、大正浪漫というだけで飛びついてしまいます。

大正浪漫!そして探偵がいる!これだけで私のテンションはもう最高潮でした。

 

私が担当したキャラは将校でした。

これも第一希望でした。なんといってもミリタリー好きなので、やるならここが

いいなと思っていました。

それから作家や探偵もいいなぁと狙っていましたね。

 

遊んでみての感想は、難易度的には全然初心者の方でも楽しく遊べると思います。

初心者と上級者が混ざっても、ロールプレイに比重を置く方々ばかりならかなり楽しく

世界観に入って遊べると思います。

というより、こちらの作品はロールプレイをたくさんする方とかそうでもない方とか

どれぐらいロールプレイを重要視しているかという度合いがあった人で遊ぶのが一番

楽しく遊べるのではないかなと思いました。

 

個人的に気になる点としては、自分のPCスペックの問題もあるのですが、PDFの

ハンドアウトがなかなかの重量級なので、スクロールが重たいのと、ユドナリウムの

盤面もそこそこに重たかったかな。

 

動き方としてはかなり自分的には満足のいく結果ではあったと思います。

立ち回り的に苦手なことが多かったけど、今日はわりと頑張れた気がしています。

 

あとは、今回のご一緒した方々についてと、自分がふと思うことなんかを書きます。

GMはシキさんでした。

シキさんとは以前ロールプレイ重視のマーダーミステリーLYCANでもGMをして

いただいていまして、というよりそれが初めましてだったのですが、私は…忘れて

いたのでした…シキさんが、イケボ枠なことを。

それ以来、何かとオネエロールプレイの印象が強いシキさん。

すごくイケボと再認識し、またロールプレイっぽさもいれつつの進行がとても上手い

方でして、LYCANのときも感動したのですけれども、今回も感動。

 

そして、他の同卓のプレイヤーの皆様のロールプレイがとにかくスキルが高い。

私もロールプレイしなければ!!!と意気込んではいったのですが、どの作品でも

何か台本があって読み合わせをしましょう~系のときは頑張って雰囲気を作るぞって

準備をしたりは一応します。

でも、議論になっていくと、普通に犯人だったら逃れるために必死で話しだしていて、

そうでなければ必死に推理するために色々質問したり答えたりして、ほぼ素になり

やすいところがあります。

すぐロールプレイ剥がれちゃう…という。

それが、今日の方々皆様議論中もしっかりされていてすごかったのです。

私も、議論中でも剥がれないようにしたいな…!

 

あと、私が思ったのは。

キャラに感情移入して悲しんだり、思いにふけったり、泣いたりってすごい。

私はそれが圧倒的に足りてないと思っています。

なんだろう、今回も素敵な物語だったのです。でも、自分の心を揺さぶられることって

本当少なくて、素敵だったな…!と思っても、心をがちっと掴まれて、ぐらぐらと

させてくる、情緒を壊されるにまではいかない。

淡泊な人間なんだなぁ…と、情緒を壊している方々を見ていると思うのです。

 

マダミスの場合、あらかじめ自分が作ったキャラじゃなく用意されているキャラだから

というのもあるんですけれども、そのキャラの立ち位置にたって考えるか~とかは

できても、それで情緒までもっていかれるということがないんですよね。

冷静にみてしまう…感受性が足りないなとは思っています。

他のキャラに対してクソでか感情というやつをなかなか抱けない。

 

TRPGでもそうですね、CoCをやって、自分の心を揺さぶられてクソでか感情を

もってしまって情緒が…となったこと、あまりない。

他のPCを生還させなくちゃという気持ちにはなっても、PLが冷静でいたりとか。

それでも記憶にある限り一回だけとんでもなくPLもPCも崩したことがあって

あれがクソでか感情というやつなのか…?と、今までにないものを発見したような

感覚があったこともあるんですが、あれが貴重なんだな。

 

だから、今回の回で、エンディングが終わったときに情緒を崩している人が数人ほど

いらっしゃって、すごいなと思うと同時に、ちょっと羨ましかったなぁ。

私も、それぐらい入り込みたいし、感受性が豊かになりたい。

マダミスでもCoCでも、登場するNPCやPCを気遣いつつも、いつもギミックの

ことを先に考えてしまう思考回路ではあるなと思っています。

自分のなかの例外にたどり着きたい、情緒めちゃくちゃになるものにマダミスでも

CoCでも巡り会いたいものです。

 

かなりメインからずれてしまいましたが。

こちらの作品、みんなで一つの物語を楽しむが最大のポイントだと思います。

エンディングにたどり着くまでに、何を思ってどう行動するのか、キャラの背景と

心情を考えて大正浪漫の舞台に身を自分なりには投じたつもりなんですけれども、

他のプレイヤーの方のキャラへの憑依合体がすさまじかったな、そう思う回でした。

 

それもあって、数々の素敵なロールプレイとムーブを浴びることができて、長い時間

だったのですが、長く感じずあっという間にも思えました。

皆様からすごくTRPGの民っぽさを感じ取りましたね…!

 

またどこかでご同卓できたらとても嬉しく思います!

全員素晴らしかったのですが、特に私はメイド長さんの方のロールプレイが大好き

でした!

GM様、同卓の皆様、ありがとうございました!