マーダーミステリー「夕景」プレイ感想

1月20日、オンラインでマーダーミステリーを遊びました。

 

遊んだ作品はこちら。

booth.pm

そがべ様制作の「夕景」です。

プレイヤーは5人、GMは遊ぶ環境によっては必須です。

今回はユドナリウムとディスコードを使用して通話形式で遊びました。

 

マダミ屋というアプリを使って遊ぶ場合はGMが不要のようです。

そちらがどんな感じなのかはわかりませんが、GM不要であればプレイヤーの5名を

集めれば遊べるので手軽さはこちらの方が上かもしれません。

 

ただ、私は今回この夕景をGMありで遊べてよかったなと思っております。

上記のサイトにも記述があるのですが、GMの方にロールプレイや判断能力が求め

られます。

夕景をすでに遊ばれた方にGMをしていただくことで、GMの方も今回のシナリオに

欠かせない役割として物語の深みは増すと思いました。

私が遊んだときはアッシュさんにGMをしていただきました。

アッシュさんのお声落ち着いていて、聞き取りやすくてとても好きでして…!

最近よくお世話になっております。

 

プレイ時間自体は1時間程度と短めではあるのですが、これは感想戦が盛り上がる作品

だと思いました。

盛り上がるというよりは、話の内容をしっかりと全員で振り返って余韻を噛みしめる

タイプの作品だなぁと。

 

「生きる」物語でした。

VRという世界も出てくる話。

「生きる」は人によって全然意味が違う言葉だと思うのですけれども、このシナリオを

遊び終わったときに、もちろん遊んでいる最中はキャラとしての気持ちを大事にして

いたのですが、自分自身についても見つめ直すことになる作品でした。

だからこそ、感想戦のときは余韻を噛みしめる感じになりましたし。

 

感想戦って、ロールプレイをしている状態がふっと溶けてプレイヤーに戻っての会話を

する時間で、お疲れ様でしたー!みたいな空気になって、それまでシナリオによっては

しんみりしていたりすると思うんですけれども、それがなくなってプレイヤー同士で

あの役大変だったよねーとか、あの役自分だったらそんな風には立ち回れないなーとか

そういう話をすることが多くて。

でも、それももちろん楽しいのですが、感想戦になった瞬間にすぐにそれが出てこずに

作品の余韻が重くのしかかるタイプの作品、好きだなぁ…って思ってます。

そういうときって口を開くまでが重いのですが、それは決して楽しくなかったとかでは

なくて、噛みしめすぎてて言葉出てこないんですよね。

そんな噛みしめるのなんて解散してからにしろ!というのもあるかもしれませんが、

終わったと同時に緊張から解き放たれるのと余韻で最初に出るのがため息とかもよく

あります。

 

この夕景はまさにそんな作品でした。

そして、関係ないですがこの作品で初めて「せきけい」という言葉を知りました。

夕焼けとはまた違うのですね、夕方の景色であれば夕景なんだなと。

オレンジの夕方の空も好きだけど、少し青と赤が混じったような夕方の空が好き。

 

こちらの作品は発表されてから結構月日は経っているのですが、機会をずっと逃して

しまっておりました。

今回遊べたこととても嬉しく思います、GMのアッシュ様、同卓の皆様ありがとう

ございました!