マーダーミステリー「英国探偵とウォルターの遺産」プレイ感想

10月9日、オンラインでマーダーミステリーを遊びました。

 

遊んだ作品はこちら。

booth.pm

demi様制作の「英国探偵とウォルターの遺産」です。

プレイヤー人数は6名、GM様必須。

使用したツールはディスコードとココフォリアで通話形式で遊びました。

 

まず、なんといってもこのシナリオの特徴といえば圧倒的なプレイ時間。

6時間プラス感想戦って…すごい時間ですよね、よくよく考えれば。

体感時間としてはあっという間だなとは思いました。

が、終わったあとにどっと疲れはきますね。なので、余裕をもったスケジュールで臨む

べきかと。

 

舞台は英国。キャラクター名もカタカナ。

ですが、こちらに関しては6時間やっていれば覚えていきます!!!

特別な英国知識も必要ないです。

boothの概要に世界観や人物背景に没頭したい方にオススメとありますが、英国知識

全然なくても世界観は充分把握できると思います。

 

キャラクターの配役については何になったかはふせます。

本当何を言ってもネタバレになるので感想が難しいところ…。

ただ、情報処理を楽しめる方にオススメというのはその通りだと思いました。

シナリオ概要にゲームの特徴など記述できるものは記述されており、ここに書いてある

ものが苦手な人には向いてないよってことをしっかりと伝えてくださっているなとも

感じました。

いざ始まってみて苦手…!ってなったら、6時間はきついと思いますのでね…!

 

ただ、本当に微妙なところで残念だなって思ったのは、概要の「確白探偵」って記述が

少しひっかかってはいました。

そうか、今はマーダーミステリーでも「確白」って単語普通にあるんだなー…って。

議論中に言うわけではないですし、概要だからそれがマーダーミステリーの単語として

認識されてきているならいいのかなとは思いました、が。

 

ちなみに議論中に白とか黒とかグレーとか言われるのは相変わらず苦手ですね。

つい先日そういう卓があって、普通にグレーとか言ってんじゃねぇ、クソが!!!って

心のなかでは思っていました、声に出していることとしては「グレーって何か色が

わかるところがあるんですか?」ってキャラとして言っていますけれども。

ただ、確白という言葉が浸透していたとしても、概要にそのまま載せるのが少しだけ

私はもやっとするところがあるなぁとは思いました。

 

GM滅多にしないのですが、ルール説明や感想戦のときにGMとしてはできる限り一部

でしかわからない用語というのは使いたくないなと思っているのと、使わないGMさん

が好きだなっていうのもあります。

感想戦でPLさんがそういった用語を使うのは個人的には嫌ですけれども、禁止する

のは横暴かなと思っているのでそれは自由という認識ですが。

確白だと2文字にまとめられるなとは思うのですが、長くても私は「絶対に犯人では

ないとシナリオから指定されている探偵役がいる」って説明したいなというところ

です。

 

話が逸れてしまいましたし、概要についてのことで、全然内容に触れていない感想です

が、そもそも内容には触れられないので…!なかなかに歯がゆい。

体感した感想としては「充実していた」だと思います。

 

シナリオの内容については触れられないので、今回ご一緒した方々について少し。

実は、こんな長時間シナリオだったのですが、知っている方はGMさんのみという卓に

参加表明して遊んで参りました。

なので、初対面という意味でめちゃくちゃ緊張してお腹痛くなったりしていた部分は

あります。

皆さんすごく世界観を大事にしてくださる方で、それこそ上述した用語などは使われ

ない方だったのと、心情を読み取っての動きをされていると感じる方々ばかりでとても

恵まれたメンバーで遊ぶことができたと思っております。

 

この作品のGMはかなり大変だと思います、処理…という意味でもですし、何より

長時間の体力が。

フォロワーの綾部さんがGMをしてくださったのですが、すごく丁寧に進行をしてくだ

さいました。

あと開始前に色々とご配慮いただきました、ありがとうございます…!

 

ということで、気軽に皆さんに面白かったのでオススメですとは言えない…楽しかった

のですけれども、時間のことを考えると気軽には言えないんですよね。

でも、時間に余裕があって重量級のものが好きな方は是非。

何が何でも知ってる人たちで遊ぶのを推奨というものでもなく、オープン卓でも問題

なく遊べるような作品になっていたのではないかなと。

普段からオープン卓でばかり遊んでいるからそう思うのかもしれませんが、boothの

注意書きに仲のいい方と遊ぶのを推奨などはないので、体験したい方は募集の飛び

込めるところに単身で飛び込んでも問題ないと思いました。

 

GMをしてくださった綾部さん、同卓の皆様ありがとうございました!

同卓してくださった方々ははじめましてからいきなりの重量級を共に過ごした戦友の

方々だと思っております。

また是非どこかで機会がありましたらご一緒させていただけたら嬉しいです…!