マーダーミステリー「ぼっちさん」プレイ感想

11月18日、オンラインでマーダーミステリーを遊びました。

 

遊んだ作品はこちら。

booth.pm

天華地光様制作の「ぼっちさん」です。

プレイヤー人数は4~5名、GM様必須。

使用したツールはディスコードとココフォリアで通話形式で遊びました。

 

こちらの作品、タイトルからして随分と攻めた作品だなぁ…と思って気になっていたの

ですが、プレイヤー人数の部分からして少し始まる前から懸念事項がありました。

4~5人という記述があるとどうしても1キャラクターいわゆるバッファキャラという

いてもいなくても成り立ってしまうキャラというのがあるのかなという想像ができて

しまって、個人的にそのキャラだってわかったときに少しもやりとするものがあること

から、人数可変式に対して警戒心が正直なところありました。

人数によって内容に違いはないとあったのですが、遊んでみるまでは信じ切れていな

かったです。

が、実際、内容に違いはないです。

でも個人的にはプレイヤー5人の方が楽しいかなぁ…とは思いますね。

 

またこちらの作品は難易度があります。

難易度があるとやっぱりある程度マーダーミステリーをやっていると一番難しいのが

気になってしまうと思うのですが、終わったあと話を聞いてみて思ったのは最高

難易度の「鬼」は選ばない方がいいと思います。

なんというか、ゲームのなかでキャラクターとしての立ち居振る舞いとかそういうのを

気にして没入感高く遊びたいのであれば選ぶべきではないという感じですね。

あと、ヒントモードについては軽率に見ちゃいたいって人と絶対見たくないって人は

二極化していると思っていて、それを見る見ないで本来の議論とは違うところで話し

合いになりがちかなとは思いました。

 

途中でゲームオーバーになる可能性もあります。

その場合はプレイ時間が結構短くなってしまいますね、私自身が間違ったのなら途中で

終わっても全然オッケーという人間なので抵抗がないのですが、なにがなんでも最後の

ところまではいきたいというタイプの方は参加に注意が必要かなと思います。

まぁ、可能性…ということなので、ゲームオーバーに理不尽になるというわけでは

なく、そのあたりについてはちゃんとルール説明があるので、途中でゲームオーバーに

ならないようにプレイヤーの皆さんで頑張っていけば多分…なんとかなる、と思います

けれども。

責任は負えないのでゲームオーバーにはならないでしょう!とは言えないですが。

キャラクターに関しては「交友」を選ばせていただきました。

これに関してはどうしてもこのキャラクターになりたくないなというものが一つだけ

あってそこをなんとか色々あって避けることができてよかった…本当にありがとうござ

います。

私の場合は今回諸事情で避けられておりますが、そうもいかない場合もあると思います

ので、苦手だって思ったりする配役がある可能性は大いにあると思っております。

なので、少しでも苦手そうだって思ったら遊ぶのを避けておいた方が賢明です。

 

コンプレックスを取り扱っている作品なのですが、学生時代というのはどうしても

周りと比較してしまってコンプレックスはもってしまいがちですね。

私は今でこそ自分大好き!ってなっていますが、学生時代はそんなこともなかったので

今回の作品で扱うコンプレックスは見目、交友あたりが特にコンプレックスでしたね。

なので、交友をやらせていただけたのは嬉しかったですね!

色々思いだしはしましたが。

 

作品を遊んでみての感想は、楽しさは確かにありましたが、マーダーミステリーと

しては大分変化球の作品だと思いました。

しっかりとマーダーミステリーをしていたかというよりは戦略ボードゲームをしていた

ような感じですね。

印象には残りやすい作品だと思います。

 

ハッピーエンドが存在しないと明言されているので、そのあたりも苦手な人は注意

です。

色々と注意と書いていることからお察しのとおり、かなり人を選ぶ作品です。

リリースされてから結構経ってしまっていたので、人を選ぶ作品…難民になるかもしれ

ないなと思っていたのですが、今回こうして遊ぶ機会をいただけてとても感謝しており

ます。

 

GMはユグドラシルさんという方がしてくださいました。

おそらくなにかしらで一度お見かけしたような気はするのですが、なんだったかを失念

してしまっていて。

すごく手のこんだ演出もしてくださっていて、作品への愛もしっかりと感じました。

プレイヤーの方々もほとんどの方が話やすく波長も合う方だったのでよかったのかなと

思っております。

同卓いただきありがとうございました。