マーダーミステリー「つわものどもが夢のあと」プレイ感想

12月22日、オフラインでマーダーミステリーを遊んで参りました。

 

遊んだ作品はこちら。

booth.pm

青鬼才様制作の「つわものどもが夢のあと」です。

プレイヤー人数は8名。

 

今回の感想ですが、作品の感想が2割、そして私の野球語りが8割です。

とにかく野球を語りたくて仕方がなくて。

多分本当に野球好きの人からみたらまだまだにわかなんですけれども、それでも野球が

好きな気持ちはあるのでせっかくだからそれを語りたい。

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この作品が遊べるようになりました!という告知が出たときに、なんとしてでも遊び

たい気持ちが先走っていてオープン公演でも貸切に混ぜていただくのでも、もしくは

自分で貸切を企画するまである、それぐらいやりたい!!!って気持ちに駆られて

いて、ひたすら自分の予定とオープン公演の日にちをすりあわせて合わない!って

なってみたりしていたのですが、フォロワーのズミさんが貸切するという話が飛び

込んできて反射的に参加表明していました。

そのころもう12月の予定なんてほぼほぼ空いていない常用だったのですが、無謀にも

集まってからの日程すりあわせチャレンジに参加し、奇跡的に参加できることに…!

普段は日程決まっているところに貸切でもそうでないと飛び込まないのですが、本当に

どうしてもいきたくてわりと無謀な日程でありつつも参加させていただていました。

候補日少なくてご迷惑をおかけしました…!

 

さて、突然ですが。

私は野球が好きです。

最初に野球を観たのは父親に連れられてでした。

都民なので、神宮球場へスワローズの試合を観にいったのが最初でした。

当時は本当に幼少期でルールもよくわからず、球場の音がかなり大きく感じ、ろくに

試合も観ていなかったと思います。

でも、家のテレビで観ているうちに野球を応援したいよりはやってみたいという気持ち

が大きくなって野球やりたい!みたいな話をしたのは覚えていて、父親がわりと

なんでも望むことを叶えてくれていたので少年野球に入っていたのでした。

 

そのころから私の憧れはキャッチャーなんですけど、キャッチャーってやっぱり肩が

強くないとなところもあり、このなで肩選手権にノミネートされそうな肩では無理of

無理だったのです。

キャッチャーが好きになったのは、グラウンドで誰よりも周りを見ないといけない

ですし、危ないときはマウンドに集まって話し合いをするようにして作戦を伝えたり、

グラウンドの監督のような立場で頭の回転がよくないとできない。

そこに魅力を感じていました。

 

キャッチャーって苦しい役回りでもありますし、痛いことも多いですし、野球をあまり

観ない人がやりたい!って思うポジションではないかなとは思っています。

でも、キャッチャーはいいぞ!ってことを私は伝えたい。

配球を決めてバッターが打ち上げたのをキャッチャーマスクを外して追って自分で

キャッチするという瞬間はガッツポーズも出るものです。

それはピッチャーが三振をとることに比べたら、地味なことかもしれないんですけれ

ども、そのキャッチャーフライのアウト1つってとても大事で丁寧に丁寧に処理しない

といけない。

ときには球審を押しのけてでもボールを追う必要だってあります。

 

そんな守りのときに輝くキャッチャーですが、最近は打てるキャッチャーという言葉も

でてきて、実際キャッチャーがクリーンナップ(3、4、5番)に入っていることも

ちらほら見ます。

相手のピッチャーだってキャッチャーに投げるのって4番に投げるのと同じぐらい緊張

しますし、投げにくいなって思うんじゃないかなって。

キャッチャーも俺がこの場面だったらこういう配球とるなとか考えるでしょうから

そこはもうよみあいがすごいと思っていて、完全によんでホームランなんて出た日には

それはもう華麗にバットを投げて悠々と歩いて1塁いきたくなるものです!!!

 

…とここまで語ったのですが、好きな球団は広島東洋カープです。

なので、なかなかこちらにくるときでないと試合を現地には観に行けないのですけれ

ども、それ以外のときはマダミスなどの予定の時間までテレビで中継は欠かさず観て

います。

野球がない時期は寂しい…というわけでもなく、キャンプの様子だったりを確認したり

しながら開幕を待っていますね。

 

甲子園ももちろん好きです、こちらはずっと智辯和歌山を応援しています。

最初のきっかけは選手のプレーではなくて応援でした。あの魔曲にやられたクチです。

毎年毎年、和歌山大会を追いかけ、甲子園に出場するものなら仕事中ですらチェック

して応援していますね。

最近はPCでもライブ中継が観れるので本当に助かっています!

 

………と、全然マダミスの話をしていない。すみません。

今回ですけれども、開始前に自己紹介があったのですが、自己紹介でもこれずっと

永遠に野球の話していられるな…ってなったので危なかったですね。

このままマダミスの時間を野球トークで塗りつぶすところでした。

 

やりたいキャラは性格ではなくてやっぱりポジションで決めたくなってしまって、

キャッチャーかセカンドがやりたいなぁという気持ちでいました。
副主将とあったので大丈夫かな…読み合わせとかあったときに運動部らしい声出せるかな…という不安はありましたけれども、でもやりたい気持ちの方が勝って、選ばせて

いただきました。

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結論からいえば、運動部っぽい読み合わせみたいなものはそんなに心配しなくて大丈夫

です。

でもやろうと思えば実際の議論の間にも充分そういったロールプレイを挟むことは

できると思います。

 

また、野球を知らない人に向けてもとても詳しい解説がありました。

野球を知っている人でも、その解説をしっかり読んで、そこにあるものを使ってゲーム

を遊ぶことが推奨されます。

ついついリアル知識があると無意識にこれって…ってなりがちですが、そうならずに

用意された野球ルールガイドが今回のシナリオの野球の全てだと思って臨むことが推奨

されています。

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こちらのシナリオですが、キャラは高校球児。

そして甲子園にいこうと目指している野球部で起きる事件です。

野球をテーマにしたシナリオ、初めて遊んだのですが、やっぱり好きな題材だという

補正は若干あるのですが面白かったです!!!本当に体験できてよかった。

 

まず、ハンドアウトの文章。

これがとても頭に入ってきやすい。小説を読んでいるような気分でした。

文章量もそれなりに多かったです。

 

ゲームのシステムも今までにないものでした。

GMさんがいろいろ大変そうだなとは思ったのですが、プレイヤー側としてはすごく

タイミングに気をつけてやっていかなければという風に慎重になったりすることもあり

ながら議論が進んでいきました。

 

エンディングに関しても、結構がっつり心にくるものでした。

絶対いいエンディングじゃないと!っていう気持ちでいくより、野球部の一員として

この時間を頑張るぞ!って気持ちでいった方がいいかもしれません。

人によっては立ち直れないぐらいに心にダメージがくるかもしれない、けれどそれが

心地よいと感じる人種なので私は今回のエンディングを全力で受け止めました。

 

解説もスライドを使った解説でとてもわかりやすかったです。

今回GMをしてくださったのはえなみんさん。

前にもズミさん企画貸切のときにGMをしていただいておりまして、シナリオを始める

前に貸切であっても自己紹介をする時間を設けてくださるのがとても嬉しいなって

思っています。

オープン募集だと高確率で知らない人ばかりになりますが、貸切でもどなたかの企画に

集まっていると企画主催の方以外ははじめまして同士のところもあるので、自己紹介を

するだけで終わったあとに雰囲気が和やかになるのでとても助かります、終わった

あとにツイッターでフォローしやすいなとも思っています。

(最近やっとできるようになったのですが、遊んだ方を自分からフォローするのめちゃ

くちゃ緊張するので…!)

 

野球を知っている方はやっぱり好きなものが題材というだけで嬉しさはあると思います

し、野球を知らない方でもしっかりと楽しめるように工夫がされていますので、多くの

方に知ってほしい作品。

心にくる重さに耐えられる方であれば是非!!!

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今回ご一緒した方は、知っている方とはじめましての方が半分ずつぐらいだったの

ですが、皆様紛うことなき高校球児でした。どんな結果であろうとも試合は終了したら

結果を受け止めるものだと思います。

私達の3時間ちょっとの試合は私達だけの思い出になったと思います。

 

ありがとうございました!

またどこかでご一緒できるときを楽しみにしております!