マーダーミステリー「異能特区シンギュラリティ」プレイ感想

12月14日、オフラインでマーダーミステリーを遊びました。

 

遊んだ作品はこちら。

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イキザマエンジン様製作の「異能特区シンギュラリティ」です。

プレイヤー人数は7人、場所は都内某所にて。

 

この作品、私はものすごく楽しかったんですけれど、ですけれど……!

その前置きをしつつ正直に書いてしまうと、好き嫌いすごく分かれると思う。

まず大前提として上記画像にもある通り全員中二病です。

中二病、という単語についてはもうかなり一般的な単語になっていると思うので意味が

わからないという方は少ないのかなとは思うのですが、意味がわかるかどうかではなく

中二病のキャラの役割を担当すること、さらに言えばこの作品は演技をした方が楽しく

遊べる作品でしたので、演技をすることを楽しめる人でないと「なんだか忙しくてよく

わからないままに始まって終わった」ということになりかねません。

 

とりあえず遊んだことがないマーダーミステリー作品だ!遊んでみよう!という感覚で

遊ぶよりは中二病だと!?私の中二病を発揮するときがきたようだな!ぐらいの気持ち

で臨める人推奨だと思います。

さらにハードルをあげてしまうのですが、中二病とひとくくりにまとめてもいろんな

タイプの中二病がいると思っていて、どのタイプが好きかって人それぞれで。

中二病オールラウンダーの人もいますし、ファンタジー中二病が好きなのかサイバー

中二病が好きなのか……どの分野が得意か、その逆で苦手かもあると思います。

このあたりも、合わせられたら合わせることを推奨。

そういう意味ではオープン卓のハードルが結構高そう。ただ遊ぶだけだったらできる

とは思うのですが、満足のいく、完全燃焼のロールプレイをして遊ぶとなると安全な

立卓方法はどのキャラをやりたいかを表明しながら貸切卓をたてることかなぁと思い

ます。

 

と、ここまで後ろ向きなことから書き始めてしまったのですが、私はこの作品とても

楽しく遊ばせていただきました!!!

それはもうただただキャラが好きだったというのも強いのですが!

私が担当したキャラはこちら。

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朱雀院乱麻です。

………このノリなんです!!!だから、多分好きな人は好き、合わない人は合わないが

すごくあると思う。

このキャラもどうしても頭に何かがよぎると思うのですが、逆によぎらない人が担当

するとどうなるんだろう……と私は思っている。

 

もちろん、元ネt……いや、なんか頭によぎるものがないような、その場で「あぁ…、

なるほどこのタイプね、把握」ってできるようなキャラも多くいます。

この作品、とにかくキャラ選びでミスマッチを起こさないことがかなり重要な作品では

あるなぁと思いました。

 

そして、始まってからの印象はというと、忙しい。

どのキャラでもあっても「うおぉぉぉぉぉ!!!い、忙しいぃぃぃ!!!」となること

でしょう。

よく言えば情報量が多く頭の中で整理していく時間が楽しい、悪く言えば忙しない。

ルールについては複雑……とまではいかないけれど、一人一人がしっかりと把握して

動いていく必要があります。

7人がそれぞれ行動をしていくのですが、かなり処理も多めでGMさんも全てを把握

できるものではないと思いますので、始まる前にしっかりとルールは把握し、始まって

からについてもミスがないように迅速に動いていくことが求められます。

このルールについては相性がいい人、悪い人はいると思う。

私は面白いなと思いつつ、相性としては悪かったかもしれない。

ちなみに、全然別作品であの作品のルール好きだった方はこの作品もきっとすんなり

できるんだろうなぁ……と思いつくものがあるのですが、私はその作品がとにかく相性

が悪くて大変だったんだよなぁ……という思い出がよぎりました。
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とてつもなく忙しくはあるけれど、中二病の設定を存分にいかしながらロールプレイと

演技を全力でしたいという方にはオススメです。

ただし、初めてのマーダーミステリーとしては向かないですし、何度も言ってしまい

ますが、中二病をやりきる心がないときついです!

 

GMは製作者のヒゲさんがしてくださいました。

この日は別作品と合わせて、1日で2作品遊ばせていただきました。

2作品、本当に素早く入れ替えの準備などもしていただきつつ、解説もすごく丁寧に

してくださり、本当に素敵な時間を過ごさせていただきました。

主催してくださった一那さん、ご一緒してくださった皆様、ありがとうございました!

また是非どこかで機会がありましたらよろしくお願いいたします!