マーダーミステリー「アマリッツァの悲劇」プレイ感想

9月23日、オフラインでマーダーミステリーを遊ばせていただきました。

 

遊んだ作品はこちら。

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アスカ様制作の「アマリッツァの悲劇」です。

プレイヤー人数は8名で、GMは制作者のアスカさんがしてくださいました。

場所は中野のStudioOZONにて。

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遊んでみての感想は、ここがよかったなーと思ったところと、ここが私はちょっと…と

思ったところがそれぞれあったという感じですね。

 

よかったなと思った点としては、配役について。

GM配役が苦手かどうかというのは人それぞれだと思います。

今回はアスカさんから提案があってタロットカードを使った配役方法とやりたいキャラ

の希望を紙に書いて提出する方法どちらかがいいかを全員目を瞑って回答しました。

それで、タロット配役がいいと答えた人にはそちらでという風に、配役の仕方の希望も

聞いていただけました。

これであればGM配役が苦手な方は希望を提出することができますし、どちらの方法が

いいかも意思表明するときに他の人にはわからないようにでしたので表明しやすく、

すごく配慮されているなと思いました。

タロット配役希望の方も紙に配役希望を書いて出したので、誰がどういう配役方法を

希望したかもわからないようになっていました。

 

私自身はタロット少しかじっていたり、身近に占いで生計立てている人がいることも

あってタロットを見たときからテンションあがっていたので、タロットで配役をして

いただきました。

何をひいたかについては、書かないでおこうかと思います。

でも、なるほどね!!!とはなりましたね。

タロットめくるときはドキドキしちゃうなぁ。

 

そして、配役していただいたキャラはこちら。

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今回はニコ役をやらせていただきました。

一応記述していた配役希望用紙にもにニコは含まれていたので配役をいただいたとき

嬉しかったな。

やりたいなーと自分が思っていたものとタロットでの選択があっていたのが不思議。

実は結果をあまり信じる方ではなくて、タロットのカードの意味とか、こういって

しまうと神秘的なイメージを崩してしまうかもしれないのですが、占いの手順に興味が

あって好きだったりします。

並び方はこういう意味を表している、などといった説明を見るのが好きかな。

 

かなりの長時間作品となっていてやり応えはすごいです、でも疲労感も結構くる。

上述した、ちょっとな…という部分はここですね。

世界観は中世で、多くの方があまり馴染みのない舞台にはなるかなと思うのですが、

全員が全員大きな指針として考えないといけないであろうことが二転三転するので

めまぐるしく忙しいという印象はあります。

 

また、雰囲気を大事にされているのだなというのはわかったのですが、話し合う時間に

ついて明確にはわからなく、残り時間の確認がしにくいというところが個人的には苦手

部分でした。

どの作品も結構時間を気にしながら遊んでいるところがあります。

例えば、何か隠し事をしているときに、あと残り何分ぐらいになったらそれを思い

切ってもう言ってしまおうとか、時間を目安に言ったり行動を決めることもあるのです

が、今回はその確認が難しい…というかしづらい、わかりづらかったかなというのを

感じました。

ただ、キャラクターはその物語内ではそんなに時間を気にしてないわけだし、没入感と

いう意味では時間についてはっきりとわかりやすいようにはしないというのは納得なの

ですが…どうしてもやっぱりマーダーミステリーというゲームをしているというところ

があって私は時間管理も気にして遊びたいと思ってしまうところがあるのかもなー…と

思っています。

これは、人それぞれ感じ方が違うと思うので、全然気にならない人は気にならない

はず。

 

全てのキャラクターにそれぞれスポットが均等に当たるようにという意図がすごくみえ

たなと思っていて、いなくても全然問題ないな…というキャラが存在しないというのは

とても素晴らしいことだと思うのですけれども、ただ、結構いったりきたり忙しくて、

今どうしようとしてるんだっけ…?というのにプレイヤーがちょっとついていけてなか

ったかなと感じたところはありました。

 

と、思うところも書いてしまったのですが、全体を通しての感想は、ハンドアウト

読みやすく、シナリオにあった装飾品などの使用もあり、ビジュアル的にもすごく

綺麗な作品だったと思います。

久々に現代日本や完全ファンタジーといった世界でない舞台の作品を遊ばせていただい

たのですが、舞台としてはやっぱり慣れているからか現代日本が好きなのかもしれない

なとは思いました。

 

遊び終わったあとシナリオの解説も含めてすごくおなかいっぱいになりましたし、

キャラクターに感情移入もできて楽しく遊ぶことはできたと思います。

同卓の皆様もほぼほぼ初めましての方々かなというところだったのですが、話やすい

方が多くて、議論もロールプレイをしっかりとしながら楽しむことができたと思って

います。

キーワードとしては、アンティーク、中世、辺境の村あたりにピンとくる方だとこの

長時間の作品をより一層楽しめるかなと感じました。

 

GMをしてくださったアスカ様、同卓の皆様ありがとうございました!

またどこかで遊んでいただけましたら嬉しいです!