マーダーミステリー「ディオスの子どもたち」プレイ感想

5月2日、オンラインでマーダーミステリーを遊ばせていただきました。

 

遊んだ作品は、深山すみれ様制作の「ディオスの子どもたち」です。

プレイヤーは6名、GM様必須…でいいのかな、多分必須だと思います。

まだリリースはされていないということで、リンクはなしです。

使用したツールはディスコードとユドナリウムで通話形式で遊びました。

 

GMはいちり様が担当してくださり、制作者の深山すみれ様が観戦にきてください

ました。

 

舞台は「ディオスの月」という施設で、プレイヤーは6人の子ども。

幸せに暮らしているのですが、先生が死んでいた。

という、難しいことは一切ない、わかりやすい導入です。

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今回私はこちらのカントクを担当いたしました。

 

遊んだ感想としましては、ハンドアウトのボリュームはかなりあります。

そして、話すこともたくさんあり、結構色んな話題が限られた時間のなかで飛び交う

ことになり忙しさはあると思います。

 

何かを隠したい人は隠すために必死になるための自由度も高いと思いますし、何かを

知りたい人は知るための情報は本当にいろんなところに散りばめられていると感じ

ました。

 

マーダーミステリーって、シナリオではそのキャラのほんの一場面だけが舞台になると

思うのですけれども、実際そのキャラはその時間だけ生きてるというわけではなくて、

そのシナリオの前も、後もキャラがその世界線には存在するものなので、今回の場合

だと先生が死んだことについて話し合うというのはもちろん大事です。

目の前で起きたことなので、キャラだってそれを全員が全員無視するということはない

と思うので、もちろんその死について考えることになりますが、それ以外にも、この

キャラは今後どうするのだろうとか、この件をきっかけに気持ちが変わったりとか

そういうのところまで含めてキャラを大事にする人向けのマーダーミステリーだなと

思いました。

キャラに感情移入しやすい人とか、キャラの立場になって考えて物事や方針を決めて

ロールプレイをしっかりできる人向きの作品だなと思うし、TRPGでPL会議とか

PLが出てくるのがあまり好きではない人は特に相性がよさそうと思いました。

もちろん、考えるのはPLなので考える役目はPLですが、キャラが選ぶだろうなと

思う道をそのままロールプレイできる人、って言えばいいのか…難しいのですが。

 

推理だけガツガツしたいという人には正直向かないかもしれません。

私があまり使わないのですが、いわゆるエモいという言葉だけの作品では決してなく、

エモいという要素もありつつ、考えることもしっかりしていて両立・バランスが

整っているなと感じました。

 

エンディングについても多くは言えないのですが、すごい濃厚でした。

キャラに愛着はすごいわきました、作品が始まったときから終わったときで、自分の

担当したキャラ大好きになってました。

 

また、ハンドアウトについてもネタバレになるのでどこがとは言えないのですが、

ハンドアウトについて解説で仰っていたことが、私は実はとても好きで、制作者様の

考え方の部分も含めて完全に同意だ!ってことがあったので、今回ハンドアウト

読んでいてとても楽しかったですね。

 

こちらの作品、リリースされましたらGM側の立場でプレイングを見てみたいという

気持ちがゲーム終了後強く思いましたので、できたらいいな。

 

同卓してくださった方々もはじめましての方が多かったのですが、ロールプレイの

威力が強い方ばかりで世界観にすごく入りやすかったです。

 

GMのいちり様、制作者の深山すみれ様、同卓の皆様、ありがとうございました!

またどこかでご一緒したいです!する予定ある方はよろしくおねがいします!