8月10日、オフラインでマーダーミステリーを遊びました。
遊んだ作品はこちら。
MATH-GAME様・かんとく様製作の「やがて終葬の夜」です。
プレイヤー人数は6名。
場所はこれからミステリー中野店さんにて。
全容解明型マーダーミステリー、という修飾がされているのですがなんかいつも遊ぶ
ようなものと結構違ってたりするのかな…?と始まる前は身構えていました。
難易度高そうだな……という気持ちも芽生えてました。
実際遊んでみたところ、難易度というより情報量はすごかったなという感覚。
こちらはこれからミステリー中野店さんでしか遊べないものになっているのですが、
その理由も納得でした。
あらすじで紹介されている叶探偵事務所が中野駅のビルの二階にあるということなので
つまり、そういうことです!
今回の2階は別件で入ったことはあるのですが、ここにどっしりと構えて遊ぶのは今回
初めてでした。
始まる前の話題にもなっていたのですが、空調の影響が席によってかなり差がでます。
暑い人ここ、寒い人ここか…!?みたいな話にもなってました。
まさかの空調配役が……?って始まる前はなんだか和やかなムードだったなぁ。
キャラクターの説明ですでにあったのですが、こちら男女比はなくプレイヤーがやり
やすい方に設定することが可能であり、読み合わせ部分の口調なども発言内容を変更
しなければ語尾や一人称を変えることは可能。
この仕様は私はとてもやりやすくて好きでありがたかったです。
配役は一斉指差しだったのですが、第一希望を無事とることができました。
海藤を担当いたしました。
普段、雑誌記者……記者関係の職業のキャラをやることは少ないのですが、お説教
されている設定にクスッときてしまって選ばせていただきました。
海藤か初瀬の二択で迷ったのですが、こちらに。
この作品、まず注意すべきところですがプレイ時間3時間前後の前後部分は結構余裕を
後ろにみておいた方がいいです。
プレイヤーの行動によって変動する可能性ありということですが、実際その卓その卓に
よってかなり違ってきて場合によっては相当かかると思う。
作品の構成などについては述べることができないのですが、かなり情報量は多くそして
リアリティ溢れるものだったと思います。
情報って確認しているようで全然確認できてないこともあるなというのを今回強く学び
ました。
特に文字数多いものが出てくると誰かに読み上げてもらったりしてそれを聞いて確認
した気になりがちですが、一度は自分の目でそのあとにでもゆっくりと目視で確認する
べきなんだなぁ……って。時間との戦いだと思うと読み飛ばしちゃうかって気持ちにも
なりがちですが、この作品は出てきたものについては全部自分の目でしっかりと確認
しておくことが重要だと思います。
ただ、それをしていると特に後半になればなるほどロールプレイが剥がれるなとも
思ってしまったかも。
前半は与えられたキャラとして話しているのですが、後半になって考えることが多く
なって情報整理しながら各々意見を口にするときキャラクターの心情を交えて発言を
している余裕がない……というか一時的に自然とプレイヤーとして喋ってしまいがちな
状態になりやすいかなぁ…とは思いました、私のスキルが足りないところもあるのです
けれども!
担当するハンドアウトのキャラの立場や気持ちを考えて意見をしっかりと言える人達が
集まるとすごく重たいことになると思うし、終わったあとに放心状態になったりもする
かもしれないので、楽しかったーーー!!!みたいになるかと言われると、やりきった
が強いかもしれない。
最近そういう作品の体験が多いけれど、私はこの終わったあとにのしかかる重みは
好きなので今回もいい体験をさせていただきました。
情報整理をするのが好きな人、考えることで葛藤したい人にとてもオススメな作品
だったと思います。
MATH-GAMEさんの作品は他にも遊ばせていただいているのですが、すごく
特徴が出ているなぁと思いました。
調査のやりごたえがあってとても好きです。
GMはりおなさんでした。
プレイヤーが置かれた状況にリアルタイムにそっと寄り添ってくださる進行をして
くださっていたのが印象的で、とても助かりました。
主催はフォロワーののんさんで、今回はじめましての方もいらっしゃったりだったの
ですが、本当に真剣に作品に向き合う方々ばかりでいい時間を過ごすことができたと
思います。
皆様、ありがとうございました!
また違うところでお会いいたしましたらよろしくお願いいたします!