マーダーミステリー「殺人鬼イバラノミチの回想録」プレイ感想

3月21日、オフラインでマーダーミステリーを遊びました。

 

遊んだ作品はこちら。

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とんとん様制作の「殺人鬼イバラノミチの回想録」です。

プレイヤー人数は7名。

場所は都内某所にて。

 

今回制作者でありGMをしてくださったのはとんとんさん。

もうかなり初期にとんとんさんにはオフラインの「裂き子さん」公演でお世話になって

いるのですが、その後オンラインの作品やとんとんさんが関わっている作品もいくつか

遊ばせていただいておりました。

ですが、オフラインでGMしていただくのが本当に久々だったので、心の中でお久し

ぶりです…!って思っていました、本当にかなり前でこちらから一方的にだと思うので

心の中でだったのですけれども…!

 

今回の作品は舞台が1995年。

マーダーミステリーを遊んでいる方のなかにはこの年にまだ生まれてないという人も

いると思います。

この時代を知らないと時代の常識とかで不利になるかな…ということはもちろんありま

せん、大丈夫です。

無人島」「洋館」「殺人鬼」と推理小説を嗜む方でしたら多くの方が心躍るであろう

こちらの作品、まず最初に伝えることは人を選びますということ。

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マーダーミステリーだから殺人が起きるのに抵抗があるというのはそもそも困るし、

この要素あります!というのも言えない。

全体のテーマであまりいい気分にならない人もいるかもしれないですし、ハンドアウト

読み込みをしてみてそのキャラの役割を自分がロールプレイできる気がしないという

方が出る可能性もある。

………そんな作品だと思いました。

で、それを書いたうえで言うのですが、私はすごく好きでした。

今回の世界観、オープニングからエンディングにかけての読み合わせ、ハンドアウト

最高だったなぁ、と月並みな感想ですが思います。

 

なんでも過激すぎる~とかそういうことに配慮していたら刺激がない作品ばかりに

なってしまうと思っていて、こちらの作品は概要にしっかりと人を選ぶという記述と

センシティブなキャラクターがいるという表記があるので、まず不安な方はその表記を

見て回避することも可能です。

それを見て大丈夫だと思う方が遊べばいいと思いますし、前述した通りネタバレになる

ので自分のだめな要素がもしかしたら関わってくる可能性はあります。

不安であれば遊んだ人に自分の地雷のことを打ち明けてみればやんわりと大丈夫だと

思うとかやめといた方がいいと思うという助言はでるんじゃないかなと思います、

その助言もネタバレって思う方(私も結構ネタバレ過激派なので自分はしませんが)も

いらっしゃるので、前に同卓した方で遊んだ報告している人に表向きではなくてDM

などで自衛のために聞くというのはありだとは思います。

と、ここまで書きつつ、なんでも大丈夫!という方で遊ぶのが一番安心だとは思って

いますけれども!

 

そんな人を選ぶ作品だということもあり、今回の配役はとんとんさんにアンケートを

回答し配役を割り振っていただくという決め方でした。

前に裂き子さん遊んだときもアンケートがあったのですが、GM配役が苦手な方も

いらっしゃるとは思います。

でも、この作品に関してはGM配役をすることによっていざハンドアウトをあけて

みたらきつすぎて無理……という事故を防ぐ優しさになっているとは思いました。

もちろん配役とプレイヤーさんの回答によっては希望通りにならないこともあるとは

思いますが…!

 

今回、私はこちらの役をいただきました。

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鼠野弦太郎です。

個人的にはハンドアウトを読んでるときから当日楽しみだな~ってなってましたし、

当日もとても楽しく遊ばせていただきました。

 

どのハンドアウトであっても、プレイヤーさんは様々な性格の方がいらっしゃますので

しんどいと感じたり戸惑ったりなどいろいろあると思います。

プレイヤーさんがキャラの心情をダイレクトに受け取る方だと重たいと思いますね、

それこそ本当にどのハンドアウトであっても。

私自身が、あ~~~これしんどいな!って思っても、なんというかプレイヤーにキャラ

そのものを憑依させるタイプではないので自分自身がキャラとしてしんどいわけでは

なく、このしんどい心情のキャラクターとして立ち回るのか、楽しそう~~~!!!と

なるので、大体どんなキャラでも始まれば楽しくなっています。

もちろんこのキャラ立ち回りやすいな、立ち回りにくいなというのはありますが。

好きなキャラであっても立ち回りにくいはありますし、その逆もあります。

 

今回は立ち回りについてというよりは、このハンドアウトで遊んで私は楽しかったな

というのが率直な感想ですね。

演技という部分に関してはやりやすかったです。

 

ゲームシステムもシンプルではあるのですが、視覚的にとても理解していかないと

いけない情報は多いです。

ゲームが始まる前の情報量、始まった後の情報量、どちらも結構多い部類だと感じ

ました。

情報量が多いシナリオ、大好きすぎてそれこそハンドアウト読んでいるときから当日

これ以外にもさらにいろいろ情報がきて情報に殴られて飲まれるのか、最高…!!!と

ドMみたいなことを思っていたのでした。

 

遊び終わったあとに、面白かった!みんなオススメだよ、是非ーーーー!!!って

大声で言うのはちょっとそれこそ人を選ぶのでというところではありますが、人を選ぶ

というところでいつも大丈夫、私は選ばれるわ…!という方は是非。

 

とんとんさんの作品はオンラインで「花世界」や「悪人連鎖」も遊ばせていただいて

いるのですが「WORLD END」がまだできていなくて気になっています。

オンラインゲームプレイヤーなので、どんな感じなのかな~って。

いろんなタイプの作品を制作されているのが本当にすごいなと思いつつ、テーマとして

一番好きな作品は…私は「悪人連鎖」ですね!!!

 

ご一緒した方々ははじめましての方もいらっしゃいましたし、この方数回同卓してる

かなという方もいらっしゃいました。

作品の性質上、結構ロールプレイした方が盛り上がる作品だとは思っていたので、声の

強弱や語尾の強さとかも出しても全然おかしくないとは思っていて、ただそれを途中で

ロールプレイとしてなんで~ってなるあたりが本当に今日ご一緒した方々は素晴らしい

方々でした。

ちょっとこれはきつくなるかもってときは始まる前に「もしなんかきつめのこと言って

いたり態度がってなったらロールプレイとしてなので~」ってあるだけでめちゃくちゃ

安心するなと思っています、特にはじめましての方がいるときは言うことが多いかなと

思っています。

 

GMをしてくださったとんとんさん、同卓の皆さん、ありがとうございました!!!

またお会いしましたらよろしくお願いいたします!