マーダーミステリー「継承者-ドン・アドリアーノと蠢く影-」プレイ感想

6月30日、オフラインでマーダーミステリーを遊びました。

 

遊んだ作品はこちら。

rabbithole.jp

イチ様制作の「継承者-ドン・アドリアーノと蠢く影-」です。

プレイヤー人数は10名。

場所はRabbithole新宿店さんにて。

 

この作品は発表があったときからずっと行きたかった作品でした。

10名という人数からオープン公演で狙うにはかなり難易度が高くて、自分の日程と

奇跡的に合うところを探しており、この30日、埋まるといいなと予約をいれていたの

ですが無事に開催されました。

フォロワーの方がすごくツイートで呼びかけてくださっているのを見ていて、影ながら

応援しておりました。

あまり立卓する前にこの公演いきます!と公言しない方なので、見守ることしかできて

いなかったのですが、集まらないときは公言して呼びかけた方が効果はあるという

ことも痛感いたしましたので、集まらなくて厳しい背水の陣みたいなときは公言もして

いこうと思います。

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行きたかった理由としては主に2つ。

1つはフシギ製作所のイチさんの作品だということ。

あまり私は製作者の方がこの人だから遊びたいと思うことはありません。

この作品好きだなって調べたら実はこの人だった、この人の作品に好きな作品多いなは

ありますが。

フシギ製作所さんはクトゥルフ神話TRPGやエモクロアのシナリオも手がけていらっ

しゃいます。

「化生」と「オーダーメイド」「ゆらめく魔法市」は遊んでいるのですが、どれも

すごく作風が好みで他の作品も遊びたい気持ちは強く熱望しています。

そのフシギ製作所さんがマーダーミステリーを発表ということで期待度はすさまじく

高かったです。

 

そして、もう1つの理由はジャンルが「マフィア」なこと。

今回の舞台の時代は1930年代のアメリカ。

欲をいえば1920年代のアメリカが好きなのですが、とにかくこの時代が好きです。

好きといいつつ今までこの時代を背景にしたものはほぼ遊んだことがない状態でした、

私は好きだなと思うものほど遊べていないという傾向があるので、こちらについても

まさにそれ。

けれど、すごく現実的な話を正直ベースで書いてしまうと、店舗で公演されている

マーダーミステリーは参加費を払えば参加できるところが私はとても気楽だなと思って

います。

マーダーミステリーは店舗を構えているところもあるので、有償公演も多くあり、その

場合は参加費を支払えば参加が確定するところが最大の強みだと思っています。

無償公演は無償公演で、その作品を好きな方がGMしてくださったり、お知り合い

同士で違うシナリオをGMしあったりして交流が広がるのも楽しいですし。

ただ、好きそうな作品や気になる作品を遊ぶのに関しては、有償の方が個人的には

フットワーク軽く遊べると思っております。

その作品をGMしてくださる方を探すという工程がないのがとても助かっております。

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こちらの作品ですが、マフィアを知らなくても遊ぶことはもちろんできます。

マフィアを知っているともっと楽しいかもしれない。

そしてクトゥルフ神話についても理解があった方が楽しいでしょう。

個人的には、クトゥルフ神話TRPGで遊んだことがなくても、クトゥルフ神話って

なんだろうと思って少し調べてから参加することをオススメします。

 

最初にあらすじとルールやキャラクターの説明があって、それからキャスティングへ。

この日のキャスティングは一斉に気になるキャラを指さしで決まりました。

始まる前に全キャラの名前と肩書きを見てこれがやりたい!というのが強くあった

ので、もう迷わずにそちらを指さしたのですが…被りませんでした!!!

よかった!!!!!

とにかく気になっていた作品、やっぱり気になったキャラをやりたいという気持ちが

強いので一番緊張するときは推理の時間でも投票の時間でもないですね。

私はこのキャスティング決定の時間なことが多いです。

前も書いたのですが、それによってやっぱり人間なので正直モチベーションに微々たる

ものですが差は出てしまうので。

選んだキャラはこちら。

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ヒューゴ・カルレオンです。相談役というポジションと高齢なのが決め手でした。

 

遊び終わっての感想は、めちゃくちゃ楽しかったです!!!!!

もう楽しくて楽しくて仕方がなかったですね!!!

システムとしては…しっかりと書いてしまうのはネタバレになるかもしれないので、

ぼかして書いておきますが、最近よくあるマーダーミステリーのタイプではないと思い

ます。

でも私はこのタイプがすごい好きで…!

 

私にしてはかなりたくさん喋りましたし、かなり積極的に行動したと思います。

好きなジャンルということできっとアドレナリンがすごい出ていたんだな…いつも

わりと受け身で状況をみていくタイプの方なのですが、今回はそんなことはなくという

感じでした。

 

ただ、少し気になるところとしては、これクトゥルフ神話を知っている方と知らない方

では満足度や終わったあとの理解度はもしかしたら差が結構出るのかなと思います。

知らなくても遊べると前述はしているのですが、遊べることには遊べますが同卓する

方々のなかにクトゥルフ神話を知っている方が多い場合は感想戦で知らない方はなん

だかよくわからないってなってしまう可能性もあるかなと思いました。

 

ということで、一緒に遊ぶメンバーは考えた方がいいかもしれません。

10人貸切にするか、今回のようにほとんどの人がソロで(もちろんばったり知って

いる顔の方がというのはありますが)がいいのかなと思います。

クトゥルフ神話知っているグループ4人×2+知らないソロ2人とかだと満足度は違う

ような。

でもこればかりはオープン募集だとどうなるかはわからないですね。

誰が来るかわからないのが面白くて緊張感もありいいところでもあるので、難しい

ところです。

GMは中島さんでした。中島さんのGM久々でしたが、以前と変わらずとても安定した

進行で安心いたしました。

 

1日経ってもマフィアの世界から帰ってこれませんね。

世界観やマフィアの人間関係というものがすごく好きなので、自分自身がその登場人物

の一人として振る舞えて時代を生きれるという体験が出来たこともとても嬉しく思い

ます。

 

同卓の皆さんも、数名他で同卓したことある方だ!という方もいらっしゃったので、

安心感のなか全力で遊んでおりました。

今回初めてご一緒した方も、ロールプレイが素敵だったり、この人間関係のなかでの

葛藤が伝わってきたり、10人であの1930年代のアメリカのひとときを生きれた

ことがとても嬉しかったです。

 

ありがとうございました!!!

もっとマフィアもの増えてほしいな。

どんな作品でも楽しむぞー!って気持ちで参加しているのですが、今回は一段とその

気持ちは大きかったです。

またどこかでお会いしましたら、よろしくお願いします!!!

終わったあとにこの公演どうですかー?っていう、いわゆる卓が終わると卓が立つ

みたいなお話もあって、日程的に難しかったのですが、そういうのとても素敵だなと

思いました!

日程が綺麗に空いているときはオフラインのものはフットワーク軽く行きますので、

よろしくお願いします!