マーダーミステリー「最果亭の災禍」プレイ感想

11月28日、オフラインのマーダーミステリー公演にソロ凸してきました。

 

遊んだ作品はこちら。

rabbithole.jp

グループSNEさんとcosaicさんのタッグで制作された「最果亭の災禍」です。

プレイヤー人数は8名。

場所はRabbithole渋谷店さん。

GMはギショウさん…って仰ってたと思うのですけれども、聞き間違えてたらすみません。

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この作品は今はもう販売されてないとかなんとか。

グループSNEさんの作品はパッケージもので、人を集めて貸切などをしないことには

遊ぶのが難しいなと思っているのもあってか、全然追えていません。

やりたいのはある…というより全部やりたい気持ちはあるのですが、貸切をする手腕が

なくて。

そんななかこちらは販売されていないこともあり、いくつかの店舗さんが公演をして

いるみたいなのですが、オープン公演に奇跡的に滑り込めました。

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全員はじめましてだったと思います…多分。

もしかしたらどこかで同卓したかもしれないのですが、人を覚えるのが苦手すぎて…!

私は普段やりたいキャラがしっかりある方だったのですが、いつもその主張をしがち

なので、この日はあえて残ったキャラをやろうという気持ちでいました。

そして残ったキャラがこちら。

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なんとメイドです!ツインテールだ!!!

ちなみにやりたいキャラで選ぶとしたらレンジャー一択でした。

 

内容としては勇者もの。マーダーミステリーのなかに一つのジャンルとしてあるような

気がします。

個人的な好みなのですが、勇者もののようなファンタジー傾向は電子機器のゲームで

する分にはいいのですが、マーダーミステリーやTRPGだと現実世界ものよりどう

しても判断基準が厳しくなってしまいがち。

現実の世界観で起きる事件をテーマに人の感情が渦巻いている作品が単純に好みなの

かも。

 

で、ゲームの感想としては、少しゲームバランスが気になるなぁ…という感想ですね。

同卓の方々の雰囲気がよくて楽しく遊ぶことはできているのですが、ゲームバランス的

には少し気になるところではありました。

 

SNEさんの作品いくつか遊んでいるなかで全てに思っているわけではないのですが、

すごくわかりやすい道筋ができていると思っていて、それって逆をいえば、犯人側や

何かを隠す側はとても苦しい展開にすぐになってしまう可能性もあるということだとも

思っていて、特に熟練の人と初心者の人が混ざったときに、初心者の人が隠す側だった

場合、逃れる道筋の可能性が本当に少なくてその難易度が高いなと感じます。

でも、そういう作品でもすっと逃れる話術の上手い方もいるのは事実なのですが、

マーダーミステリーに慣れている人と初めての人を混ぜてしまうと、考えたりする

楽しさの前に苦しさがきてしまう可能性も少しだけあるかなと思いました。

 

最近は長時間の作品が増えてきているのかなという印象ですが、この作品は感想戦まで

含めて3時間程度でさくっと終わるので比較的コンパクトな作品なのではないかなと

思います。

と、上のようなことを言いつつ今回同卓した方々おそらくみなさん熟練の方々ばかり

なので、ある程度はあっ、察し…ってなってもそこをめちゃくちゃ追求して追い詰め

きるみたいなことはなくて、いろいろな話題の議論をしていたと思います、これが

本当に勇者一行パーティーとしてあるならチームワークよかったんじゃないかなと

思えるぐらいには。

 

GMさんの声がすごく好きな声で、めちゃくちゃ聞き取りやすかったです。

描写を読み上げる前のスッ…となるときの空気がすごい好き。

オーケストラの演奏前のスッ…ってなるときと同じようなあの、始まる前の一呼吸

みたいな瞬間の静寂が好きです、プレイヤーとしては気持ちを高めて精神統一する時間

ですね。

 

GM様、同卓だった皆様、ありがとうございました!

オフライン公演もちょくちょくスケジュールの合間を狙って参加していきたいと思い

ますので、またどこかでお会いしましたらよろしくお願いいたします!