マーダーミステリー「全能のパラドックス」プレイ感想

7月9日、オフラインでマーダーミステリーを遊びました。

 

遊んだ作品はこちら。

ほがらか様制作の「全能のパラドックス」です。

プレイヤー人数は7人。

 

こちらはマダミス文化祭ミニというイベント内で開催されました。

夏のマダミス文化祭は日程的に難しかったのですが、ミニの方なら参加できそうだなと

思ったので、今回こちらともう1作品参加させていただきました。

 

こちらは朝の9時15分からというとてもはやい回だったのですけれども…朝が苦手な

私にはかなりきつい行程でもあったのですが、それでも参加したかった理由があった

のです。

 

あらすじに科学や研究所といったキーワードが並ぶこちらの作品、あまり前情報を調べ

ないことが多い私なのですが、単語が気になって流れてくる感想報告をしっかり見たり

していました。

皆さんがメインビジュアル画像と遊んだキャラの画像を載せてツイート報告してくだ

さるあれです。

 

あれを見ていたときに人間じゃないキャラを発見しまして。

 

それは…そう。ネコチャン!!!!!!!

アーーーーーーーーーーネコチャン!!!!ネコチャン!!!!!ネコチャン!!!!!

ちなみに私はラグドールという猫がすごい好きなんですよね、あの透き通るような青い

目と置物のように人間の膝の上に乗っていてくれるところと、ジャンプ力があまりない

ところも。

 

話は戻りまして、クロという猫のキャラクターが配役のなかにいることを確認。

もうそれを見た瞬間にそのキャラがやりたくてやりたくてたまらなくて内容も知らない

のにロールプレイのイメトレもしていたりしました。

人間の言葉…猫…あっ!ニャーs(ry

ちなみに犬山犬子さんの声のものまねに多少心得がある私、イメトレをしながら発声の

練習までする。

実際ゲーム中そんな声出してたら議論だったり思考をまとめるのに集中できないんです

けれども、でも設定をみてどうしてもそれが頭に浮かんでしまったら…止められない

ですね!

他のキャラクターもどんなのがいるかな~とは見ていたのですが、クロしか頭に入って

こなくて、当日もそこを狙いにいく!!!という気持ちをかためて会場入り!

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会場入りしてまずすること、GMさんが配役はあとで決めるので適当な椅子に座って

くださいって案内してくださることがどの会場でも多いとは思うのですが、その時点で

空いていれば目当てのキャラの前に意識的に座りがちではあります。

指さしならいいのですが、席をたって気になるキャラの前に移動してくださいという

タイプのときに移動しないで済むからというのもあるのですけれども。

今回もまずはクロの席が空いているかどうかをチェック。…空いている!!!

すかさずその席に座っておきました。

 

そしていよいよ、ルール説明などが始まりキャラクターを選ぶタイミングへ。

今回は一斉に指をさす形式でした。

マーダーミステリー、一番緊張する瞬間はこの自分の希望のキャラをとれるかどうかの

ときだと思っています、前にも書いたのですが犯人投票やエンディングより私はこの

瞬間の方が緊張していますし、心拍数も高いような気がします。

特に今回はクロを絶対に選び取る!!!!!という強い意志できているので、すごい

鼓動の音がしていて涼しい部屋だったのに汗もかいていた気がしますね。

 

いざ、指さし…!

 

結果は……被り、ました。

人気があるのはロボだったり、メインビジュアルにいる女性の天使あたりかなと思った

のですがそんなことはなく、見事に被ってしまって、そしてじゃんけんで負けたので

もうこの時点で高めてきたモチベーションがガラガラ崩れ去っていく音が鳴っているの

ですけれども、ここから先は公演をいかに楽しむかに切り替えていかないといけないと

いう心を奮い立たせることに。

しかし、これがなかなかいつも以上に回復しなくて焦ったんですよね、読み込み中に

回復させなければとは思っているのですが、思った以上にやりたさを強めてきてしまっ

ていたので。

 

最近学んだことがあって、あまりこのキャラがやりたいというキャラをつくらない方が

いいのかもしれないなと思うようになりました。

徹底して最後に残ったキャラを選ぶというのもありだと思うのです。

ただ、この場合だと外見性別が女性のために高確率で女性キャラが残りがちなことに

なるのかなとも思っていて、完全にストレスなく遊べる男性役になれることが少なく

なり、男性役やるためには自分から声あげていかないといけないというのもあって、

本当生きにくい身体だよ…全く。

キャラ選びのジレンマは今後つきまとう課題なんだろうなとは思っております。

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ということで、他も希望が被ったところがあったみたいで、第一希望とれなかった人

同士で話し合いなどをして残りのキャラを決めたのですが、正直他のキャラはそれこそ

どれも同じぐらいのやりたさだなという気持ちだったので、そのままクロの横に配置

されていた天使を担当いたしました。

中年や高齢キャラが残っていたらそっちにキャラ希望をスライドしていたかもしれない

のですが、それもなかったので。

 

ということで、ここからはゲームの内容についてなのですが、内容はすごく面白かった

です。情報が多い部分なんかは最高でした。

情報といえば、人によって好みがわかれるかもしれないのですが、出てくる情報は全部

何かしらの関係があると名言されているものと、出てくる情報全てが必要なわけでは

なく膨大な情報のなかから関係性がある情報をみつけだす必要があるもの、個人的には

後者が好みです。

後者の方がリアリティあるなぁというところからなんですけれども、都合よく事件に

関係ある情報だけがそこにあるなんてことは存在しないと思うので、全然関係ない

情報もあるなかから事件に対して関係性があるものを探すという過程も楽しいなって

思えるので。

もちろん隠したい側は、それを事件には関係ないと言い張ったりもしていくみたいな。

 

自由度もすごく高く、ゲームバランスもとてもよかったと思います。

終わるころにはある程度モチベーションも回復してきていて、天使のキャラクターの

気持ちだとどういう動きや発言をするかなというのは考えられるようにはなってきて

いて、実際そういう風に動いたとは思っています。

ゲーム開始から感情の波がガタガタに大荒れした作品ではあったのですけれども、作品

全体を考えるとすごく完成度も高くて解説を聞いたあとの満足度も大きかったです。

 

ご一緒した方々は、何度か同卓したことあるなという方やフォロワーさん、そして

はじめましての方がバランスよくいらっしゃいました。

何度か同卓したことある方はいつもお名前を覚えられない…本当によくお見かけして

いるのに…!

 

色々と悔しいところもあった卓ではあったのですが、作品はすごく楽しめました!

GMのほがらかさん、同卓の皆様、ありがとうございました!