マーダーミステリー「廃城の錬金術師」プレイ感想

2月11日、オフラインでマーダーミステリーを遊びました。

 

遊んだ作品はこちら。

グループSNEさんとcosaicさんのタッグで制作された「廃城の錬金術師」

です(写真は666シリーズパッケージ仕様です)

プレイヤー人数は6名。

 

この日に3番目に遊んだ作品であり全体6つのなかでは4番目でした。

キャラクターは今までの作品と同様にハウを選択。

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同じ日に3作品遊ぶなかでこちらの作品が最後だったのですが、これを最後にしていて

よかったなと思いました。

作業量…という言葉で表していいかは微妙ですが、情報整理量などが重ためで遊んだ

あとの達成感はすごいものがあります。しかし、疲労感もなかなかになります。

心地よい疲労感ではありますけれども。

遊んでいる時は疲労感は感じないと思います、終わったあとに一気にくる感じかと。

 

こちらの作品の最大のポイントは白地図に書き込んでいくシステムということ。

私はあまりボードゲームは詳しくないのですが、マップが出てくるタイプのボード

ゲームが好きな人は今回のルールと相性がいいのではないかなと思います。

白地図を出てきた情報を元に埋めていくことになり、言葉でやりとりしていた情報が

プレイヤーの手によって視覚化されていくので探索をしている感をすごく味わえる

つくりになっていました。

 

白地図って今の学校でやるかどうかわからないんですけれども、私は社会の授業で

触れたような記憶があります。

学校の周りの地図を実際に歩いてつくる…みたいな。

班行動で調べていって地図に書き込んでいくみたいな内容だったと思います、うろ覚え

気味ですが。

そして、これは陰キャならではの感想ですが、そういう白地図に書き込むという行為が

なかなかしない行為のため小学生なんかは我先にとやりたがるものです。

そうすると、大体やるのは陽キャが主導権を握ってやりだすので、陰キャって情報を

ぼそっと提供できたらいいかなぐらいだったりで、全然白地図には触れられなかったり

する(全ての陰キャがそうというわけではなく、私の体験談みたいなものです!!!)

こともあり。

 

しかし、そんなちょっと苦い思い出のある白地図ですが、今回はGMさんからルール

説明のときにお話があり、情報を提供した人が書き込んでいくのがいいのではないかと

いうことで、そのルールに則り遊ばせていただきました。

なので、マーダーミステリーにはもちろんキャラクターとして参加しているのですが、

全員がしっかりと白地図作成に関わっていけるという状態ができていてとても満足度が

高かったです。

 

ただ、そういった作業があるので全体議論、密談といった多くのマーダーミステリーの

進行にあるものがおろそかになったり、全部をバランスよく時間内にやっていくという

のがなかなか難しく全体的に忙しい印象はありました。

 

あと白地図は書き間違えると修正が場合によっては大変。

直接書き込まずに上にサランラップで地図くるんでマジックで書いていくというのは

ありだと思います。

 

他にはないシステムで面白かったのですが、マーダーミステリーとしての部分を考える

とゲームバランスはやや人によっては厳しいかもしれません。

というより、最近常々思っているのはマーダーミステリーを遊べば遊ぶほど経験値が

たまっていくためにメタ推理はしないようにと思っていても、これってこういう可能性

あるのでは?って言わなくてもプレイヤーのひらめきみたいなのは出てきやすくなって

いて、始めた頃ならこの作品難しかったけれども、ある程度回数重ねている人が多いと

難易度は低めみたいなプレイヤーの経験数によって難易度変わりがちだなぁとは思って

います。

もちろんその作品のハンドアウト、出てくる情報だけで整理して発言はしているの

ですが、無意識のひらめきみたいなのは頭のなかでは起きるもので、いわゆる「あ!

これ進研ゼミでやったわ!」みたいなときがたまにあったりもしませんか…?という。

 

私は白地図を使ったこのシステムは面白いな~と思いましたが、なかには議論時間を

情報を書き込んだりする時間に結構使われるのでちょっと苦手かも…と思う人もいるの

ではないかなと思います。

白地図使って情報を埋めていくということが公開情報としてありますので、苦手な方は

無理してプレイせずにいてもいいのかなと思いつつ、666シリーズの1つなので全作

コンプリートされたい方は通る道になるとも思っています。

 

6作品のなかでもかなり重量感はある方(まだ2作品できていませんが)なので、複数

作品1日でやる場合は最後にやるのを強くオススメします。今回本当によかった…!

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ということで、全3作品同じメンバーで遊ばせていただきました。

残りの2作品も遊べる機会をいただけそうで、本当に企画をしてくださった方、そして

ご一緒してくださった方々に感謝しております。

ありがとうございました!!!

オフラインはオープン公演にいきがちですが、貸切も参加できそうなときは狙って

いったりしたいのでまたご一緒する機会ありましたらよろしくお願いいたします!