マーダーミステリー「風の巡りのめあて」プレイ感想

12月28日、オフラインでマーダーミステリーを遊びました。

 

遊んだ作品はこちら。

f:id:ruki4055:20231231011156j:image

山崎様製作の「風の巡りのめあて」です。

プレイヤー人数は5名。

場所は都内レンタルスペースにて。

 

GMは製作者の山崎さん、PLはほとんどの方が同卓したことがある方々でメンバー

については始まる前から安心して楽しめるメンバーだなと思っておりました。

 

こちらの作品は巡りシリーズの第二弾ということで第一弾は「空の巡りのめあて」と

いう作品があります。

第一弾を遊んでいなくても全く問題なく遊ぶことはできます。

私は去年オンラインで体験していました。

ruki4055.hatenablog.com

あまり作品を比較することはしないようにしているのですが、今回は「巡り」という

シリーズですので、どっちがより好みだったかは書いてしまおうと思います。

作品の世界観としては今回の作品の方が好みでした、プレイしての体感の満足度は

第一弾の方が私は高いです。

f:id:ruki4055:20231231011200j:image

ファンタジーはマーダーミステリーにおいてはそこまで好きではないのですが、今回

注目すべき単語は「グリモワール」でした。

この言葉だけでピンとくる方はいらっしゃると思います。

 

まず、最初にあらすじなどの説明があり、そのあとに配役決定。

こちらはGM配役の提案があり、今回はそちらで決めました。

GM配役に今まで苦手意識はなかったのですが、GM配役苦手だという方は苦手と

正直に伝えてしまってよいかと思います。

GM配役はどのキャラになるかな~!ってどのキャラになってもいいなぁって気持ちの

ときは配役が楽しみではありますが、キャラ一覧をみてこのキャラだけは当たりたく

ない!!!というのがあるときは万が一はありますのでそういうときはGM配役に

なりそうであっても勇気を出して伝えた方がよいかもしれません。

 

今回、自分がキャラを通して体感した感想については記述しません。

下で特定のキャラについてがっつり語っている(名前は伏せています)ので、どの

キャラを担当したかということも記述しないでおきます。

ゲームのシステムやストーリーについてを書いていこうと思うのですが、全体の構成が

とても綺麗でまとまっていたと思います。

話し合いをしているときも話し合う事柄も多くバランスがいい。

ルールも複雑なことはなく初めてのマーダーミステリーにもオススメのルール。

情報量も普通より少し多いかなぐらいの量です。

読み合わせは意外にも多く、エンディング部分に集中しています。

 

キャラ紹介の段階でこのキャラが気になるなというキャラがいて、エンディングまで

終わったときにそのキャラのことを考えたら普段あまりマーダーミステリーのキャラの

感情で揺れ動くことがない私なのですが、珍しくぐっとくるものがありました。

そのキャラだったらこのときどういう立ち回りをしただろう、これを受けてどう思う

のだろう、作品の内容全てが終わったときにどういう気持ちになっているのだろうと

いうことを帰り道でずっと考えるぐらいにはキャラのことを考えていました。

作品を遊んでいる間は全力でもちろん毎回遊ぶようにはしているのですが、遊び終えて

感想を書くまでには頭が切り替わっていることが多いです。

でも今回はまたこうやって感想を書きながらもそのキャラのことを考えている。

私だったらどうそのキャラの気持ちに寄り添って動いただろうかとずっと考えていて

ある程度整理がついたのでやっと感想を書いています。

 

こういう気持ちになるの本当珍しいですし、珍しいといえば終わったあとにそのキャラ

ハンドアウトをしっかりと読みました。

これも私にとっては珍しい。

感想戦で他の人のハンドアウトを読むというのはよくある行動かと思うのですが、実は

私はあまりしっかりとは目を通していないです。

その回のそのキャラはそのキャラを担当したプレイヤーさんのロールプレイが全てだと

思っているので、解説のときにキャラ背景の解説などがあればあまりしっかりとは

読んでいません。

どうしても気になるキャラがいたら見せてもらうことはありますが、なかなかに稀。

今回はそのなかでも本当に稀で、そのキャラのハンドアウトを最初から最後まで可能な

限り速読して頭に入れていました。

どんな気持ちにこの情報を知った時になったかなどを考えるのに全部ハンドアウト

情報を知っておきたくて。

ここまでキャラに入れ込むことはあまりないので、自分でもびっくりです。

 

万人にオススメな作品だと思いました。

製作者の山崎さんがオープン公演をこちらの記事を書いている時点ではちょくちょく

たててくださっているので、機会がありましたら是非。

GMの山崎さん、同卓の皆様、ありがとうございました!