マーダーミステリー「赤の導線」プレイ感想

12月10日、オフラインでマーダーミステリーを遊びました。

 

遊んだ作品はこちら。

min様製作の「赤の導線」です。

プレイヤー人数は6名。

場所はクインズワルツ高田馬場店にて。

 

今回はフォロワーのはせぴょんさんの貸切企画に参加させていただきました。

ご一緒した方々はお世話になっている方もいらっしゃいましたが、今回初めてご一緒

する方もいらっしゃり始まる前はすごく緊張していました。

人見知りを発動させてしまう…!

が、終わったときに、このメンバーで遊べてよかったなという気持ちになりました、

皆さんすごくキャラのことを考えてロールプレイをされる方々でした。

 

こちらの方の作品「黒と白の狭間に」はかなり前にプレイしていて、いつだったかなと

振り返ってみたのですが2020年3月24日だったので本当にかなり前…!

ruki4055.hatenablog.com

この頃はソロでオープン公演に参加するのみで、まだ何度もこの方みたことあるなぁ

とかフォロワーさんでこの方参加されるんだ~とかそういう観測などもしていない

ぐらいの時期で結構初期だったと思います、マダミスを始めてから。

懐かしいですね……こういうときに記録とっていてよかったって思います。

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この日のGMさんはとらにるさん。

配役はGM配役をしていただきました。

このときに今思うととんでもない会話をしていたなぁと思います。

配役の際の顔をふせてのアンケートのときに普段聞かれない質問をしてくださったのが

印象的で、その質問してくださるのすごく助かる~~~!!!ってなっていました。

 

マーダーミステリー、なかなかあうキャラばかりやることにはならないですし、特に

名前しかわかっていないときなどは開いてみたらめちゃくちゃ苦手だなこのキャラって

ときももちろんあります。

そういうときはいかに自分と切り離して客観的に動かしてうまく動かせるかという

検証みたいな感じでロールプレイをしがちなんですが、このキャラだったらこの作品

楽しめたかもな……とかこのキャラだったからこの作品自分にはあわなかったなって

なってしまうことも多くて、キャラは本当大事なんだと思っています、私にとっては。

どのキャラになっても楽しめます!という方はすごいなと思う。

 

それもあってGM配役していただくときって配役する側も大変だと思いますが、配役

していただく側としてもどのキャラになる…!?と緊張感があります。

今までGM配役していただいて合わなかったな……ということがないので、GM配役

苦手になってないのは運がいいのかもしれない。
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始まる前のテーブル。

GM配役は上記の通り抵抗がないのですが、この光景を見たときに右上のオレンジの

キャラは宗教的にファイルを触ることが許されない…!(そんなことはない)って少し

だけ思っていました。

担当カラーってなったときにどうしてもプロ野球が頭に浮かんでしまう民です。

 

今回の作品の舞台は日本ですがちょっと前の時代、そして村。

これは……村シナリオの香り…!

村シナリオ好きにはたまりません。村や島が舞台というだけでワクワクすっぞ!!!
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キャラはこちらを配役していただきました。

最初のキャラ紹介(といっても名前ぐらい)を聞いたときに気になっていたキャラの

一人だったのでここに選んでいただけたのはとても嬉しかったです。

そして、終わった後にここでよかった……という気持ち。

 

そして、感想としてはどこから書けばいいのか。

一つ、語彙力もなく簡潔に述べるならば大好きでした。

村が舞台だからというわけじゃない、それもあるのですが、それ以外の予想もして

いない方向から奇襲を食らったような感覚。

 

好みの話になりますが、マーダーミステリーでしっかりと勝ち負けが決まるものが

好き、点数に関してもその点数をとるために役割を果たしながらロールプレイをして

いき自分が頑張った分成果が出るというものが好き。

「ゲーム」をしているという感覚がすごく強い。

何かを突き止めないといけない側であれば情報整理して推理を全力でする時間が好き

だし、何かを隠さないといけない側であればいかに追求を逃れるか隠す嘘をつくかを

考えて人を騙している時間が好き。

そういうものと駆け引きを楽しんでいるところがあって、その楽しさの優先度が高い。

だから、たまにある「なんか感動的にふわっとまとまったな」みたいな作品については

事前にそういうタイプの作品だよってわかっていれば心構えをして楽しむけれど、本質

ではそんなに好きなタイプの作品ではない。

だからそこまでキャラに入れ込むこともないし、相手の話についても事件に関すること

ばかり整理してそのキャラの気持ちとかそういうものが二の次になりがち。

意識しないとできないと思っています。

 

でも、この作品はそうではなくて。

私も自然に他のキャラの気持ちについて考えたりできるんだなって思いました。

参加者の方のロールプレイや言葉がうまかったとか説得力があったとかそれも確かに

あると思うけれど、作品として相手の気持ちについて考えたくなるようなハンドアウト

にそれぞれのハンドアウトがなっていたような気がして、すごく相手のことを考えて

話して動いていた。

それをやればやるほど、相手のことを考えれば考えるほど、重たく苦しくさらにさらに

考えていくことになる、その部分が私はとても好きだった。

 

これは今回の作品に限った話ではありませんが。

ロールプレイも人と話すことはマーダーミステリーで必ずといっていいほど会話をする

ゲームなのであると思いますが、独白をすることって推理発表以外そんなにないかなと

思っていて(オンラインだと壁打ちなどはありますが)キャラの独白、例えば、言い

たいことをただ言う場だったり、思っていることを書いたり、そういうものがあったり

すると話しながら書きながらキャラと自分が向き合える時間だなって思っていて、

ハンドアウトを黙読して読み込みしているときとは違った感覚もあるのではないで

しょうか。

今回は本当に自分のキャラへの理解度がかなり公演中に深まりました。

 

本当にとても好きな作品で、こういう方にオススメしたい!というのはあるのですが、

それを書くに書けないので、自分のキャラや他のキャラについてしっかりと向き合って

会話をしたい方、自由ロールプレイが好きな方にもオススメだと思います。

結構苦しい、その苦しさが私は好きでした。

この苦しさが好きな方、一定数いると思っています。

 

本当に素敵な時間でした。

11月、12月……今年が終わりに近づくなかでこれは好き!!!というマダミスに

連続して巡り合えているのでとても幸せな限りです。

GMのとらにるさん、同卓の皆様、ありがとうございました!

是非またどこかでご一緒できましたら嬉しいです。