マーダーミステリー「レテのこどもたち」プレイ感想

1月3日、オンラインでマーダーミステリーを遊びました。

 

遊んだ作品はこちら。

NOMAA様製作の「レテのこどもたち」です。

プレイヤー人数は6名、GMレス。

使用したツールはアプリ「ウズ」で通話形式で遊びました。

 

まず「ウズ」について。

かなり個人的な意見ですが、私はそこまでウズが得意ではありません。

でも、ウズによってマーダーミステリーを遊べるという方も増えていますし、

アプリとしてはとても便利で画期的なものではあると思います。

 

得意ではない理由としては、本当に個人的なもの。

オンラインでマーダーミステリーを遊ぶための環境としてディスコードとパソコンを

使用していることが多く、ディスコードのみでできるマーダーミステリーであっても

ディスコードの起動をパソコンでしていることもあり、スマホでディスコードの操作を

するのが苦手です。

記述されたことの確認ぐらいだったらもちろんできますが、書き込みと通話が苦手。

特に通話は音質のことを考えると決していい環境ではないので、どうしても有線で

接続したパソコンからマーダーミステリーの通話はしたいと思っています。

ウズはスマホだけでマーダーミステリーができるというとても優れたものだとは思い

ますが、通信環境のトラブルや元々の通信環境に不安がある場合は音声トラブルで

迷惑をかけるんじゃないかと思って避けがちではありました。

 

もう一つの理由はハンドアウトやルールなどもスマホの画面に表示されるのですが、

情報量が多ければ多いほど大きな画面でみたい。

そういう意味ではオフラインよりも実はオンラインの方が情報整理や閲覧はしやすい

と思っているのですが、これも人によると思います。

スマホの操作に普段から慣れている方であればスマホの方が行き来がしやすくて便利

と思うのかもしれません。

ただ、ディスコードに画像を貼り付けて拡大、メモもディスコード上にとれるという

環境に長くいすぎたこともあり、どうしても快適なのはディスコードだと頭が認識

してしまっていて、スマホで情報を閲覧し整理するというのが下手なのが理由だと

思っています。

下手ということはそれなりに回数を重ねれば慣れてくるのかもしれません。

毛嫌いせずにウズでも遊んでいきたいですね。

 

ただ、ウズを遊ぶのであれば短時間でできるシナリオがいいのかなと、個人的には

短時間シナリオに向いているのかなと思います。

好みとしては長時間の作品ではあるのですが、長時間シナリオをウズで遊ぶレベルに

私のウズ適応能力が達していなかったなとは思っています。

 

今回遊んだシナリオは165分ということでウズのシナリオとしてはかなり長めの

ものではないでしょうか。

また、シナリオ傾向としてハンドアウトの文字数が多いともありますので、スマホ

文章を読むことに慣れていないと疲れてしまうかもしれません。

 

物語の舞台は孤児院。その卒業の日に何かが起こる……といった内容です。

プレイヤーは子どもたちのいずれかを選択してゲームを体感していくことになります。

内容としては私はすごく楽しめました。

物語の舞台を体験しつつ、しっかりと話し合いもすべき状態になっています。

 

ただ、時間配分はちょっと忙しいかもしれません。

せっかく素敵な舞台なので役割を意識しつつキャラとしてのロールプレイを重視して

やっていくと時間が足りないという風に感じるかもしれません。

せわしなく状況が動いていくとどのハンドアウトであっても感じるかなと思いました。

 

そしてウズすごいなぁとも思いましたね。確かにこれは媒体としてはウズでという

のはとても納得しました。

ルールや解説も含めてかなりしっかりとした記述があるので、遊んでいて迷うことは

ないと思います。

ただ、ウズの操作には慣れていた方がいいと思います。

誤作動は結構致命的かもしれない。

慣れていない方は始まる前に自分から申告をするのと、ルールをプレイヤー全員で

しっかりと確認しながら誤作動ないように進めていくことがかなり求められます。

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私は今回はカイで遊びました。

ランダム配役でいただいたのですが、やりやすかったな。

 

この作品が向いているなと思うのは、キャラとしての感情の変化をしっかりと味わって

ただ推理したり推理から逃れることだけを考えるのではなく、こう聞かれたときに

キャラだったらどう答えるかを考えて言葉にし、頭のなかでプレイヤーとして情報整理

していくというキャラとプレイヤーをしっかりわけて考える人は向いていると思い

ます、そしてそういう人達で遊ぶと楽しいと思う。

感想戦でも解説がすごくしっかりとしているので、あの場面はキャラとしてはこういう

気持ちだったとかキャラとしてはあぁいったけど、プレイヤーとしてはすごくこの点で

葛藤があったとかそういう感想戦ができたら楽しいかもなと思います。

 

今回ご一緒した方のなかにもしっかりとキャラのことを考えてのロールプレイを重視

して動かれる方がいて嬉しかったですね。

是非またどこかでご一緒したいものです。

ご一緒してくださった皆様、ありがとうございました!