2月12日、オフラインでパッケージ作品会をいたしました。
遊んだ作品はこちら。
ジョルディーノ様製作の「デッドローズ/聖者は騙る」です。
プレイヤー人数は4名、GM不要。
vol.2ということでvol.1のシステムと基本的なところは変わりありません。
カードをめくって進行していく遊び方、必要なものも。
時間は1作品60分で2作品。
さくっと遊べますが内容はライトではなくどちらもそれなりに重ためでした。
明るく平和的なものではなく傾向としてはどちらもシリアスです。
先に「デッドローズ」から遊んだのでこちらから感想を書いていこうと思います。
あらすとしては、未知の病原体にかかると人を襲ってしまうというとんでもないことに
なり治療方法がなく感染者は殺すしかないという状況ですでに全滅したはずの村から
救難信号が届き向かった先は診療所だった、というもの。
このあらすじかプレイヤーとしては、こういう展開があるのかなぁ……などいろいろと
想像することはあると思いますが、そういったものが起きるにしろ起きないにしろ
ゲームが始まるとピリッとした緊張感が走ると思います。
私が選んだキャラはこちら。
研究者のエトです。こちらも色で選びました。
この作品を遊んで思ったことはついついマダミス脳に頭がなっているのですが、この
作品はマダミスではなくてミステリージャム。
ミステリージャムは箱の裏に説明がある通り会話型ミステリーゲームです。
遊び終わったときに思ったことは「これはマダミスじゃなくてミステリージャムと
いうことが完全に抜けてた……」って私は思いましたね。
情報量は多いのですが、考える難易度としては高めではないと思います。
緊迫した特殊部隊のロールプレイを楽しめました。
そして2作品目は「聖者は騙る」です。
こちらは修道者として洞窟に置かれている箱を見張るという内容。
ちょっとカルト感を出している作品だなぁと思ったのですが、この作品で選んだのは
こちらのキャラ。
カタラリです。
これは……色では選んでないんですけれども、希望が被ることなく平和的にキャラ決め
できました(余談ですがこの日、他作品でも本当にキャラ決め被らなくてすごかった)
こちらの作品はvol.1・vol.2と遊んできていますが、他作品と比べるとちょっと異色。
そしてその分ちょっとルールが複雑です。
カードをめくって基本的には進めていくのですが、一部ここのルールの解釈ってどう
なんだろう……とプレイヤー全員で悩むところが発生しました。
この作品は正直なところ好き嫌いはわかれると思う。
私はこれが結構長めのマーダーミステリーだったらちょっとだけ苦手だったかもしれ
ないです。
マダミスではなく短い作品ということもあって、この作品の展開はむしろ盛り上がり
ましたし楽しかったとも思えました。
「デッドローズ」はゲーム上で「ウイルス」「研究所」みたいなものが関わってくる
ものが好きな方は安定して楽しめると思います。
「聖者は騙る」は少しぶっとんでいても大丈夫という方やボードゲームが好きな方は
相性がいいのかなと思います。
また、こちらの作品もエラッタがあるので遊び終わってから確認をしないと、あれ…?
ってなってしまうところがあると思います。
エラッタって誤字脱字ぐらいだったら「あっ、これは……」ってなるのですが、そう
ではなく進行や分岐に関する部分だともしかしたら事故ってしまうのでもちろんない
ことが理想ですね。
こちらの2作品もありがとうございました!