マーダーミステリー「マーダーミステリー:ザ・トリロジー」プレイ感想

5月5日、オフラインでマーダーミステリーを遊びました。

 

遊んだ作品はこちら。

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グループSNEさんとcosaicさんのタッグで制作された「マーダーミステリー:

ザ・トリロジー」です。

プレイヤー人数は6名。

場所はトリックスター大塚店さんにて。

DCはいぬやまさんが担当してくださいました。

 

この日はフォロワーのはせぴょんさん企画の貸切卓。

私としてもご一緒したことがある方ばかりでとても安心した気持ちでこの日を迎えて

おりました。
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開始前の机。

トリックスターさんのこのペン、書きやすさはともかくオシャレだなと思ってます!

それとスペースが広く明るくとても清潔感があって好き。

トイレが少し狭めなのが難点なんですけれど、それ以外はとても好きです。

 

さて、早速ですが作品の話について。

ネタバレラインどこだろう……と考えてはいるのですが、SNEさんの公式アンテナ

ショップにある概要までは大丈夫なのだろうなと思ってそこまでは触れつつ書いて

いきたいと思います。

 

こちらの作品は連続する3つのシナリオから成るマーダーミステリー。

全部で6時間、それぞれのシナリオが2時間ぐらい。

オフラインで2時間のシナリオというと、いろいろと遊んできている体感としては

コンパクトな印象。

でも、それが3つ続くということで感じたのは、頭のなかを切り替えることが大事では

あるけれど切り替え過ぎることもできない感覚。

 

第一部は1980年代で舞台は廃駅。

第二部は1970年代で舞台は療養所。

第三部は1990年代で舞台は廃液と療養所がある田舎町全体。

時代も場所も作品によって違いますが、それが絶妙に関わり合っている構成になって

いました。

 

第一部から第二部へ、そして第三部へどのようにして関わりがあるのか、それは実際に

体験して感じてほしい部分なのとネタバレにも触れると思うので記述はしません。

また、第一部のキャラクターシートは全員が固有の指名ではなく職業や男、女といった

漠然とした表記の公開情報しかありません。

実際どうなるかは別として第一部で選んだキャラをずっと第三部まで担当するのかもと

始まる前は思っていたので、キャラ選びはかなり慎重でした。

それもあって、これだけはちょっと難しい…!というキャラもいたので、そこを避けて

おきたくてお譲りいただいたのがこちら。

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男性警官役です。第一希望は別だったのですが、男性警官役を体験したあとはこの

キャラを担当できてよかったなと思いましたし、ここから先の第二部、第三部も個人的

には好みの役を選べたと思いました。

 

遊んでみての感想は、他にもSNEさんのシリーズを数作は遊んでいるのですが、少し

経路がいつもと違うな?という印象。

ルール説明のときに少しその気配を感じ、遊び終わったあとも思いました。

ルールとしてはとてもシンプルです、覚えにくいことも複雑なこともない。

 

そして配役がどうだったかによってすべてが終わったときに抱く感情や振り返りが

数多くある作品だと思いました。

第一部から第三部までどのキャラで体験したかによってみえるものが違うかと。

それゆえに終わったあとの感想戦がかなり盛り上がる作品だと思います。

 

言葉にするのが難しいのと別のシステムの話を出すのもとは思うのですがクトゥルフ

神話TRPGでキャンペーンシナリオを体験したときの感覚に似ている。

ひとつのテーマがあって全3・4話で構成されていて、1話ずつ違うキャラクターを

担当してゲームを進めていって。

1話で得たことをPLは知っていてもキャラクターとしては引き継げていないから

知っているのはPLだけである、という状況でPLがもっている情報とキャラクターが

得た情報で差が出るのをどうやって補完していくかというと他のキャラクターとの

ロールプレイで補完していくことになるのですが、今回そのときに得たスキルが結構

役にたったなと思いました。

 

6時間ってかなり長丁場できつそう……と思うかもしれませんが、実際には2時間ずつ

明確に第一部、第二部と区切られているので一息つける状況にはなります。

日をわけて遊ぶこともできるのですが、個人的には小休憩を挟みながら一日で駆け抜け

してしまう方がいいのかなと思います。

 

このシリーズでかなり上位に食い込むぐらいには好きな作品でした。

SNEさんのこのシリーズでまだやっていないのは以下の3つ。

罪と罰の図書館」

「マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド」

「ホワイト・レイヴン、レッド・ダイ」

他は遊んでいるのですがストーリーとシステム総合的にみてかなり好き!という作品は

「あの夏の囚人」と「ダークユールに贖いを」です。

遊んでいない作品も遊びたいですね!

 

この作品、万人向けではあると思うのですが「いろんな側面から事象をみたい方」は

好きなんじゃないかなぁと思います。

Aさんからみたらこのことはこういう感じだけれどBさんからだとこうみえていて全然

違ったんだ…!とかそういうのが好きな人、私はすごく好き。

電子ゲームでもメインストーリーを終えたあとにクリア後に他の登場人物視点で描かれ

ていくなかで明かされるものもある、みたいなのが好きですね!

あのときのあれってこういうことだったんだ!とか伏線改修が好きな方も多分好き。

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あぁぁ……写真下手くそ選手権にノミネートされてもおかしくないぐらいのピンボケ!

トリックスターさんで遊ぶとこういった記念のカードをいただけるので、思い出に

カードフォルダにコレクションしています。

 

そして、終わったあと軽く打ち上げ。
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大塚にある江戸村さんにお邪魔いたしました!

外観からしてとても大衆向け!こういう居酒屋さんに入る経験をしたかったので入れて

とても嬉しかったです!
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店内も、満席になったらかなりガヤガヤしそうだなという空間で、テレビもあって

野球中継とかしてくれたら盛り上がりそうな雰囲気でした。

飾らない感じの居酒屋さん、楽しくて好きです。またこういうところいきたいですね!

 

1日、しっかりと全力で遊びきりました!

ご一緒してくださった方々、ありがとうございました!

また是非遊んでいただけたらと思います!