マーダーミステリー「魔笛伝説殺人事件」プレイ感想

7月16日、オンラインでマーダーミステリーを遊びました。

 

遊んだ作品はこちら。

booth.pm

ティー様製作の「魔笛伝説殺人事件」です。

プレイヤー人数は5人、GM様必須。

使用したツールはディスコードとココフォリアで通話形式で遊びました。

 

この作品を遊びたいと思った最初のきっかけは2つ。

メインビジュアルがすごくシンプルで好みだったことが1つ目。

これは単純に好みの問題なのですが、すごく派手だったりキャラががっつり描いてある

メインビジュアルよりシンプルなものが好き。

それこそタイトルだけというシンプルなものにこそ惹かれる。

今回、まさにそれでした。

そしてもう1つがタイトル。

なんだかオシャレな空気がするような一文がタイトルだったりラノベ風のものだったり

色々作品のタイトルはあるなぁとは思っていますが「~殺人事件」だったり「~の館」

みたいな推理小説っぽいさを匂わせるようなタイトルが私は大変好みで。

その2つが揃っている作品、これ絶対好きなやつだ……そう思っていました。

 

でもなかなか遊べる機会がこない、こない!!!

リリースされたときから目をつけていたのですが、GMさんが少ない気がします。

でもその理由もわかる、大変!!!

ただ、私はGMするのかなり苦手意識あるのですが、このシナリオはGM側をして

みたいと思えるシナリオでした。

プレイヤー側で遊んで面白かった~!楽しかった~!って満足するシナリオがほとんど

なのですが、このシナリオは次はGM側でまた味わいたいなと思えるシナリオでした。

なので、月初めタグの回したいシナリオは私はいつも悩む……というかそんなに回し

たい!って思うシナリオって実はないのですけれど、このシナリオはそのタグに書き

たいなって思えるシナリオでした、書くぞ……!

 

あらすじは大学の旅行サークルのメンバーが旅行する先で惨劇が起こるかも……という

すごくシンプルで複雑なこともなく推理小説を読んだことがなくても、なるほどそう

いう設定なんだな……とわかりやすいもの。

なんかアレっぽいな……って思う方は多分あっていて、その空気はあります。

 

読み合わせの量はそれなりに多め、キャラの個性も結構ありますし、こてこてに盛る

ぐらいのロールプレイをしてもおそらく平気。

この作品で私が面白いなと思ったことを書くとネタバレになってしまうので書けない

のですが、マーダーミステリーって人が死ぬにしても何か違う事件があって犯人を

みつけるというものであっても、導入部分で何かが起きて議論をして最終的に結論

づけたり結論が出てエンディングだ!という流れが多いと思うのですが、それだけでは

言い表せないことが作品中で表現されていて、その部分が斬新でとても好みでした。

 

ゲームシステム部分、ルールが特殊なところがあるのでルール説明をしっかり聞いて

理解できる人でないと厳しいかもしれない。

途中で確認してもGMさんは答えてくださるとは思うけれど、テンポが悪くなるので

極力最初の説明でしっかりと理解し議論に集中できる人で遊んだ方が集中はできると

思います。

 

すごく楽しくて、ここ最近は遊んで楽しかったなって思ったマーダーミステリーを

あげるときはこの作品をあげています。

この作品と同じぐらいオンラインで特に好きだなぁとずっと残っている作品は大分前の

作品で「崩えた祭壇」という作品なのですが、久々にここまで面白いなぁと絶賛したく

なる作品に出会えた気がします。

 

こう書くと失礼なんですが、華やかさが公開情報にはなくてキャラの外見やビジュアル

を見てこのキャラやってみたい!というところから気になる作品になっていく方には

もしかしたら引っかからないのかもしれない。

けれど、推理小説を読むのが好きでマーダーミステリーを遊ばれている方との相性は

とてもいいと思いますので多くの人に遊んでいただきたいです。

 

GMはベリシモさんにお願いさせていただきました。

遊ぶ前から期待値高く、遊んだあと無事に推しシナリオになりました。

ありがとうございました!

「混迷を呼ぶ嵐」もどこかで絶対にやりたい……面白そう。

ご一緒してくださった方々もありがとうございました!

途中から作品の雰囲気が好きすぎて饒舌になりすぎていたかもしれません。

またご一緒する機会がありましたらよろしくお願いいたします!