マーダーミステリー「闇を彷徨いて嗤う」プレイ感想

3月9日、オフラインでマーダーミステリー公演に参加いたしました。

 

遊んだ作品はこちら。

asokuro.com

夜のくろうさぎ様製作の「闇を彷徨いて嗤う」です。

プレイヤー人数は5~8人。

場所はあそびばくろうさぎ西早稲田駅店さんにて。

 

最初に書いてしまうのですが、私はこの作品はつまらないと思ってしまった。

(もちろんその場では楽しんでいた方もいらっしゃったので言ってませんが)

でも、遊びにいく前は楽しもうという気持ちでいっているので、なんでつまらないと

思ってしまったかについて書いていこうと思います。

全てが全て受け付けなかったわけではなくこの部分はよかったというところもあり

ますし、こういう方は楽しめるというのもあるのでそれも書いておきます。

 

ちなみに、楽しかったかつまらなかったかが同卓したプレイヤーによって左右される

ときもまぁありますけれど、今回はそこまで影響はしていないです。

4人ぐらいのグループのところもありませんでしたし、ご一緒して楽しい方がほとんど

でした。

一部この人のプレイスタイルや発言ちょっと苦手だなという方も数名いらっしゃった

のはありますが、それが影響してなくても感想としては上記のところにいきついて

いたと思います。

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まず、つまらなかったと思った一番の要因はリアルマーダーミステリーに慣れたことが

あるのかなと思っています。

このリアルマーダーミステリー、実際に自分がキャラクターとして行動してそこで

見たもの聞いたものを推理としてとりいれることができるというもの。

行動のなかで例えばですが何かを盗んだり何かを破壊したり場合によっては殺人を

起こしていたりする可能性だってあります。

このシステム、初めて遊んだときはすごっ!!!って私も思いましたし、楽しい!!!

って思ったのです。初めてのものに触れて「こんなのみたことない!はじめて!

楽しい!!!」という単純な感情です。

ところが、プレイヤーとしては回数を重ねるとだんだんと慣れてきて難易度に差が

あったとしても、基本的なシステムが同じなために作業感がすごい。

また、リアルマーダーミステリーではあるけれど、キャラとしての役割を考えるより

誰がどこにいて何をしているかということばかり注視してしまうことになりやすい

です、キャラクターはわかっていなくてもプレイヤーはその後に話し合いなどがある

マーダーミステリーだと思っているのでプレイヤーとして周りを見ることや聞くことに

集中してしまって会話らしい会話をすることがない、しかも時間が大分短い。

なんというか、記憶力を試される時間を過ごしている感じでその場面を体験している

というものとは離れているなと回を重ねるごとに思うようになってしまいました。

その世界を実際に動いて体験をしているわりにリアルは薄い、プレイヤーとして行動

している感覚がすごく強いです。

 

そしてもう一つ、キャラクターのハンドアウトが全体を通して薄っぺらいなとどう

しても思ってしまう。

キャラクターの名前を自分のプレイヤー名だったり自分で作った名前をあてるのですが

キャラの画像を選んだあとに配役アンケートがありそれによってハンドアウトが配布

されます。

なので、開催された回によってキャラのビジュアルとハンドアウトの中身が全然違う

ようになっています。

これって、好きな画像のキャラを選べる、アンケートで答えた内容から確実にではない

ですが、これはな~……みたいなものが配られにくい(それを防ぐためにアンケートを

していると思っているので)のですが、キャラの個性というものについてはほとんど

ありません。

ということは自分でキャラ付けをすればキャラができあがるのですが、それをロール

プレイのなかで出せるほど時間は多くないです。

なので、キャラ画像は選べるけれど正直なところ飾り感は否めない。
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こういう感じのAIで生成したキャラ画像があり選択をします。

全体的に顔がいいです!

 

そして最後に。

これがある限りリアルマーダーミステリー今後面白かった!って言えるかなぁって

思っているものがあるのですが、人数可変なこと。

これについては前も記述したのですが、5~8人ということは5人いれば成り立つ

ようになっています。

あとの3人はいれば人の動きも多くなるので見聞きすることが増えるという要素では

ありますが、いなくても成り立ってしまう。

そしてそのいなくていいキャラというのがゲームが終わったあとではなくゲーム中に

なんとなく察します。

人数固定にしてもう少しキャラに対して行動理念などを深掘りしたり、議論をする

時間や情報の提示の仕方も調整があった方が楽しめるんじゃないかなと思いました、

あくまで私が感じたことですが。

 

ただ、いい点もある……というか、これがいいと思う人もいるということもあるので、

それを記述しておきます。

あまり深くキャラのことを考えなくていいので、いわゆるロールプレイはできても

演技部分をするのが苦手という方は演技しなくても全然大丈夫です。

議論時間については人狼ゲーム得意な方は相性よさそうだなと思いました。

逆に人狼ゲーム苦手な方はつめられると結構きつくなる可能性もある。

あと、リアルマーダーミステリーを初めて体験するときはこういうの初めてだ!って

なる率はとても高いので楽しめるのではないかなと思います。

 

あと、今回の作品はクトゥルフ神話がモチーフになっております。

もちろんプレイヤー知識を使うことは禁止ですが、自分が知っているものが関わって

いるというだけでもやってみたいなと思う方はいらっしゃると思います。

普段クトゥルフ神話TRPGで遊ばれている方も楽しいと思う方はいらっしゃるかも

しれません。

貸衣装としてマントを着用することになります、最後にそれを着用したまま記念撮影を

することになります、思い出にはなりますね!

 

……という感じなのですが、つまらなかったと書いたなかに慣れてきたことがそう思う

要員ならなんでまたリアルマーダーミステリーに足を運んだんだという感じですが、

それはずばりこのキャラのビジュアル目当てでした。

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SNSの感想投稿で偶然目にしてまぁもう大好きだったんです、ロールプレイをしたい

と思える外見すぎて!!!

ちなみにちょっとだけ話題にも出したのですが私はベートーヴェンの顔はものすごく

好きです!!!

配役希望が被ってしまって、いや、もう本当写真だけ撮れればいいので!!!って

お話をしつつ、このキャラ以外だったら正直なんでもいいなぐらいの気持ちできていた

ので、最終的に譲っていただけることになりました…!本当にありがとうございます。

スマホの待ち受けにセッティングしました。

前もリアルマーダーミステリーのキャラを待ち受けにしたんだよな……顔がいい。

 

そんなよこしまな理由で参加しておいて、感想がつまらなかったってお前ぇ……!って

感じだとは思いますが、私はそうだったのですが上記にも記述したとおり、楽しい!

って思うことができる方は一定数います!!!

それこそ貸切で全員知っている人同士でガチガチにキャラの個性もそれぞれが固めて

演技しつつ議論したりすれば世界観にしっかりと入ることもできると思います。

 

あそびばくろうさぎさん、駅ナカでとてもアクセスもいいですしクトゥルフ神話

神様のイメージカクテルも堪能できますし、とにかくクトゥルフ神話TRPGを遊ば

れている方にはオススメできる要素も多いので店舗さんとしてはオススメの店舗さん

です!

 

GMさん、ご一緒してくださった皆様、ありがとうございました!

またどこかでお会いいたしましたらよろしくお願いいたします。

読み合わせ台本「君と消える夏の夕焼け」体験感想

3月8日…いや、深夜なので3月9日、オンラインで読み合わせをいたしました。

 

体験した作品はこちら。

mmg.booth.pm

とんとんさん製作の「君と消える夏の夕焼け」です。

人数は2名、PDFを閲覧できる、通話ができる環境であればスマホでもいけると

思います。

読み合わせ関係の記録、カテゴリどこにしよ……って考えたのですが、当てはまる

ところがなかったのでその他カテゴリにいれています。

もっと読み合わせするのが増えたらカテゴリしっかり作りたいですね。

 

時間は15分から20分。これはゆっくりと読んでそのぐらいの時間がかかるので、

そのあと2人で感想を話したりするならば30分はとっておくといいかもしれません。

 

今回はフォロワーのリョウさんと体験いたしました。

深夜に募集されていたのに食い気味に食らいついていました、本当にいいタイミング

だったのでツイッターみていてよかった……!

 

こちらの作品はマーダーミステリーのように作品ごとにルールが決められていたり、

TRPGの多くの作品のようにルールブックというものがあるわけでもなく、役を

決めたら台本を読んでいく、複雑なことはなくとても簡単です。

 

あらすじのようなものは一切boothに記載はありません。

ただ、配役については画像が出ており、先輩(テンション高い女子)か後輩(テン

ション低い男子)です。

リョウさんとだったのでどっちになるかな~って考えていたのですが、私はリョウさん

と同卓させていただいているなかでマーダーミステリー界隈で陽キャの方という認識が

あるために先輩か……?いや、でも後輩か……?ってどっちを選ぶんだろうと見守って

いました。

結果はリョウさんが後輩、私が先輩を担当することに。

テンション高い女子あまりマーダーミステリーでも選ばないので自分として自然体で

喋るというよりは演じながら読むという感じでした、それがまた楽しい。

以前、読み合わせカフェに一度だけお邪魔したことがあるのですが、台本をみたときに

そうそうこの感じだったな、台本。さくさく読める感じで、と連想するものがあり

ました。

会話の掛け合いで進んでいき、一般的に難しい漢字はほとんどありません。

 

私達は普段の会話って思ったことや多少頭で整理したことであっても気を許している

人であったらポンポンとお互いが言葉を発して会話が成り立っていきますが、その

会話を会話をする本人ではなくてAとBの会話を作者であるCが想像をしながら両方の

言葉を考えていくというのは遊びでも小説を書いたことがない人からするとかなり

難しいものなんじゃないかなと思います。

今回の作品はすごくテンポのいい会話が繰り広げられるのですが、これを実際に誰かが

した会話を文字におこすのではなく単独で想像しながら書くというのは本当にすごい

技術だと思いました。

 

また、読み合わせってルールが定められていないことがほとんどだと思うので、その

場合に台本を一度全部黙読してから読み合わせを始めるか、先を読まずにその場で

書かれている文字を認識して言葉にしていくかって人によって違うと思う。

私はマーダーミステリーをやっているときに読み合わせで先読みをしないでという

ことをルール説明でGMさんからしていただくことが多かったからかその場で書かれて

いる文字を認識して……というタイプ。

瞬時にこのセリフどんな感じで言うかを考えることにもなるので、即判断をすることも

鍛えられている気がします。

全部黙読するのも自分が担当する役についての感情の動きや言葉の意図を読み取る

ことができるので、長めの作品であれば私もそうしてみたいなと思うかもしれません。

 

とんとんさんの作品はマーダーミステリーやストーリープレイングをいくつか体験

させていただいておりますが、言葉の言い回しがとても綺麗。

今回も堪能させていただきました。

たまに(たまに?)心に深く入ってくる……感動的な意味でも、どぎついなという意味

でも深々と入り込んでくることが多くて、作品によっては人は選ぶ……って言うことも

あるのですが、今回の作品はとても万人向けだと思います!!!

 

読み合わせは私の場合はマーダーミステリーで読み合わせがあったときに周りの方々の

レベルになんとかついていきたい……って必死になっているところがあるので、台本を

読み合わせることで楽しくレベルを少しずつあげられたらなと思っています。

 

リョウさん、本日はありがとうございました!

また月末もよろしくお願いいたします!

TAMAARI SUPER QUEST vol.4プレイ感想

3月2日、オフラインの謎解きに参加いたしました。

 

参加した企画はこちら。

tamaarisuperquest.com

TAMAARI SUPER QUEST実行委員会様企画の「PROJECT

N.O.A.H.-地球脱出計画-」です。

場所はさいたまスーパーアリーナにて。

 

最初に書いておくのですが、感想としてはすっごく楽しかった!気になるところは

ないです!という感想ではないです。

楽しいところもあったけれど……みたいな感じで正直に書いているので、どっかから

検索でたどり着いた方で楽しかったなって方は読まない方がいいかもしれない。

 

今回はフォロワーのかりにゃんさんと2人で参加いたしました。

通称TSQには前回のドルアーガの塔のとき初めて参加したのですが、どうしてもこの

ときの印象が私は強いんだと思います。

TSQは関わる団体が毎回違うので、そのときの団体さんの謎解きが好きだったのも

ありますし、雰囲気も好きだった。

TSQシリーズということなのでやはり比較してしまっているところはあります。

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今回の作品はよだかのレコードさん、タカラッシュ!さん、タンブルウィードさんが

製作に協力されているのですが、それぞれの団体で全然違いますね。

あらためてどこも特徴がしっかり出ていたなと思いました。

 

作品全体のストーリーについては地球脱出計画とあるとおり全体的にSFだったり

科学のイメージがちらつくようなものになっています。

なかなかにぶっとんだ設定ではあり、それぞれの団体の謎解き部分についても作品の

イメージに沿った謎にはなっていたと思います(特にそれを強く感じたのはタンブル

ウィードさんでした)

 

行程は各団体の謎解きを順番にしていき最後に集大成があるという感じ。

ということで、1つ目から。

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こちらはよだかのレコードさんの謎解き。

私も人間なのでこの団体さんが好き!というのはあります。

今回の3団体さんのなかでは圧倒的によだかのレコードさんが好き。

なので、第一段階いきなりか……という寂しさもあったのですが、よだかのレコード

さんらしい謎解きになっていたと思います。

 

2つ目はこちら。
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タカラッシュ!さんの謎解き。

こちらも、タカラッシュ!さんだなぁ……という感じでした。

私はタカラッシュ!さんの謎解きはわりと相性はよいのか、今回もここはさくさくと

いけました。

 

3つ目はこちら。

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タンブルウィードさんの謎解き。

タンブルウィードさんは好きになりたいのですが、謎解きの特徴との相性がとても

悪くてまぁ苦手意識が強い。

解説まで聞くとなるほど~!となるのですが、自力で解くときのスピードがいちばん

遅くなってしまって苦手なんですよね。。。

今回の謎もあぁぁぁ苦手なタイプのやつ……!!!ってなっていました。

でもこれ得意な人は解けたとき爽快だと思う。

 

そしてフィナーレに向かうわけですが、フィナーレはわりとあっさりだと思います。

なんか、こう……これを言ったらおしまいだと思うのですが、これさいたまスーパー

アリーナでやる必要あったか……?と思う部分がちらほら。

ここからは私個人がそう思ったというだけのぼやきなのですが、なんかこう…謎解きに

演出があるのが当たり前だと思うようになってしまって、これはSCRAPさんの

影響が強いのかもしれないのですが、全体的に没入感はあまりない。

前のドルアーガのときはあったんですよね、多分それは参加している団体さんの

スタッフさんが世界観の住人のような感じで対応してくれていたからだと思います。

今回はそのあたりに関しては薄めだと思う、まぁ謎を解きに来ているので薄くても

問題はないのですが、演出ありに慣れすぎたのかなと。

 

あと、これは世界観の問題だと思うのですが、全体的に静かです。

大きな会場を使って謎解きしてるぞー!!!っていうざわざわ感はなく、黙々とやって

いく感じでした。

会場内の装飾もかなりシンプルだったと思います。

 

で、ここがフォトスポットというのがびっくり。
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確かに客席に誰もいない状態のこの場所は珍しいのですが、そうかこれが…フォト

スポットなのか……とはなりましたね。

そして一番大変だなと思ったのはとある団体さんのときに椅子のところに考察エリアが

設けられているのですが、ここが出入りがかなり大変でストレスがすごい。

集中して解くための考察エリアだと思うのですが集中できない仕様だなと思いました。

 

一番強く感じたのはさいたまスーパーアリーナでなくてもよかったのでは……?が強い

です。

施設を舞台として使っているという意味では施設を活かしているとは思ったのですが、

もっと施設を上手く利用した周遊謎解きを体験したことがあるからそう思ってしまう

のかもなぁ……とは思う。

楽しいって感想は結構見るので自分が理想を高く持ちすぎているのかもしれないなと

思いました。

 

ただ、技術としてはこれすごいなーーー!!!って思うものもあって、遊んだ思い出

としても素晴らしいお土産も手に入りますし、長時間しっかりと遊べるという点は

よかったなと思います、時間がかかる周遊謎解きは大好きなので。
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ということで、コンセプトも何もかも最高だったーーー!!!みたいな感じでは今回は

ないのですけれど、それでも楽しいなと思うものもありましたし、団体さん同士で

何か大きなものをやろう!という意志は感じられましたし、スタッフさんもそれぞれの

場所で頑張られていたので多くの人の力があって実現したイベントだったので関わった

皆様お疲れ様でしたという気持ちと次もあるならば楽しみに待ちたいと思いますという

気持ちで満たされています。

 

運営スタッフの方お疲れ様でした!

それぞれの団体、どうしても好きの順位はありますが、単体の公演も気になるものは

足を運びたいと思います。

ありがとうございました!

クトゥルフ神話TRPG「文字を泳ぐ鯨」プレイ感想

2月29日、3月1日の合計2日間、オンラインでクトゥルフ神話TRPGを遊ばせて

いただきました。

 

遊んだシナリオはこちら。

なつこ様製作の「文字を泳ぐ鯨」です。

KPCとのタイマンシナリオ、作家限定。

こちらの感想を記述している現在boothでは非公開中です。

 

どうしても、どうしてもこのシナリオをこの探索者でいきたくて……シナリオが出た

ときからずっと目をつけていて機会を狙っていたのですが、今回フォロワーのいより

さんのところで遊ばせていただきました。

わぁぁぁぁ嬉しい!!!この方のシナリオ、いよりさんのところで遊べたのが嬉しくて

仕方がなかったです。

というより、いよりさんの好き傾向が私の好き傾向と結構被っているのでシナリオ

リストをみているだけでも幸せ……!

エンド1にて終幕です。

本当に綺麗な描写を味わいながらたくさんお話をさせていただきました。

この探索者も4シナリオ目。継続探索者として継続ならではのロールプレイなんかも

今回はちらほらとさせていただけて嬉しい限りです。

 

ネタバレありの感想はこちら。2日目の方は複合ふせになっていますが、どうしても

書きたかったので…!

1日目セーブ後。

2日目完走後。

 

2日間、ありがとうございました!

いよりさんとタイマンは今回が初めてで、何度かご一緒させていただいてはいるの

ですがタイマンを初めてするときって緊張しまして…!

なかなか言葉が出てこなくてすみません!

また是非遊んでいただけますと嬉しいです!

クトゥルフ神話TRPG「長く短い夜想曲」プレイ感想

1月9日、2月17日の合計2日間、オンラインでクトゥルフ神話TRPGを遊ばせて

いただきました。

 

遊んだシナリオはこちら。

USB様製作の「長く短い夜想曲」です。

Pixivにて公開されている作品ですのでこちらにリンクは貼っておりません。

 

このシナリオは作家限定のソロシナリオ。

私はソロシナリオが大好きなのですが、今回も存分にソロの楽しさを味わえたと思って

います。

特徴的なのは公開情報にもありますが探索者が実際に物語をつくっていくことになり

ます、プレイヤーの方が文章を書くのが好きならばオススメ。

実際、私は文章をちょっとした時間で書くのが好きなのもあって本当に楽しくシナリオ

としても創作時間としても楽しめました。

無事生還いたしました。これからも執筆活動を続けていきます。

小説家としてもっといろいろなシナリオに連れていきたいです、この探索者は。

早速いく予定もありますが!

 

ネタバレありの呟きはこちら。

継続探索者ですが他のシナリオについての直接的なネタバレはないです。

 

KPはフォロワーのあかりさん。

あかりさんはしっとりとしたシナリオの読み上げが本当に心地よくて好きです。

あと今回の探索者の継続してきたシナリオを全て知っている方なのでなんでも話せて

しまう、見守ってくださりありがとうございます。

 

本当に素敵な時間をありがとうございました!

次は私がKP側ですね…!頑張りますので、よろしくお願いいたします!

マーダーミステリー「箱庭の観測者様へ弐」プレイ感想

2月27日、オンラインでマーダーミステリーを遊びました。

 

遊んだ作品はこちら。

hiroyuuuu.booth.pm

イバラユーギ×ひろゆ~プロジェクト様製作の「箱庭の観測者様へ弐」です。

プレイヤー人数は1名、GM様必須。

使用したツールはディスコードとココフォリアで通話形式で遊びました。

 

こちらは「箱庭の観測者様へ」という作品があるのですが、そちらを遊んでから遊ぶ

ことを強く推奨されています。

実際、遊んでみて言えることとしては本当にその通りで、というより弐から遊ぶとか

弐だけ遊ぶとかは私からは避けろ!と声を大にして言いたいですし、可能であれば

無印を遊んでからそこまで時間がたたないうちに、難しいのであれば1日のうちに

どちらも遊んでしまうのもいいかもしれません。

 

私が「箱庭の観測者様へ」を遊んだのが2021年の5月だった(と言いつつ感想を

ここに記録していなくてそのころの私を恨む、忙しかったのか…!?)のですが、

大分時間が経ってから遊んだので正直記憶はぼんやりでした。

そのころはまだ弐はリリースされていなくて。

また、私は同じGMさんのところで遊ぶのも推奨なのかなと考えていてなかなかこちら

については遊ぶ機会あるかな~ってなっていたのですが、GMさんは同じでなくても

問題ないと思います。

 

内容としては本当に何も話せないのですが、無印を遊んでいる方であればそのときと

同じような心構えでいれば大丈夫です。

今であればマーダーミステリーよりはストーリープレイングの雰囲気が近いのかも

しれないなと思います。

 

多くは言えないのですが、たくさん考えましたし、自分の思考整理も考えて話しながら

できてとても自分自身にとって有意義ないい時間だったのではないかなと思います。

無印を遊んで楽しかったなと思った方であれば弐も続けて遊んで一気に振り返るという

のもよさそう。

 

GMはフォロワーの刀野ひなたさんにお願いいたしました。

ひなたさんのところで私は1人用のものを数作品遊ばせていただいているのですが、

色々と作品のなかで話すこともあり安心してお話できるようになっているので、今回も

かなりしっかりと話しきっていました。

作品としても楽しかったですし、お話もできて嬉しかった気持ちもあります。

またご予定いただけたので、そちらも楽しみにしております。

 

ありがとうございました!

マーダーミステリー「浪漫堂ノスタルジア」プレイ感想

2月26日、オフラインでマーダーミステリーを遊びました。

 

遊んだ作品はこちら。

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ドキ☆サバ♡委員会様製作の「浪漫堂ノスタルジア」です。

プレイヤー人数は8名。

場所はKMCさんにて。

今回はフォロワーのズミさんの貸切企画に参加させていただきました。

ドキ☆サバ♡委員会さんの作品は最初のころはオープン公演で遊ばせていただいていた

のですが、最近は貸切の枠にそっといれていただいて参加させていただく機会が多くて

嬉しい限りです。

 

ドキ☆サバ♡委員会さんの作品は何作品か遊ばせていただいているのですが、毎回

違った系統のものを作り出されているなと思っていて、基本的なシステムは似ていても

舞台にする世界がかなり幅広いので新作はどんな感じでくるのだろう……と楽しみに

しております。

SF作品ばかりとかファンタジー作品ばかりとかではなくて、本当に色々な切り口から

人間の心を抉り取っていく技がすごい。

あと個人的には人間の汚い部分をハンドアウトのなかで表現するのが上手いなと思って

いて、毎回そういうキャラに当たるわけではないですが、感想戦で他の方のハンド

アウトを読ませていただくときに、このキャラにさらにこういうものも背負わせる

なんて……とか、この見た目でこの性格、最高!!!とか色々静かに興奮しながら

噛みしめております。

あと、なんといっても毎回ビジュアルがいいんですよね……キャラクターはシルエット

タイプが好きな私ですが、ドキ☆サバ♡委員会さんの作品のキャラビジュアルは毎回

楽しみにしております。

私は関係性の前にまずはキャラ単体のビジュアルで第一推しが決まるので(何を言って

いるか全然わからねー……ってことをここから語りだします)キャラ紹介で風貌が

ヒットするキャラがいると「キエェェェェ!!!!!」って心の中はなっています。

周りに人がいるときはそれを隠して「うわぁぁぁ好きーーー!!!」って言っています

が、そんな穏やかなものではなく「ひいぃぃぃぃ!!!!!この私の心を突き刺す

キャラが………!なんだ、もう好きだが!?どんな人間か知らないが俺がお前を幸せに

する!!!さぁ、とりあえず眼鏡とクズとアウトローを出しなさい……!」みたいに

早口で頭のなかで一人で喋っています。

いや、推しだわ!ってなるキャラを前にすると狂いだしてしまうので、流石にそれを

製作者の方の前でするわけには……と思っているので、基本的にKMCさんにいる

ときって私は最小限のリアクションなのですが、内心穏やかではない(真顔)

 

と、私の気持ち悪いドキ☆サバ♡委員会さんへの気持ちはここまでにして、今回の

作品について。

今回の作品の時代は昭和34年、舞台は東京の下町。

そこにある純喫茶「浪漫堂」に電話が入り、その内容は子どもは預かったから金を

用意しろというもの。

……そんなところからこの物語は始まっていきます。

 

キャラクター紹介をされたときから私がやりたいキャラは決まっていました。

今回は第二希望のこちらの方を。

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な、なんだこのイケメンのおじさんは……!ということで選ばせていただきました。

清水正一さん、喫茶店のオーナーです。

 

このシナリオですが、今までドキ☆サバ♡委員会さんの作品を遊んだことがある方から

すると、少しゲームシステムも新鮮だなと思うかもしれません。

読み合わせがとても多いです。

また、読み合わせからわかることも多いのでゲーム中の手がかりにもなりますが、その

発生タイミングがわりとこまめにあるので一つの議論を集中してしているところに

読み合わせが割り込んでくる感はありますので、この仕様が大丈夫か苦手かは大きく

分かれるとは思います。

 

バチバチに議論をしていくというよりは、その場にいるキャラの人間関係などを考え

ながらどう動いていくかを決めていく感じになりやすいかなと思っているので、比較的

穏やかな雰囲気になりやすいかもしれません。

ゲームシステムという点では、前述した通り新鮮で、この作品だからこそのシステムが

あってそれが面白かったです、あれすごいな……!って思いました。

 

あと、私はあまりこういうことについては思わない方なのですが、いつもとは違う

方面でセンシティブというよりは時代が時代なので物語のなかでの考えだよという風に

しっかりと分別をつけられる方でないとなところもありますし、触れにくい部分に

触れているところはあるので繊細な人はもしかしたら不快になる……かもしれないな、

とは……いや、でも私は好きなんですが、作品として。

 

マーダーミステリー要素とストーリープレイング要素が半分ずつぐらいで、情報量と

しては軽め、内容としては重めなところもあったと思う。

メインビジュアルからは想像もつかないような話はあるので、このビジュアルの雰囲気

だけで昭和レトロ味わえるのかな~って気持ちでくるともしかしたら心に衝撃を受ける

可能性はあります。

 

何度も言いますが、私は大好きだったし今回は安心の貸切だったので皆さん物語として

楽しむ方々ばかりで安心しながら遊んでいました、世界が優しかった。

そして、ちょっとこれを話さないことには終われないので!また推し語りですけれど!

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見てください、このビジュアル!!!髭に三白眼に隻眼ですよ!?!?!?

どれだけ要素を詰め込むんだ、大渋滞ですよ!!!

それにもうこのキャラ本当によくて……………よくて、な……………はぁ(ため息)

 

そして、こちらの作品クリームソーダ感想戦で飲めます!
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綺麗に写すスキルがなくて悲しいことにはなっているのですが、実はクリームソーダ

というものを私は初めて飲みました。

すごい色だな……と喫茶店食品サンプルをみて思ったことはあるのですが、実際も

わりとがっつり緑色でした。

あとアイスクリームが美味しい!!!普通に美味しかったのですが、これがソーダ

溶けた部分と固形の部分でまた違った食感を楽しめてとても美味しかったです!

 

本当に楽しく遊ぶことができました!

ドキ☆サバ♡委員会様、ご一緒してくださった皆様、ありがとうございました!

是非また遊んでください!