読み合わせ台本「君と消える夏の夕焼け」体験感想

3月8日…いや、深夜なので3月9日、オンラインで読み合わせをいたしました。

 

体験した作品はこちら。

mmg.booth.pm

とんとんさん製作の「君と消える夏の夕焼け」です。

人数は2名、PDFを閲覧できる、通話ができる環境であればスマホでもいけると

思います。

読み合わせ関係の記録、カテゴリどこにしよ……って考えたのですが、当てはまる

ところがなかったのでその他カテゴリにいれています。

もっと読み合わせするのが増えたらカテゴリしっかり作りたいですね。

 

時間は15分から20分。これはゆっくりと読んでそのぐらいの時間がかかるので、

そのあと2人で感想を話したりするならば30分はとっておくといいかもしれません。

 

今回はフォロワーのリョウさんと体験いたしました。

深夜に募集されていたのに食い気味に食らいついていました、本当にいいタイミング

だったのでツイッターみていてよかった……!

 

こちらの作品はマーダーミステリーのように作品ごとにルールが決められていたり、

TRPGの多くの作品のようにルールブックというものがあるわけでもなく、役を

決めたら台本を読んでいく、複雑なことはなくとても簡単です。

 

あらすじのようなものは一切boothに記載はありません。

ただ、配役については画像が出ており、先輩(テンション高い女子)か後輩(テン

ション低い男子)です。

リョウさんとだったのでどっちになるかな~って考えていたのですが、私はリョウさん

と同卓させていただいているなかでマーダーミステリー界隈で陽キャの方という認識が

あるために先輩か……?いや、でも後輩か……?ってどっちを選ぶんだろうと見守って

いました。

結果はリョウさんが後輩、私が先輩を担当することに。

テンション高い女子あまりマーダーミステリーでも選ばないので自分として自然体で

喋るというよりは演じながら読むという感じでした、それがまた楽しい。

以前、読み合わせカフェに一度だけお邪魔したことがあるのですが、台本をみたときに

そうそうこの感じだったな、台本。さくさく読める感じで、と連想するものがあり

ました。

会話の掛け合いで進んでいき、一般的に難しい漢字はほとんどありません。

 

私達は普段の会話って思ったことや多少頭で整理したことであっても気を許している

人であったらポンポンとお互いが言葉を発して会話が成り立っていきますが、その

会話を会話をする本人ではなくてAとBの会話を作者であるCが想像をしながら両方の

言葉を考えていくというのは遊びでも小説を書いたことがない人からするとかなり

難しいものなんじゃないかなと思います。

今回の作品はすごくテンポのいい会話が繰り広げられるのですが、これを実際に誰かが

した会話を文字におこすのではなく単独で想像しながら書くというのは本当にすごい

技術だと思いました。

 

また、読み合わせってルールが定められていないことがほとんどだと思うので、その

場合に台本を一度全部黙読してから読み合わせを始めるか、先を読まずにその場で

書かれている文字を認識して言葉にしていくかって人によって違うと思う。

私はマーダーミステリーをやっているときに読み合わせで先読みをしないでという

ことをルール説明でGMさんからしていただくことが多かったからかその場で書かれて

いる文字を認識して……というタイプ。

瞬時にこのセリフどんな感じで言うかを考えることにもなるので、即判断をすることも

鍛えられている気がします。

全部黙読するのも自分が担当する役についての感情の動きや言葉の意図を読み取る

ことができるので、長めの作品であれば私もそうしてみたいなと思うかもしれません。

 

とんとんさんの作品はマーダーミステリーやストーリープレイングをいくつか体験

させていただいておりますが、言葉の言い回しがとても綺麗。

今回も堪能させていただきました。

たまに(たまに?)心に深く入ってくる……感動的な意味でも、どぎついなという意味

でも深々と入り込んでくることが多くて、作品によっては人は選ぶ……って言うことも

あるのですが、今回の作品はとても万人向けだと思います!!!

 

読み合わせは私の場合はマーダーミステリーで読み合わせがあったときに周りの方々の

レベルになんとかついていきたい……って必死になっているところがあるので、台本を

読み合わせることで楽しくレベルを少しずつあげられたらなと思っています。

 

リョウさん、本日はありがとうございました!

また月末もよろしくお願いいたします!