キャットルフ「四ツ足ノ獣」プレイ感想

8月13日、14日、18日の3日間でオンラインでTRPGセッションに参加させて

いただきました。

 

今回遊んだものはキャットルフ、というものなのですが、こちらは何かといいますと、

簡単に言ってしまえいばクトゥルフ神話TRPGの探索者を猫にした感じのものです。

細かい部分は違います、SAN値ではなくSEN値だったり、猫ならではのステータス

だったり、スキルとしてトリックというものがあったり。

 

私は今回初めてこのキャットルフというものを遊んだのですが、今回は初めてという

ことでルールブックなしでお試し参加させていただけました、ありがとうございます。

ルールブックとしてはサプリメントの一つ「クトゥルフ・フラグメント」があれば

大丈夫です。

 

今回はテキセマーダーミステリーでお世話になっているとまよさんにお声がけいただき

参加させていただきました。

なかなか体験することができないシステムで、本当に貴重な体験となりました。

プレイヤーはいつもクトゥルフ神話TRPGで遊んでいただくことが多いkataさん

と2PLで。

 

シナリオはとまよさん作の「四ツ足ノ獣」という作品を。

使用したツールはココフォリア、テキストセッションです。

 

まずキャラクターを作るところから未知の世界で、kataさんと二人で作成したの

ですが、とまよさんのキャラ作成の手引きがものすごい丁寧で、話し合いながら

さくさくできました。

ベルンハルドという雄の飼い猫でいきました。

(今回はキャラクターシート保管庫にデータを作成していませんので、TRPGキャラ

保管のところにキャラを投稿していません)

 

こちらが、セッションのお部屋。

f:id:ruki4055:20200903173208j:plain

(実写の部分載せて大丈夫だったでしょうか?セッションのときに確認はしまして、

スクショ載せても大丈夫と伺ったので載せましたが、大丈夫でなければ下げます!)

めちゃくちゃすごい…。

この右側のキャットタワーに私達が作成した猫を置けるという。

この左側の部分ですが、

f:id:ruki4055:20200903173219j:plain

このピンクの肉球にカーソルを合わせると説明文がでます。

これが初心者にもわかりやすいようにとにかく丁寧でした。

 

実際、遊んでみての感想はですね、猫の視点で物事を見るということがまず慣れなくて

難しいのと、それをテキストで表現していく難しさがありますね。

もちろん探索者としては猫同士なので会話はできるのですけれども、野良猫の場合は

人間が当たり前のように知っていることでも知らなかったり、物を人間と同じように

認識できなかったりで、KPの描写のなかに謎のものがあったりします。

でも、それは猫の視点ではそう見えているということなので、プレイヤーとしては

それが一体何をさしているのか考えながら動いていかなければならないですし、ものの

移動なんかに関しても人間ならすぐできることが猫だと一苦労どころか不可能なこと

という場合もあるので、とにかく人間基準で見れば不自由です。

 

でも、その不自由さを楽しめる人はかなり楽しいと思います、キャットルフ。

なかなか動物のロールプレイをすることってないと思いますし。

私はクトゥルフ神話TRPGのときも慎重派ですし、描写もテキセだと打っていくので

猫として単純に本能のままにさくさく打つというのが今回はできてなかったなーって

思ったので、そういうプレイスタイルも適応できるようになりたいものです。

 

プレイしての感想としては、私は今回はめちゃくちゃ焦りましたね…!

いつもプレイスタイルとして、めちゃくちゃプレイヤー会議するタイプですし、相当

慎重になるので長考型なところもあり、時間制限があると焦って考えられなくなって

しまって、時間を気にして脳死してました。

そういう状態になると、自分の考えの限界はここだなと思って、それでロストしても

それは自分の限界だったんだから仕方がないって気持ちにすっと移行してしまう特徴も

あるかなーって思ってます。

 

今回もそれがあって、ここで覚悟を決めるってところがあったのですが、そのあと

すっと次の場面にいったので、これも人間としては覚悟を決めるところだったのかも

しれないですが、猫としてはそんなに大した決断ではない場面だったのかなーなんて、

どうしてもまだ人間と猫の気持ちが離れて二つ存在している状態なんだなと実感。

初めてだからいきなり同化はできないのですが、これをなるべく近づけることが猫の

気持ちを知りながら、猫になれ!っていうキャットルフの遊び方に近くなれるのかも

しれないと思いました。

 

ダイスの出目によるファンブルの処理もキャットルフならではのものがありまして、

これも面白かったなー。主にkataさんが…!

私も出目があまりいい方ではないのですけれども、kataさんの出目には流石に

負けますね…すごい!お祓い行こう!!!

 

テキセ好きな方は一定数いらっしゃるのはなんとなくわかってはいるのですが、あまり

私の周りにはいないかなという印象なので、とまよさんはテキセでマダミスやTRPG

してくださるとても貴重なお方です、いつもありがとうございます。

 

とまよさんには以前マーダーミステリー「重症病棟」のGMをしていただいており

まして、そのときも思ったのですが、演出がすごい。

場面に合う音楽、テキストでの描写、エンディングの演出、拘りをすごい感じられ

ました、本当に猫好きの方がシナリオを最大限に魅せてくるのが伝わってきて、本当

私が猫になりきれていなくて拙いプレイで申し訳なかったので、精進したいです。

 

お二人ともありがとうございました!

また、TRPGでもマダミスでも遊んでくださいませ。

テキセももっとしていきたいです、よろしくお願いします!