第4回定期演奏会感想

5月7日、オーケストラの演奏会を鑑賞して参りました。

 

鑑賞したのはこちらのコンサート。

f:id:ruki4055:20220512004116j:image

Orchestra of Springさんの第4回定期演奏会です。

場所は江戸川区総合文化センター大ホール。

初めて行く場所だったのですが、新小岩駅からのんびり歩いて、のんびり…け、結構駅

からかかりますね。

余裕もって出てきててよかった。

 

席については予約時に選べるようになっていたので、初めての場所そして初めての

団体のコンサートでしたので後ろの方を選択いたしました。

オーケストラ鑑賞では元々後ろの方の席が好きなのですが、特に初めての場所で席を

選べそうなら後ろを選びがちです。

可能性としてはスタンディングオベーション起きたときに後ろの席にいると会場全体の

観客が立っている様子と舞台上の演奏者の方がどちらも見えていい光景を目に焼き

付けることができるので自然と選びたくなります。

今回はピアノの演奏があったので、もしかしたら中央配置なら左寄りの席でもいいな

とは思っていたのですが。

 

逆に避ける席は前の方の席を避けてます。

前の方の席ってミュージカルの場合は表情が見れたりしていいのですが、オーケストラ

の場合、ホールのつくりによっては音が自分の頭上をいってしまって、ちょうどいい

高さで音が飛んでこないのがあって避けてますね。

 

ただ、後ろの方だと観客のマナーも見えてしまうのですけれども。

今回の団体が、アマチュアの団体さんなのですが、もしかしたらわりと緩くマナーが

設定されている可能性もあるのかも。

あまり堅苦しいことを言うと敷居が高く感じられてしまいますし。

けど、やっぱり普段からオーケストラコンサートに足を運んでいるとどうしても目に

入れば気になるかなということが。

 

拍手が起きるタイミングでの写真撮影が気になるんですよね…。

もちろんレポートの記事などで許可されている方がするのは問題ないと思うのですが、

そうでない方が拍手のタイミングでカメラを上にあげて撮影しているのが気になって

しまう。

比較すべきではないと思うのですが、プロのオーケストラコンサートのときに開演前に

客席をスタッフの方が見回りをしていて写真撮影をしようとしている人がいると注意

しているのもあって、撮影基本的に禁止が前提だと思っていました。

例外的に、写真撮影OKのときは(ゲームコンサートなどで司会の方が今OKですよ!

とか言ってくれる)思う存分撮影していいという認識でしたね。

今回がどうだったかは確認できてないのですが、自然と撮影はだめそうだなって思って

いました。

 

あと、パンフレットの音。

これは気にしすぎだろ…って思う方も多いと思うのですが、今回、来場すれば自由に

1部パンフレットをいただける仕様でした。

やっぱり曲と曲の合間に次はなんの曲だろうって確認したりしたくなる気持ちはわかり

ます。

でも、それをして閉じるときとか、落としてしまったときに意外にも音は自分で思って

いる以上に響くもので。

コンサートは曲と曲の間の拍手が起きて次の曲へいくときの静寂も一つの演出…と

思っているので、そういう音が鳴るのをどうしても気にしてしまう…かなぁ。

でもこれも言われないと気づかないことだと思うので。

実際私もコンサート聴きにいき始めたころに会場内のアナウンスで気づきを得たこと

でした。

 

さて、今回のコンサートですが、そもそもなんでこの演奏会に足を運んだかといいます

と、フォロワーの方とオフラインでマダミスをしたときにクラシックや楽器演奏の話に

なりまして、そこで今回のコンサートを教えていただきました。

 

今回の演奏内容は以下の通り。

J. シベリウス / 「カレリア」組曲

E. グリーグ / ピアノ協奏曲

J. シベリウス / 交響曲第2番

このなかで個人的に楽しみだったのは交響曲第2番でした。

あとやっぱり有名どころということで生演奏を聴きたかったピアノ協奏曲。

ピアノ協奏曲の出だしはテレビで一度はみなさん聴いたことがあると思っています、

これか~!ってなるはず。

交響曲第2番も1フレーズここすごい有名!ってところがあるので、これも聴いたこと

ある方は多くいらっしゃりそう。

テレビのBGMでよく聴く曲って実はなんていうのだろうと調べるのはなかなかに

難しいかもしれませんが、こうした機会に、あ、これ聴いたことある!ってなると

曲名が判明してすっきりする方も多そうです。

ただ、交響曲何番とか何調というのは馴染みがないと覚えにくい要素でもあるかもしれ

ませんが。

ピアノと全体でのアンコールもしっかりとあって、豪華な2時間でした。

 

久々にコンサート鑑賞しましたが、やっぱりコンサート鑑賞はいいですね。

あっという間に感じ、全力で聴きいっているからなんだと思うのですが、動いていない

のにカロリーもすごい使う。

会場だからこそ見れるものがあると思います。

テレビとかで放映してくれるときも見れるときはあるけど、カットされてしまうことも

あるのは調律のシーンとか指揮者とコンサートマスターが入ってくるところとか。

そういうのも全部見れるのがあるのでやっぱり現地がいい。

指揮者とコンサートマスターが入ってくるときに客席は拍手をしてますが、他の方が

足を鳴らすあの時間が会場が一体になっている感じがしてとても好きです。

調律が始まったら客席で目を閉じて集中しながら調律の音を聴いて。

そして演奏が始まったら、家でクラシックを聴いているときはわりとリラックスして

聴くのですが現地では演奏中は常に緊張感をもって聴いています。

それで、演奏が終わって指揮者の方が手をおろして拍手をする瞬間に気持ちを楽にする

感じ。

だからカロリー使ってるのかもしれないですが。
もちろんゆったり聴くのもいいと思います、聴き方はマナーさえ守っていれば自由

ですし!

 

オーケストラコンサートって響きから身構えてしまう方も多いのかもしれません。

でも、わりと気楽に足を運んでいい場所だと思っています。

今回は服装も楽な格好でいけて指定もなかったですし、なにより一人でいきやすい場所

だと思います。

実際のところ、一人でいらしている方は結構な数いらっしゃいます。

最初の一回はいくのに勇気がいるかもしれませんが、一度いけば次からはすごくいき

やすいかと。

今回はこの場所あたりで聴きたいなとか、座席が自動で決まるのであればこの席だから

このあたりに注意して今日は鑑賞しようかなとか。

 

クラシックが敷居が高いのであれば、ゲーム音楽とか映画のテーマとかそういうものを

扱ったやつはいきやすいかと思います。

自分の知っているメロディーがオーケストラだとどう表現されるのだろうということを

ぼんやりと考えながら聴くだけでも楽しさはあると思いますね!

 

こういう情勢でなければお花だったり手紙だったりを差し入れできたりするのだと思い

ますが、今回はそれはできないということでしたので。

なにより今回初めての経験としては、自分が直接知っている方が一員として出ていると

いうことでしょうか。

場所も教えていただいていたので、全体をみつつそちらもちらりと見ながら楽しむ

ことができました。

 

また予定があいましたら開催されるときは足を運びたいぐらいです。

このような機会をいただきありがとうございました!