マーダーミステリー「超能力研究所からの脱出」プレイ感想

6月19日、オンラインでマーダーミステリーを遊んできました。

19:30からの回です。

今回の内容ですが、わりと辛口で書いています。

全員が全員そう思うわけではないですし、ここはあくまで私の記録なので私がそう

思ったというだけです。

 

今回遊んだのはこちら。

nazoxnazo.com

NAZO×NAZO劇団さんによる「超能力研究所からの脱出」です。

タイトルはこんな感じですがマーダーミステリーです。

使用したツールはZOOMとLINEで通話形式。

プレイヤーは8人です。

LINEに関してはプレイヤーの方同士が繋がる必要はなくてNAZO劇さんと

繋げる感じです。

LINEもパソコンで起動することを推奨します。

 

結論から言うと、色々と惜しい部分が多くてもっと頑張ってほしいし、次を期待して

待ちたいなという気持ちと、NAZO劇さんにはNAZO劇さんらしいキャストの方

とのふれあいがある謎解きを作ってほしいという気持ちが半分半分ぐらいに分かれて

いる感じだったりします。

 

まず、個人的に思ったのは。

ZOOMの使い方について。ZOOMって一般的には使われているツールなのは

わかっています。

ただ、ちらほらたつ募集を見ているとマーダーミステリーってディスコードだったり

LINEを使っていることが多いのかなと思います。

今回、ディスコードが使えないのは色々な事情でわかってます。

ZOOMのインストール方法のページへの案内はあるんですけど、ちゃんと使い方を

理解しておいてくださいとかあるといいのかなー…いや、私ぐらいなのかもしれない。

みんなすっと使えてたもんな…私は最初の始まる前みなさんの話してる声が聞こえ

なくて焦りました。

 

実際、始まってからの感想はというと…正直マーダーミステリーをしているという

よりは、きつくなるかもしれないけど謎解きに殺人がおまけでついていたかなという

印象を受けました。

よくある、ウェブ型の謎解きをみんなで話し合いながらオンラインでしていて、あ、

でもそういえば殺人起きていたよね!みたいな感覚。

NAZO劇さんは、謎解きを制作されている団体でもありますし、謎解きがマーダー

ミステリーのなかに組み込まれてるのはとても面白なぁと思うんです。

ただ、謎解きはそのなかの一部であってほしい、マーダーミステリーだから。

今回思ったのは、公式サイトに記述がある通りとあるところを脱出しようとすると

人が死んでしまっていたみたいな感じで、構造がどうしても脱出の方にみんなが話し

合いたくなるようにできていて、殺人のおまけ感がすごかった。

仮に殺人のことを重点置いてやっていこうとしても、どうしても途中で脱出の方に

目を向けざるをえなくて、脱出中心になりやすい造りだったと思います。

 

謎解きだったらそれでいいと思います。実際、今回の話し合い中に出てきたとある

仕組みなんかは謎解きだったら楽しいかなーって思っていたと思います。

でも、このときはマーダーミステリーをしにきているんだ。

 

よくある目標なんかについても、ものすごいおまけ感があって。

それのために必死に動かなきゃというより、とにかくみんな脱出のことを考える。

誰かが誰かを疑うとかいう場面も少なく、正直協力して考えてて、あれ、そういえば

犯人考える…?みたいになってました。

犯人じゃなくても犯人を探しより脱出、犯人だとしても逃れるよりみんなと一緒に

脱出の方法を考えるという感じで、すごく惜しい作品だったと思います。

舞台とか設定は面白かっただけに。

 

あと、背景づくりが少し浅いかな、とどうしても思ってしまいました。

多分、マーダーミステリーを色々やってて、この人物はどういう背景をもっている

人物なのだろうということを自然と考える頭になっちゃってて、その固定観念はよく

ないなと思いつつも、今回の場合はあれってどうなったんだろうと気にしていることが

実はどうでもいいようなことだったということがあって、それはでも何かヒントが

ないとずっとそれを考えてしまうよ…というような展開もありました。

 

NAZO劇さんの謎解きのギミックってすごく個性的だと思いますし、それを楽しみに

謎解きに参加していまして、それがマーダーミステリーのなかだと主張が強すぎる

ところがあるのかなー…とも感じました。

でもNAZO劇さん今回初めてマーダーミステリーの公演をしてくださっているので

また作ってくださったら参加したい気持ちでいます!

 

本当、辛口意見ばかり書いてしまっているんですけど、NAZO劇さんの公演好きで

浅草花やしきでまたやってほしいなぁ、キャストの方とのふれあいが楽しい。

しかしソロ凸コミュ障にはきついんですけれども、それを堪えてでも行く価値がある。

ネタバレを書けないので、ここがこうだったらよかった、とかここはちょっとどう

だろうって思ったとかもっとアンケートに書けばよかったんですけれども、アンケート

長文テロになってしまう…と思って、しまっておきます!

 

でも、同卓してくださった方々皆様すごいいい方々で、ゆっくり話してくださる方

ばかりで助かりました。8人だし、声すごい重なったりしちゃうかな、喋れるかなー

って心配ではありましたが。

 

GM様、同卓してくださった皆様ありがとうございました!

またNAZO劇さんの公演に足を運べる日が来ますように。