マーダーミステリー「鍵のかかったその先に」プレイ感想

4月29日、オフラインのマーダーミステリー公演に参加いたしました。

 

参加した作品はこちら。

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Leonids様製作の「鍵のかかったその先に」です。

プレイヤー人数は7名。

会場は小竹向原駅圏内某所にて。

 

今回はフォロワーのズミさんの募集にのらせていただきました。

ズミさんの貸切企画には本当にいつもお世話になりっぱなしです…!

ご一緒する方もほとんどの方が一度は同卓したことがある方々で、外見とお名前が一致

している方ばかりでした。

いきなり失礼なことを書くのですが、私は本当に外見と名前を一致させて覚えるのが

苦手なので何度かお会いしていても名札がないと怪しいときがあります。

今回の作品については全員が全員外見と名前が一致している状態の方が遊びやすいとは

思います、私はおひとりだけおそらく初めてかもという方がいらっしゃったのですが

おひとりだったので始まる前には全員一致させることができました。

 

さて、今回の公演ですがかなり特徴的な挑戦的なルールや遊び方になっておりました。

開催場所にいってからのことは全てネタバレということでそこについては何も記述する

ことはできません。

ただし、予約サイトに記述してあること、そして製作者の方のツイッターにて一般向け

に公開されている画像についてはネタバレではないと思うのでそのあたりについては

こちらでも振り返りつつ体感感想を記述しようと思います。

事前情報絶対に何も入れたくないわ!という方は見ない方がいいです、ゲーム当日

丁寧なルール説明がありますので事前情報ゼロでいっても問題ありません。

あ、ただし!

これは行く前に気を付けておかないとどうにもならないと思うので、書くのですが服装

については女性はスカートはロングもショートも避けることを推奨します。

靴下はしっかり履いておきましょう。

服装については予約ページに記載があります、貸切の場合は貸切する方がメンバーに

しっかりと伝えないと伝わらないかもしれませんが服装は当日快適に遊ぶために重要な

連絡事項です。

私も今日はいつもとは違うような格好でいきました。

鞄は何できても大丈夫ですがなるべく小さめのものがいいんじゃないかな、とは。

 

……というより予約ページの詳細案内はプレイヤー全員がしっかり確認する必要がある

項目ですので参加するぞ!ってなったら見ましょう。

あらすじなどはありませんが、集合に関すること、支払いについてなど大事な記載が

あります。

集合ですが、場所は参加者にしか伝えられません。

しかし駅から会場まで徒歩20分あります。

集合場所が判明しましたらそこまでの道をかなり余裕をもって見積もっておいた方が

いいです、20分を甘くみない方がいい。

 

遊び終わったら現地解散です。

おそらくですが、感想戦がとてもしたくなります。

私は今日はめちゃくちゃ感想戦したいが!?って思っていたぐらいなので、貸切の場合

最初から感想戦を企画しておいてもいいかもしれません。

話の内容は高確率で盛り上がります。

というのも、動画撮影サービスというものがあります。

私は個人的に動画や写真撮影が苦手ではあるのですが、でもこのサービスは今回の作品

ではあったからこそ面白いと思いましたし、これで感想戦が盛り上がることになるので

本当に撮られたらなんか事務所的にNGなんです!って方以外は動画撮影ありで遊ぶ

のがよいと思います、こちらも詳細案内ページにありますがどうしてもだめな方は前日

までに連絡をすれば大丈夫のようですが動画撮影苦手な私でも大丈夫なぐらいのもので

画質もすごい鮮明でもないですし定点カメラなので実際にゲームが始まったら全然気に

ならないものだと思いました。

 

そして、食事ですが集合が11時です。

そこから17時ちょっとまでは外出はできません。

ですので、その前にしっかりと食べておくかハンドアウトを読むときに食べることも

できます。

が、ハンドアウトを読むときに食べるのはそんな余裕がないかもしれないので、携帯食

ぐらいです、パンとかゼリー飲料とか。そしてゴミは持ち帰りましょう。

 

と、ここまで色々書いたのですがまだ全然内容に触れていないですし、そもそも上の

画像にあるLAMMって何!?ってことも書いていない。

LAMMってなんて読むの、何でも英語で略すの待ってください><みたいな典型的

過去人みたいなことを言うのですが、このLAMMは後ろのMMの部分はマーダー

ミステリーです。

では、LAはというとライブアクション

ライブアクションマーダーミステリー、というものとして今回の「鍵のかかったその

先に」は作成されているということです。

 

では、ライブアクションマーダーミステリーって?というところですが、ここから先は

製作団体様のツイッターに記載があるものを引用させていただきます。

多くのマーダーミステリーがその作品のあらすじで「館の主が殺害されていた」とか

「見知らぬ人間がこと切れていた」とか、死体がみつかるところまではあらすじで公開

されていたり、オープニングの読み合わせでみつかったりが多いと思います。

ライブアクションミステリーではプレイヤーに台本が渡され演じることになります。

演じるというのは台詞の読み上げ、部屋の移動など台本に書かれたことに従っていく

ということなのですが、これについてはかなり詳しく書かれているのでどうしよう…と

なることは少なくなるようにかなり工夫がされています。

ミステリーの舞台がその場で完成する、は本当にその通りでした。

アイテムは全て実物です。

これについてはどの作品とは言いませんが、実物のアイテムを使用する作品は他にも

あったなぁ……とは思っています。

ただし、全てという徹底ぶりでした。

マダミスで犯人役になったときどんな気持ちになるかって人によって違うと思います。

私はあまり犯人役が得意ではないので「うわぁ……どうしよ」って気持ちが真っ先に

出るのですが、LAMMの場合はハンドアウトを読んで「これ犯人か……頑張らないと

なぁ……」だけではすまされません。

実際に被害者を殺害する演技をすることになります。

例えばですが、このツイート元の画像は刃物で刺されていますけれど、犯人役は刃物で

被害者を刺すという演技をすることになります。

私は演劇部などにいた人間ではないですし、人に攻撃的なことをしたこともされたこと

もなくのほほん(*´﹃`*)って生きてきているので演技でもしたことがないですね、殺害

については。

ほとんどの人がそうだと思います、だからこそLAMMに犯人がいた場合は犯人役は

人生で初の演技をすることになるかもしれないです。

これも緊張する要因の一つだと思います。

先のことがわからない、この時間まではこう思っていたのに次の瞬間全然違うことに

なっている、人間の気持ちの移り変わりなんて予定されていなくそのとき目や耳などで

得たことによって急に変わることだってあります。

その体験ができる、しかも自分ではないキャラの役割をしつつキャラとして演じながら

って本当になかなかない経験だと思います。

死体が発見されました、では議論しましょう!とは制限されません。

現場を探索することができます。

カードがあってトークンを支払って、一人2回まで……などという舞台の外側のような

ルールは存在しておらず、実際に歩いて発見してという探索をします。

思わぬものがみつかってびっくりしたり、重要だと思えるものがみつかったときは

嬉しくなるかもしれませんし、人によってはみつからないでくれって思って冷や冷やと

しながら探索をしたり、探索をしているときの心情は人それぞれ違う状態になりながら

だと思いますが、プレイヤーとしては贅沢な体験をしているなぁ…!と全力で楽しんで

参りました。

他のマーダーミステリーでこんなことをしたらルール違反だと責め立てられる場合が

ほとんどでしょう。

でも、それが当たり前のようにできる。

これはもうその場の状況をみてそれをしようとするプレイヤーがどんな動きをするかは

その回その回で違うと思います。

可能性がかなり広がる面白いルールだなと思いました。

ということで、前半が体験型演劇、後半がマーダーミステリーです。

かなり贅沢な遊び方で公演時間も長いのですが、すごくあっという間に感じるのでは

ないかと思います。

ここまで、製作団体様のツイッターの発言を元に記述をしていたのですが、遊んだ

感想としてはまさに!!!その通りだった!!!という感じです。

 

体験型演劇については、本当に失礼なのですが、そうはいっても体験については軽くて

マーダーミステリーの方でその体験を元に話すのだろうと私は説明を受けているときは

思っていました。

実際、想像以上に体験型演劇をすることになります。

ただ、難しいことを求められていると心配することはなくて、キャラとして体験する

ことにかなり重みがありふわっと体験ではなくがっつり精密に体験という感覚です。

 

これ以上は書けないですね。

この作品を遊ばれた別卓の方の感想なんかも聞きたい公演です。

オンラインでもいいから誰か語ってほしい…!

 

キャラクターはこちらのキャラを選ばせていただきました。

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新垣です。第一希望でした!

まぁ、わかる人にはわかるのですがこの名前は私の推しの声優さんの名前の漢字だ……

選んだ理由はそれ以外にない。
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どのキャラでも同じぐらいの満足度はあったと思います。

それぞれのキャラにしっかりと個性と役割があったので、全員主役級。

本当に面白かった以外何も言えないな……オフラインのマーダーミステリー公演を数回

遊んでいて、ある程度同卓したことがある方で集まって予約をするのがいいと思う。

オープン公演はされていないとのことで、これは普段はオープン公演大好きな私もこの

作品は貸切だろうなと思いました。

ルーム型の謎解き公演好きな方も相性いいのではないかなぁと思います。
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楽しすぎたので写真を載せちゃう。

皆さん本当にハマり役でした……!

 

これも楽しすぎたので、ちょっとだけふせを書いちゃう。

本当にちょっとだけですが。

 

この日、運営側として関わってくださった方々、そして同卓してくださった皆様、あり

がとうございました!

また是非どこかでご一緒できましたら嬉しいです!