マーダーミステリー「アンショット~リビドールの鎮魂歌~」プレイ感想

10月31日、オフラインでマーダーミステリーを遊びました。

 

遊んだ作品はこちら。

joldeeno.com

コノハナストーリー様製作の「アンショット~リビドールの鎮魂歌~」です。

プレイヤー人数は9名。

場所はジョルディーノ立川店さんにて。

 

今回はフォロワーのヨンさんの募集に参加させていただきました。

あまりオープン公演がたっていない公演だなという印象があるのですが、9人必要と

なるとなかなかオープン公演は難易度が高いのかもしれません。

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さて、この作品ですがプレイ時間は5時間とかなりの長時間作品。

そして人数も9人と多めです。
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テーブルにはそれぞれのキャラのアイテムが置かれていますが、3名ごとに色分け

されています。

3人で1つのチームになっており、お互いにしのぎを削り合っている…そんな3チーム

ですが、新宿、池袋、原宿を拠点として活動している…という設定。

ここまでで人によっては何かが頭によぎるかもしれませんが、世界観としては近未来の

東京が舞台でエージェントとして活動をそれぞれのキャラはチームでしているという

ものです、ざっくりとですが。

この独自の世界観についてはルールにもがっつりと絡んでくるのでしっかりと理解する

必要があります。
f:id:ruki4055:20231101153535j:image私は今回新見ジュクを選びました。

特にどれがやりたいというのがぱっと見今回はなかったです、2つぐらいまで絞って

いてこちらを指差ししたら被らなかったので選ぶことができました。

人によってはよく新宿いくから…とか貸切であればこの3人でこのチームやりたい!

なども出てくるのかもしれません。

 

全体的に賑やかな雰囲気になると思いますし、公式サイトにある観るアニメから、体験

するアニメへという部分については確かにアニメの登場人物の体験をしているなという

気持ちにはなりました。それを意識した構成になっていたとは思います。

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マーダーミステリーで考えさせられるのが好きという方より賑やかに楽しみたい方向け

の作品だったかなと思います。

読み合わせも多めですし、全員がキャラをすっと受け入れて演技も含めてロールプレイ

をすれば確かにアニメの体験っぽいことはしています。

 

またPVや演出がすごく派手で格好いい。

この作品はビジュアルを見て3人チームということが伝わってきますし、かなりチーム

ごとにバチバチとやることになっていくのかなと予想ができてビジュアルから期待感を

得ました。この感覚、私は実はあまりなくて絵が好きで遊びたい!って思うことが

少なく、どちらかというと概要の書き方、文字から興味をもつことが多いので珍し

かったですね。

 

他の系列の作品ではありますが「四季のマーダーミステリー」や「アオハループ」が

楽しいと思った方はこの作品も楽しいと感じる方多そうだなと個人的には思いました。
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GMは桜さんとComomoさんでした!

お二人ともすごく丁寧で、この人数の状況を常に確認しながら進行していくというのは

本当に大変だったと思いますが、途中途中笑わせていただいたりもしました!

ありがとうございました!

 

さて……ここまで作品についてふわっと記述したりどういう人だと楽しいと思うという

ことも述べたのですが、私は自分には合わなかったなと思いました。

どの部分がというとすごくネタバレになってしまうのでがっつりとは書けないのです

けれど、とにかく目まぐるしすぎるなというのがまず第一に。

プレイ時間5時間ということでじっくり話すタイプのマダミスかなと予想していたの

ですが、そんなことはないです。

全体的に忙しくしっかりと考えないとろくに話せないですし、自分だけが考えても

もちろんだめで歯がゆい思いは多かったです、このあたりはプレイングもあると思う

ので、私のプレイングの反省点も含みますが。

 

また、マーダーミステリーではあるのですがマーダーミステリーよりはアニメ体験が

第一にくるのでは…?と思ってしまいました。

何をもってマーダーミステリーか、みたいなことを私はあまり気にしないのですが、

「3人チームでお互いに対立しあってバチバチに議論をしあう」という気持ちでいくと

ちょっと物足りないというか、あれ……何してるんだっけ……って冷静になると思って

しまうので、とにかくこの作品の雰囲気に染まってしまった方が楽しめると思います。

 

キャラは結構ぶっとんでいるキャラが多いので、羞恥心を捨ててやっていった方が

楽しめると思います。我に返ってしまうと寒いなって思ってしまうところが多々あった

ので、我に返るな!!!という感じ。

 

私が一番合わなかったなと感じる部分は、自由度はめちゃくちゃ少ない。

しっかりと構成があるのでそれに沿うように議論をしていくことになり、プレイヤーが

このキャラだったらこうするかな、この段階ではまだ話さないかな、これを進んでは

話題に出さないかなというところでも誘導が入ります。

これはGMさんに対して思うところはないのですが、そういう誘導ありきの構成という

のが合わないのかなぁ…って思っています、GMさんはマスタリング通りのことを

されているわけなので。

途中ですごい誘導入るな……って一瞬冷めたときがあって。

物語体験ということなので、物語全体を体験して満足度が高くなるように、つまりいい

方向になるようにという誘導ではあると思うのですが、あまりそれが好きではないなぁ

と思ってしまって、そこが合わないのかなという風に考えています。

 

とはいえ、こんな9人という大人数の作品に参加させていただきまして、ご一緒した

方々は何度か同卓したことがある方が多く問題なく遊ぶことはできたと思います。

長時間ありがとうございました!