マーダーミステリー「狂気山脈 陰謀の分水嶺」プレイ感想

6月7日、本日2日に分けて遊んでいたマーダーミステリーが完結致しました。

1回目は5月17日、それから間があいて6月7日でした。

 

遊んだシナリオはこちら。

booth.pm

ダバ様とまだら牛様の共同制作「狂気山脈 陰謀の分水嶺」です。

GM様1人とプレイヤーが5名。

今回使用したツールはユドナリウムを使用しました。

そして、セッション形式はテキストセッション。

 

まず、このシナリオとてもボリュームがあってボイスセッションでもそれなりに

時間がかかると時間目安にあるのですが、テキストですとその何倍にもなります。

ですので、1日では終わりませんでした。

設定されている時間をそれぞれ6倍して遊びました。

システム的なことも含めて完全にテキストオンリーで遊び、途中に休憩ももちろん

挟んでいるので2日かけてという感じです。

1日目は朝の10時から夜の大体22時ちょっとだったかと、そして今日が2日目で

13時30分から22時ぐらいまででした。

2日に分けて遊ぶというのはクトゥルフTRPGのときに経験はあるのですが、間が

それなりにあいたので自分の配役のロールプレイをどうやっていたかを思い出すのが

結構大変ではありましたね、自然とやってるうちに思い出してはきましたが。

 

マーダーミステリーのテキストセッションは終わってから考えたらこれで3回目

でした。元々、テキストでやる遊びが好きだったこともあったのと、オンラインで

マーダーミステリーが流行る前は通話を知らない人とするのに抵抗があり、テキストで

マーダーミステリーやったりする人いないかなと思っていたりしました。

今では通話で遊ぶのも抵抗なく楽しめてはいるのですけれども!

そして、今回こちらのテキスト形式での募集を見つけたときには飛びついていました。

 

テキストセッションのいいところは、なんといってもあとから見直せるところ。

そして癖のあるキャラを演じやすいところだと思っています。

やってる最中はそんな余裕はないんですけど、イメージ的にはリレー小説を作って

いるイメージ、リレー小説多分最近の若者には通じないかもしれないんですけれども、

書き手を回して小説を書くみたいな。

そうして、お互いに台詞や動作を書いていくことによってリレー脚本みたいなものを

作っているような気分になっていました。

通話だとすぐ返ってくる返事を、こちらが打ったことに相手が入力している間、これに

どんな返事がくるんだろうと緊張しながら待つ時間があります、その時間って緊張も

するんですけど、楽しみでもあって、この2日間もそれを充分に味わうことができたと

思っています。

 

私は今回、教授役を担当いたしました。

設定に関しては役職以外は特になしとのことで、ここがTRPG好きとしてはとても

嬉しいところでした、そのキャラの口調とかをどうするかなーって考える時間、

キャラを創作しているような時間、幸せです。

ユドナリウムで遊ぶときに、急遽アイコンをというお話があって、わああああ全然

そこは考えてなかった、どうしよう…と本当にすっと持ってきたのがこれです。

アイコンから人を煽るんじゃない…!!!

高圧的なプレイが苦手な身なのに、アイコンで圧力をかけてどーする…!

 

ここから本編の話です。

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内容に関しては素晴らしいにつきますね。

狂気山脈は元々クトゥルフTRPGが元ネタだと思うのですが、そちらが好きな人は

更に楽しめると思いますし、これを遊んで狂気山脈を知ってクトゥルフTRPGの

狂気山脈を実際に遊んでみたり、動画配信されているものもありますのでそれを

見てみることもできますし、楽しみが広がりやすくなっている。

タイトルに「陰謀の」とありますが、それぞれのキャラがそれぞれ色々なことを思い、

それがこの山という極限の場所でぶつかり合うというのが、別に直接命のやりとりを

しているわけでもないのに、生きるか死ぬかみたいな緊張感があって誰に対しても

一瞬たりとも気をぬけない、終始そう思っていました。

そう思っていたからとても疲れた!!!でも、この疲れは悪い疲れではなくて、真剣に

遊んでいることから出る疲れなので、疲れた=遊びに集中している=それは楽しいから

となるので、疲れていいんです!!!私は疲れた!!!!

 

クトゥルフTRPGが元ネタとはいえ、この作品はしっかりとマーダーミステリー

です、山で発見された変死体の調査にきたら殺人事件が…という。

山は少しの不測の事態でも死に繋がるし、殺人事件が起きたら、皆帰ろう!!!って

感じなのですけれども、そこはもうそれぞれの陰謀が渦巻いていますからね!

 

テキセでのロールプレイは、おそらく同卓した方々の何人かは普段テキセの民なの

だろうなと思っていたのですが、すごく皆様上手くて、しっかりとキャラ付けが

できていて、一緒に遊ぶの緊張しまくっていました。

私はテキセだと長文ロールプレイしがちなので、皆様のスピードに追い付くのが

大変といえば大変だったのですが、教授という役職上、結構長々と語るかなという

キャラ付けにしていたので、そこはもう必死に。

 

あとはそれぞれのキャラに目的などはあるのですが、そういった目的を達成したいな

と思いはしつつも、キャラの視点に立って、この場合この教授はどう思うかな…と、

TRPGにありがちな視点も今回は入れて遊ばせていただきました。

結果、私はとても満足です!!!

 

そして、同卓してくださった方々、普段からきっとよく遊ばれる方々なのかなと私は

思っていたのですが、いわゆる身内ノリみたいなものを今回一切感じることがなく、

最後まで楽しく遊ばせていただきました。

どうしても知ってる人がいるとそこで身内ノリが発生することはありますし、それが

少しなら全然いいのですが、終始だと外から入ってきた身だとつらいときもあると

思うこともありまして、でも今回はそういったこと全然なかった。

GM様も含めてみなさんと最初から最後までしっかりと楽しく駆け抜けて遊べました。

 

GM様もすごく気が付いてくださる方で、私がこれどうするんだろうと疑問を独り言で

話していることに気づいてフォローしてくださったり、とても助かりました。

丁寧…!おそらくTRPG出身の方だと思うのですが、あくまで私の印象ではあるの

ですが、TRPGのGM様、クトゥルフのキーパーさんとか、とにかくプレイヤーの

処理の実行などが丁寧だなと思っています。

 

ロールプレイも、これテキストセッションだから私はできたロールプレイだと思って

います。自分なりに皆さんのロールプレイレベルに頑張って必死で食らいつきながら、

自分で満足のいくロールプレイはできて、完結したときに悔いは1つもなかった!

 

こちらの作品は発表されたときからやりたい!!!と思っていて、でもなかなか予定が

合わなくて、そんななかテキストでやるという募集に巡り会えて、勇気を出して

参加希望を出したところ、今回の素敵なメンバーに出会うことができて嬉しかった。

 

GM様、同卓してくださった皆様、本当にありがとうございました!

私は、テキセが好きなので、また何かしらで一緒に遊ぶ機会がありましたらとても

嬉しく思います!