マーダーミステリー「九龍小夜曲」プレイ感想

12月10日、オフラインでマーダーミステリーの公演に参加いたしました。

 

遊んだ作品はこちら。

ドキサバ♡委員会様制作の「九龍小夜曲」です。

 

場所はKMCさん。

r.goope.jp

KMCさん、何度かお邪魔させていただいているのですがいつ行っても内装がとても

好きです、落ち着く空間。

特に鯉が描かれた絵をはじめ和風の美術品が多くて優雅で素敵。

お店の雰囲気から、照明バチバチでもいいですしそういう雰囲気も好きなんですが、

いつもお邪魔しているときはまだしっとりとしている感じしか見てないですね。

はじけとぶ作品かな…?と思っているものに、なかなか時間が合わなくて参加できて

いないというのもあるかもしれませんが。

 

今回参加した作品は、世界観がかなり自分好みでした。

治安悪くて無法地帯だなんて…そういうフィクションでしか味わえないもしくは味わい

たくない場所を舞台にしたものがとても好きです。

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九龍と聞いて思いつくのは、かつて存在していてウェアハウス川崎という施設。

見た目からとても異様な空気を放っているのですが、なかは薄暗くイメージは九龍城。

謎解きが開催されていたこともあり、知っている方も多いかもしれません。

設備に関しては最新のものがしっかりとあり、店員さんのサービスもよくて、広々と

していてとても快適。

勝手に思っていたこととしては治安悪いコンセプトのラウンドワンという感じ。

ゲーセンやダーツ、卓球、ネットカフェなどがい一つのビルに入っています。

 

今回の作品の舞台はまさにその光景が思い浮かぶような舞台。

とある中華飯店で結婚披露宴が行われることになるのですが、花嫁の様子が急変して…

というところから始まっていきます。

 

キャラクターはこちらを選ばせていただきました。

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おじさまキャラが好きなので(治安悪いところにいるじじい最高やん…)って思い選ば

せていただきました、希望被るかなーってそわそわしてましたが被らなかったので

平和的にいただきました。

 

作品の感想としては、あまりマーダーミステリーのタイプを正確には分類できない

(なんとなくで楽しく遊べれば~って思っているので)のですけれども、クローズド型

に近いんじゃないかなと思っています。

話していくなかで状況もどんどん変わっていって、それによって各キャラクターがどう

していきたいかも変わっていき、最初から一連の時間を通してこうしていこう!と

しっかりしているというよりは、流動的だと思います。

なので、その場に合わせてのキャラの気持ちを考えての動きになっていくかなと。

 

それもあって難しいなって思うところは、例えば今は状況的にAについて話すことが

求められているときにBについて考えている人がいたとしても、そちらについて話して

情報を得ようと動いているとAについてが進まなくて…ってなってしまうので、ある

程度どの人物も「今何が求められているか」を考えながらそれについての自分の行動を

とっていくように自身でコントロールしていかないとバランスが崩れる可能性もある

かなと思いました。

でもそれって、ゲーム終わったあとだとそう思うんですけれど、ゲーム中って集中し

過ぎていて頭の片隅に封印しがちになってしまいますね。

 

議論については、結構バチバチに言い合いになる可能性はあるかなと思っています。

ゲームとして、キャラとしてというのがしっかりわかっているなら楽しめるかなと思い

ますけれども、そういうのが苦手な人だと初対面同士の場合、これ本当にイラついて

こう言ってるのかな…って心配になったり傷つく人もいるのかなぁと。

自分がそういう風に思ったときって「今日なんか当たり強い人いるなー大変ね」って

思って聞き役に徹しがちなんですけれども、ダイレクトに受け止める人だときつい展開

になる可能性も結構あるかなという印象です。

まぁ、治安悪いんでね、相手に言葉で殴られたら言葉で殴り返すかなんか言ってます

けどそれが何か?ってスルースキルをキャラとして発動したりしていけばいいのかなと

思っています。

大事なのはバチバチやるときはあくまでキャラとしてであって、PLとしては終わった

あとに一言「あのときキャラとしてきつく言ってしまったんですが、大丈夫でした?」

とか言えば相手もほっとするんじゃないかなぁと思います。

もしくはあからさまに治安悪そうでバチバチやる可能性があるときは「キャラとして

きつく言ったらすみません」って始まる前に一言告げておけば遠慮なくいけるって

思っていますね、他の人がやるかやらないかは自由だけれど私はそれはやっておきたい

って思っています。特に初対面の人とのときは。

 

今回は本当にほとんどの方が初対面でした、KMCさんで行われる公演には結構参加

されている方々ばかりという感じでしたが。

どの作品もまほさんと紫さんもGMさんというよりは、物語にPLさんと共に関わる

立場で進んでいくという作風が私はすごく好きです。

なかなか私は緊張して話しかけられないんですけれども…!(議論とは別でそういう

ところでコミュ障を発揮していく)

 

あと、意外にも今回の作品、センシティブ要素は少ないと思いまます。

ドキサバさんの作品に何を求めているんだって感じなんですけれども、私は正直な

ところセンシティブ要素はわりと求めていっていますね。

作品だから体感できる!!!がやっぱり強いので、人を選ぶ系を全身に浴びたいですし

それで心が苦しくなったりして、こんな気持ちここで遊んでいなかったら味わえない、

最高か……………!!!苦しい!!!ってなりたいので。

 

まだ遊べていない作品も遊びたいのですが、ホラーが苦手なので大丈夫かなと思いつつ

「イナイコサガシ」はいきたいですね。

とんでもない野太い悲鳴を響かせることになっても大丈夫なら参加したい……。

 

ありがとうございました!!!