３月３０日、周遊謎解きをソロで遊んできました。
遊んだ作品はこちら。
ｔａｋａｒｕｓｈＢＬＡＣＫＬＡＢＥＬ様製作の「自己言及のダイナミクス」です。
こちらの作品は「Ｓｔｅｉｎｓ；Ｇａｔｅ」の周遊謎解き。
場所は秋葉原。
原作の「Ｓｔｅｉｎｓ；Ｇａｔｅ」については本編のアニメぐらいはみておいた方が
いいと思います。
ベストはゲームもアニメも本編もそれ以外も履修していることが望ましいですが、最低
条件として本編アニメはみていないと何がなんだか設定からしてわからないってなって
しまうかもしれません。
必要なものとしてはスマホ、そしてモバイルバッテリーはあった方がいいです。
かなり充電は減ります。
謎解きよくされる方が持ってくる筆記用具やバインダーはなくても大丈夫かと。
終わったら鞄のなかにすっと納まるぐらいの大きさのキットです。
ということで、降り立ちました。
秋葉原に！！！
とんでもなく久しぶりでした。
一時期はよく通ったものです。なんというか典型的な形から入ろうとするヲタクだった
あの頃、秋葉原にいく＝ヲタクのステータスだと思い込んでいたあの頃。
それはもうメイドカフェにいってお目当ての子とチェキしたり、ショーケースをみて
番号をメモしてお気に入りのフィギュアをお迎えしたり、ゲーセンでプライズをとる
ために何千円もつぎ込んだり、そんな日々があったのです。
とても痛々しい黒歴史の時代、それからしばらくしてとある理由で（その前からも時々
通ってはいましたが）パセラに通うようになり、サバゲーも数回体験しにいったり、
ミリタリーカフェにいったり……していたのですが、マーダーミステリーやＣｏＣに
没頭するようになってから足が遠のいてしまっていたのでした（ここまで早口）
しかしね、久しぶりに降り立ったこの私を迎え入れてくれたこの街……すごく居心地が
いい！！！
私が通っていたときより外国の方々が格段に多くはなりましたが、それでもこの街は
とても私には優しい、快適な街だ……あったけぇ、と思いながら街を満喫しました。
さて、そんな秋葉原への思いと感想は別なんですけれどね。
まず、私は前売り券……当日画面を見せればキットと引き換える券を事前に購入して
いきました。
もしかしたら売り切れるかもと思ったので。
が、おそらく当日でも大丈夫です。
秋葉原駅を利用される方であれば電気街口のキット交換場所の方が使いやすいかと。
もう一つの交換場所はカフェメイリッシュです。
キットを交換していざスタート。
………いやぁ、早速ストレスマックスでしたね。
これは単純に私が今回の周遊のコンセプトとあっていないだけだと思います。
すごい！とは思ったけど快適！ではない、という感じ。
なんの話かというと、今回ＸＲＣｉｔｙアプリというのを使うのですがこれの操作性が
まぁストレスで。
カメラを通してスマホの画面に映ったところに実際には存在しない者が溶けあうように
映るというものなのですが、これがなかなか認識してくれなくてですね……。
さっと認識してくれればストレスにはならないのですけれど、認識できないときの
対応策として左右に動かしてくださいと出るのですが、それをしてもなかなか出ない。
決してアプリの動作が難しい機種を使っているわけではないのですが…。
その動作を人が多いところでしていると「こいつ、なんか盗撮してないか！？」って
動きに間違えられてもおかしくない動きになってしまうので、特にソロで遊んでいる
場合がつらいです。
ちなみになかなか読み込んでくれないのですが、解決方法としてはずっとアプリを
つけっぱなしにするのではなく終了して再起動してを繰り返す、初回の読み込みだと
なぜか読み込みに成功するのでその方法でやっていました。
ただ、それをやるとすごい充電は消費してそうですけれどね…！
それと、これは単純に私との相性の問題なんですが、現実と非現実が交じり合うという
ことにあまり惹かれないのかなぁ……って。
近未来的なものは好きです、そういうものを扱った作品も好き。
ただ、それを混ざり合わせて現実に再現させるというよりは映画だったりゲームの
なかの１エリアだったりそういう感じで触れたいところがあって、現実が近未来的に
ならなくてもいいなぁ……って気持ちが強いです。
あとは、音声。これについても賛否両論なんだと思います。
謎解きをするぞ！というより原作が好きで来ている方は新しいボイスがあるとその
コンテンツがまだ動いているんだなというのを実感できて嬉しいのかなと思いますが
作品が好きであっても謎解きをさくさくしていきたいという気持ちが強いと音声の再生
を待っていられなくて……せっかちなんでしょうね。
文字が表示されているなら音声がなくてもいい、文字がないなら音声を聞きたいという
すごい我儘な感覚ではあります。
ここからは謎解きについてですが、ちょっと物足りないかなという感じ。
今まで遊んできたＢＬＡＣＫＬＡＢＥＬさんの周遊とは違うなと思いました、今回は
ＸＲＣｉｔｙアプリを使うことを重視していると思うのでそうなるのはわかるのですが
謎解きというよりは状況整理をしていく感じだったかも。
歩く距離は結構あります、秋葉原は土日はすごく混みますし土日でなくても観光客が
とても多い街なのでスムーズに目的地にいくというよりは群衆の流れに沿いながら
向かうことになるので時間は多めにみておいた方がいいかもしれません。
秋葉原のいろんなところに足を運べますし、原作ファンとしては嬉しい場所にもいく
ことになります。
ただ、原作ファンの方は好きなキャラが出るかどうかは確認しておいた方がいいかと。
公式サイトに登場人物紹介があって、そこにいないということはつまりそういうこと
です。
また、メイリッシュさんでコラボカフェがやっていました。
平日だったのですが結構人は並んでいましたね。
しかし悲しいことに私は旧ぴなふぉあ派……宗教的な理由で入れない。
コラボドリンクはまぁコラボなんで強気の値段設定なんですけれど、音声つきＡＲ
謎解きコースターがもらえるのでグッズに興味のある人はカフェを利用しながらそこで
休憩するのもありだと思います。
原作が好きな人は原作と解釈違いすぎる！ということは発生しないと思うので遊んで
みてもいいんじゃないかな～という感じでした。
ありがとうございました！
