クトゥルフ神話TRPG「くねくね」プレイ感想

7月30日と31日でクトゥルフ神話TRPGを遊ばせていただきました。

KPは月見だいふくさん。

PLは月夜さん、アイリーンさんと私。

 

遊んだシナリオはこちらです。

booth.pm

パンダ=ヒロ様制作の「くねくね」です。

タイトルからして想像がつくと思うのですが、知ってる方は知っているあの都市伝説の

くねくねが題材となっている作品です。

…怖いの苦手なんですけれどね!!!

 

月見だいふくさんのKP卓は今回2回目の経験なのですが、相変わらずお部屋がすごく

凝っていらっしゃる…!

ココフォリアの技術を最大限に使用したお部屋だなって思っていました。

こんな感じです。

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とてもすごい…そしてこれ開始前なのですが、すでに怖い。

あとは描写がとてもプレイヤーに入り込んでくるように読み上げてくださるので、

ひええぇ…ってなるところも多々ありました。

そして音楽にもびびらされる、本当にホラー耐性がないのです。

特に和風ホラー。

 

感想としては、すごく楽しかったんですけれども、同じぐらいすごく悔しくなった

シナリオだったなという印象です。

マーダーミステリーに例えるなら自分が探偵ポジションで犯人がわかったけれども

説得材料が足りなくて犯人を最多得票者にできなかったみたいな、そんな気持ち。

公式サイト様にもある通り、2つのルートに行動によって分岐するとあって、自分が

行きたい方には行かない流れになっていて、でもそっちに行きたい欲が本当に強くて

すごい悔しかったし、説得できない自分をセッション中に激しく自分非難してしまって

ましたね、今でもしているのですけれども。

 

なんとなく読み取って、分かれて行動するのはきついことと、分かれて自分だけ違う

ルートに入ることもできたと思うんですが、そこに一人で行くリスクの高さから説得

できない限りは行くべきではないとわかってはいたのですが、あらゆる可能性を出た

情報から考えてもやりたい行動はこれだってなってしまっていましたね。

でも、それは自分だけじゃなくて他のプレイヤーも同じように考えて、これをしたい

というのが出てくると思うので、それがぶつかったときは奇数プレイヤーだと多数決に

するのが一番手っ取り早くて今回はそれで、違う選択肢にいくことに折れる感じに

しました。

でも、言葉では折れてるんだけど、心は全然折れてなくて本当にそっちに行きたくない

って気持ちしかないので、途中で一回考えるのをやめてINT0のごとく脳死してた

時間ができてしまって、ロールプレイもする気力がない時間があったなーって思って

います。

 

早く、そのルートに入るのを確定させて、違う選択肢をもうとれないって状態にして

もらわないといつでも心変わりしそうだから早くなんとかしてくれって気持ちで

見守ってました。

 

あとプレイヤー会議が少なかったのが痛かったというか自分的にはつらかったと思って

います。

私がプレイヤー会議がある前提でキャラを作成してしまうところがあって、キャラが

言ってる発言とプレイヤーが思ってる発言本当に全然違うことだらけになりがちなので

苦労したなっていうところはあります。

プレイヤー会議しないと、NPCに、え、それ言う!?ってことを確認なく言われたり

するので、そういうの巻き戻せないと思っているので、今回結構焦ってました。

こうなった以上は下手に口出せないなって思う場面が多かったりとか。

NPCを疑いまくるのはよくないとは思うのですが、NPCにこういう情報は開示する

とか、これは黙っておくとかそういうのをプレイヤー会議でさらっとしてくれる人と

だと遊びやすいんだなーって思いますし、今までそういう人の方が多かったからそれが

自然だと思い込んでしまっていたところもあって、そこらへんが課題かな。

 

でも、KPの月見さんがとても優しくて、私が本来行きたかったルートについても最初

から解説をするのではなくて、こうなった場合どうしますか?などと本編みたいに

ロールプレイはなくても、そのルートを追えるような感じで解説してくださったのが

私にとっては救いでしたね。

本編ではそっちのルートに行けなかったけれども、私が選びたかったルートは確かに

そこにあって、結末も私が望む結末にたどりつくような感じでした。

その時間が本当に楽しいなって思えましたし、その後に全ての真相解説もしていただ

きまして、時間的にかなり遅くなってしまったのですが、やりきった感じにはなれて

よかった。

これがなかったら本当に不完全燃焼になってて、多分この感想も書けてないって思って

います。

 

今でも悔しさが残る作品ではあります、楽しくはありましたし。

キャラロストして凹んだり、悔しくなったりというのが私はあまりない方ではあるの

ですけれども、個人的にルート分岐失敗して悔しくなるというのはかなり自分の

気持ちの比率的には大きいんだなということを認識しました。

それを考えると、たとえロストする道でも自分が後悔しない選択をした方がいいのかも

しれないなぁと。

次はそうしよう、KPも言っていたのですが、後悔ない選択をします。

 

探索者はこちらを連れて行きました。

ruki4055.hatenablog.com

神父キャラは作成したことがなかったのですが、全然神父らしくはなかったかなと

思っています。

 

色々考えさせられたかな、プレイスタイルに。

作品はとても楽しく遊べましたし、KP様、同卓の皆様にも感謝しています。

ありがとうございました!