１１月１日、オンラインでマーダーミステリーを遊びました。
遊んだ作品はこちら。
なつさん制作の「セイレーンの宴」です。
プレイヤーは６人、ＧＭは必須ではないですが、遊んでみたところ、いらっしゃった
方がスムーズだなと感じる部分はありました。
使用したツールはディスコードとユドナリウムで、通話形式です。
今回はおはしさんにＧＭをしていただきました。
こちらの作品遊びたいリストにあげておりましたところ、お声がけいただきました。
ありがとうございます…！
はじめましての方が多い回だったのですが、皆様とても素敵な方々でこの面子で
遊べてよかったと思います、すごく世界観を大事にロールプレイも推理もしてくださる
方々でした。
登場人物に人魚というファンタジー的な存在が出てくるのですが、ファンタジーの
細かい世界観の設定とかそういうものを理解しないと遊べないとかではなくて、導入を
一読すれば、どんな状況に置かれてるかということは明確になっていました。
ファンタジーは難しい設定だったりカタカナの単語が多かったりすると、途中でその
設定をかみ砕いて理解することにキャパオーバーしてしまうことがあるのですが、この
作品は全然そんなことはなく、導入を読めば自然とプレイヤー達がどんな世界に生きて
いるかということ、キャラクターシートを読めばどんな存在かということが、わかり
やすくて、いわゆるファンタジーだし魔法とかでなんでもあり！みたいな超展開世界
ではなくて安心しました。
ファンタジー的な存在が出てくるとどうしてもそれが頭によぎってしまいます。
人魚であること以外は、本当にオーソドックスなシステムだったと思いますし、初めて
遊ぶ方にもオススメだと思います。
独自システムっぽい部分…展開、かな、それもあるけど、複雑ではないので。
自分の担当するキャラの動きについて、自分で立ち回りを考えさせられる部分もあり、
推理したり、推理から逃げたりだけではなくて、この状況になった、あなたはそこから
どうやって動く…？みたいな、とある事件がおきるのですが、それ以外にも考える
ことがあったりもしてきて、話し合いの時間が終わったあとに、どの立ち位置に自分が
立っているか、このあとどのように担当したキャラは進むのかとか、遊んでいる間に
そのキャラに感情移入がしやすかったなぁと思います。
実は、そんなにファンタジーが私はあまり好きではありません。
特に、おとぎ話とかそういうのがあまり…なぜかというと、怖い印章があります。
童話とかも。本当は怖いグリム童話とかいうので、人魚だとアンデルセンのものが
物語としては有名かと思いますが、やっぱり怖いイメージはあります。
あと、セイレーンといえば、オデュッセウスの絵画を見たときにものすごく怖くて、
海に引きずり込もうとしてくる奴らみたいな、いい印象はない状態でした。
それでも、この作品を遊びたいなと思ったのは、ものすごく正直に書いてしまうと、
タイトルを聞いたときは、なんかファンタジーっぽいし、しかもセイレーン怖そう
だな…みたいな、言ってしまうと自分のなかでは作品の紹介とかを読む前にタイトル
だけで、ひえぇ…と遠ざかってしまいそうな感じでした。
でも、結構ツイッターで感想も聞きますし、フォロワーさんの遊びました報告も流れて
きて、そこでみなさまの感想がプラスのものばかりだったので、興味がわきました。
これに関しては、わりと珍しかったりします。
私が遊びたいなーってまず最初に思うきっかけは、タイトルだったり、以前遊んだ
作品が面白かったなーというものの制作者様が作っている作品だったり。
人の感想を見るのは好きです、でも人の感想からやってみようかな…ってなることが、
推理ものの場合は特に思うことが珍しい。
で、実際遊んでみたら…人魚の世界での生き方というものをしっかり考えて選んだ道に
たどりついて、自分の、その回にいたメンバー達との物語をしっかりと築けたと思い
ました。
世界観はとても綺麗だったし、ゲームバランスもすごくいいと思いましたし、独自の
システム部分もいい意味で考えさせられてそれが駆け引きにも繋がる要素があって
面白かったです。
と、ここまで書いたのですが…今回いつもに増してまとまっていない感想になって
しまったかなと思う。
でも、これは感想を残しておきたかったのです。
（まとまりがいつもより酷いのは深夜に書いているからなのもありますが…！）
この方の作った作品で現代ものもやってみたいなーと思いました、私は世界観の設定は
現代ものが好きなので。
そう思っていたら…こちらの作者様、現代もののマダミスも作成されているのを発見
したので、これも是非やってみたい…！
他の方の感想をきっかけに、素敵な作品に巡り会えてよかった。
ＧＭ様、同卓の皆様ありがとうございました！！！
