マーダーミステリー「囁く妖精事件」プレイ感想

12月31日、オフラインのマーダーミステリーにソロ凸して参りました。

 

遊んだ作品はこちら。

rabbithole.jp

天藍蒼穹様シナリオ、酒井りゅうのすけ様プロデュースの「囁く妖精事件」です。

プレイヤー人数は7名。

場所はRabbithole新宿店さんで遊ばせていただきました。

 

実はずっと感想をどう書こうかなぁと考えていました。

といいますのも…ちらほら感想が私のツイッターにも流れてはきていて、評判よい

みたいだな~っていう印象だったのですが、私個人としての感想は面白かっただったり

達成感があったといったものではなくて、決してつまらなかったわけではないけれど、

けれど…みたいな感想が最初に出てきてしまって。

ご一緒した方々の終わったあとの反応を見ていたら皆様かなり満足度も高かったみたい

なのでその場ではそういったことは出さずに感想戦の時間を共有していたのですが、

ゆっくり振り返ってもあまり気持ちが変わることがなかったので、今回はちょっと

そういう話が書かれています。

 

というわけで、辛口…とまではいかないのですが、あくまで私はこう思ったよ!でも

この部分が斬新だしこの部分好きって人が多いのかもな~みたいな感想の書き方です。

これだけ多くの作品があるんだし、どうしても相性がいい作品悪い作品はあると思って

いるのと、相性が悪かった作品については書かないだと記録してどうなのかなと思って

いるので書いちゃう。

まぁ、わりと軽いブログなのと自分用のスタンスなのでね。

どうしようかなって思ったときは初心に戻るようにしています。

 

実は、あまり私は前情報を見ないで行くようにしています。

人によっては前情報を見て気になって参加してみようという方もいらっしゃると思うの

ですが、私の場合は特に何度も行ってる店舗さんだと「新作」というだけで軽率に

ふらっと参加しています。

そのときにどんな作品か、制作に関わっている人は誰かって実は全然見ていません。

なので、何でも知らないもの遊んでいないものは参加したいというスタンスです。

 

そんな状態で最初に目に入るのはイメージ画像。

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今回の囁く妖精事件のイメージ画像は全体的に暗い緑に大きくタイトル。

そして脇に協力型マーダーミステリーという記述。
この記述は見ているので、スタンダードなマーダーミステリーとは違うんだろうなと

いう認識はもって臨んではいます。

でも、それ以上のことを確認しないで臨んでいるので「協力型ってどういうことだろ?

もしかしてプレイヤーには犯人はいないとか?それか二人一組協力型とか?」など色々

想像だけはしました。

 

あ、ただ、前情報を見ないに誤解があるといけないので一応これも書いておきます。

オンラインの作品などで募集の条件に概要をしっかり読んで応募くださいなどとあり

ましたら、これでもかってぐらいにちゃんと読んでいます。

オープンでオフライン公演に参加する場合、注意事項をよく読んでなど指示があるとき

もありますが、これは大体チケット買ったときにメールに記述があったりしまして、

それは読んでいます。

物語のあらすじなんかは前情報として読んできてくださいって言われない限り読まない

ときは読まないというニュアンスです。

映画もこういう見方すること多いですね…タイトルだけで気になって概要やキャストを

確認しないで見るみたいな。

CDのジャケット買いみたいな感覚なんですけれども。

なにが言いたいかって、今回はまさにそういう気持ちで臨みました。

 

その結果、自分が思っていたタイプと違っていて困惑したというのが今回の感じたもの

だと思っています。
勝手にこうだろうって思っている方が頭が固いんですけれども、なんだろう…マーダー

ミステリーを遊ぶぞー!って遊びにいったら謎解きをしたような気分になったみたいな

感覚。

謎解きは謎解きで好きなので楽しいけれども、今日はマーダーミステリーをしにきたの

だったな…?という感覚だったのです。

 

また公式サイト様にも記述があるのですが、物語の中のキャラを演じるのではなくて、

全員が探偵となって事件解決のために協力していくというシステム。

これも固定観念が強いのかもしれませんが、配役があってその配役の立場に立って

考えて…というやり方を考えるなら、今回は探偵の立場に立ってということになるの

ですが、これがどうも上手く私は入り込むことができなくて、そこに満足度があがら

なかった理由があるのかなとも思っています。

とある事件を解決するために探偵の立場に立って考えるけど、その事件の当事者の

立場に立つのとはまた違う感覚なので、物語への没入感とかそういうものは今回は

味わえなかったかなぁと思っています。

 

あまりマーダーミステリーはこういうもの!っていう風にかちっと考えないで遊んで

その時間を楽しく過ごせればいいかなって考えではあったのですが、無意識にマーダー

ミステリーしにいくぞ!っていう気持ちのなかには自分なりのマーダーミステリーの

定義みたいなものが根付いていたんだろうなという発見はありました。

そっか~今回はこういう感じなんだ~!ならここが楽しむポイントになってるんだな~

楽しい!みたいな柔軟な思考にもっていけなかったというか。

 

マーダーミステリーを遊ぶときに今日のキャラクターはどんな背景があってどんな

行動をしているのだろう、そしてそのときにどういう心情なんだろうというのをHOを

読んでいるときに噛み砕いて理解していく過程が好きなのもあって、今回の囁く妖精

事件に関しては自分の固定観念の「マーダーミステリー」だと思って臨もうとしていた

ところが全力で楽しめていなかったポイントだと思っていて、これが「協力型推理

ゲーム」をこの日は遊ぶって気持ちでいたらすごく楽しいって思っていたと思う。

 

なんというか、融通がきかないタイプだなという自覚はあります。

こう思う人は少数派なんだろうなとか、もしかしたらいないだろうなとは思いつつ。

初めてのマーダーミステリーには向いていなくて、ある程度マーダーミステリーを

遊んだ人向けではあると思うのですが、そのなかでも隠し事をしているのを人から質問

責めされたりするのがあまり得意ではなかったり人と目的で対立したりするのが苦手と

いう方は今回の作品はとても楽しみやすいのではないかなと思います。

協力型とあるだけで気持ち的に楽になるのではないでしょうか。

 

反面、マーダーミステリーをやって情緒を崩す方は自分の担当だったキャラに感情移入

しすぎて崩すのかなと思っているのですが、そういう方だともしかしたら少し消化不良

になってしまうかもしれません。

そうならないために、今回は協力型マーダーミステリーであるということと用意して

くださっているので公式サイト様の記述は全て読んで当日を臨んだ方がよかったかな

とは思いました。

 

と、ここまでつらつら書いたけれども、ちょっと特殊っぽいスタンスのものはちゃんと

概要読んでから臨もうと心に決めたのでした!当日現地にいくまで何が起こるかわから

ない!っていう緊張感が好きなのは変わりないんですけれども、それは変化球タイプで

ない作品のときに限ろうかなと改めていきたい。

 

ただ、同卓の方や進行の方含めてとても頭の回転つよつよな方々とご一緒できたことは

とても嬉しく一年の最後に有意義な時間を過ごせたと思っております。

 

ありがとうございました!