1月28日、オフラインのマーダーミステリー公演に参加して参りました。
遊んだ作品はこちら。
ロストプロダクト様制作の「僕は才能の奴隷になりたい」です。
プレイヤー人数は5名で時間としては2時間弱で遊べる作品になっております。
場所はシンジュクジンチさんでした。
シンジュクジンチさんは、久しぶりに訪れたのですが駅からアクセスしやすくて便利
ですね。
一番最初にいくときだけビルががわかりにくくはあったのですが、一度でも行って
場所がわかってしまえばとても行きやすい場所にあるので助かっています。
今回の作品は100分マダミスというカテゴリにロストプロダクトさんの作品のなか
では定義づけられているようでして、実際に他のロストプロダクトさんの作品より
格段に体感時間は短く感じます。
本当に正直にぶっちゃけてしまうのですけれども、今回の作品に関してはロストプロ
ダクトさんの新作ということで体験はしたい気持ちはありましたが、遊ぶ前の期待値は
そこまで高くありませんでした。
いや、本当に失礼な話なんですけれども、今までロストプロダクトさんの作品をちょく
ちょく遊んできてはいるのですが、オンラインで発売された作品の短めの作品がそこ
まで満足度が高くなかったのです。
それなりの所要時間とそれなりに長い情報量の多いHOでこのシナリオだからできると
いう凝ったこだわりのギミックがあってというものが好きで、実際そういう作品が
ロストプロダクトさんの作品は多く存在してはいるのですが、オンラインで遊んだ
作品は少なくとも私はちょっと物足りないなという印象を持ってしまっていたので、
今回新作が100分という短い時間での作品だと知って、遊ぶ前の気持ちとしては
「とりあえず体験してみよう」って気持ちで臨んでいました。
で、実際遊んでみての感想は、100分という短い時間にまとまっていてシナリオと
してはシンプルだと思うけれども初めて遊ぶ方などを連れていくのに適している難易度
だと思いましたし、映像や主題歌なども含めてすごく気合いが入った作品だなという
印象を受けました。
あと思わぬ生き恥をかいたな…?
それとロストプロダクトさんは劇的マーダーミステリーも展開されていて、そのときに
小道具がすごいなと毎回思っているのですが、今回も小道具がすごいです!
劇的のときは毎回どんな小道具が出てくるかなーって楽しみにしているのですが、
今回の100分マダミスでも素晴らしい小道具を見ることができました。
キャラクターは佐々木紫を担当いたしました。
すごく外見が好きとかそういうわけではなかったのですが、名前の響きで気になって
選びました。
シナリオの題材的には、わりかし苦手な分野でした。
フィクションでなければ好きではないというレベルではありますが。
フィクションはフィクションってかなりきっちりとわりきってしまいますし、それほど
キャラの感情にロールプレイする自分が引きずられることがないタイプなので、地雷
過ぎてこれは絶対無理!!!みたいなものが存在していないです。
美大を目指すすごい才能を持った人たちのなかで殺人が起きたというところから
始まっていきます。
ということで、期待値がそこまで高くない状態で遊んだら思った以上に完成度が高くて
しっかりと終わったときには楽しく遊びきっていたという作品でした。
いや、本当失礼なことばかり今回書いてしまっているけれども…事実遊んでるなかで
満足度があがったという作品でした。
帰り道に同卓した方と感想を話していたのですが、そういう風になる方もいるんだなぁ
って新たな気づきを得ました。
私自身が作品を遊んで感想戦まで終わったあとあまり引きずらない方なのですが、
終わったあともあそこであぁしておけばよかったとか引きずる方はいるんだなぁ…と。
もしかしたらその方がスキル的には向上していくのかもしれないなと。
ただ、「あのときあれをしなかったからこの展開にならなかった戦犯だ」とか「あの
人の動きリアル狂人っぽかった」とかそういう話があまり好きではないので、された
ときに「あ~そうかもしれないですね~」みたいに適当に聞き流していたのですが、
私が人狼経験勢を警戒してしまうのはこのあたりが苦手でなんだろうなとも思って
います。
もちろん、人狼経験勢の方でもマダミスたくさんやっているなかで用語を使わない
ようになったり(私も使う人には結構言ってしまったり、主催するときは禁止して
しまいますが)全然問題なく楽しく遊べる方もいらっしゃると思っているので偏見は
よくないなぁと思いつつ、第一印象としては身構えてしまうのは事実なので。
反省とか後悔とかは感想戦のときはあるけど、感想戦終わるとぱっと次の作品に向けて
意識が切り替わっちゃう方だと思っています、感情が淡泊なのかもしれない。
…とはいえ、引きずる作品がないわけではなく、歴史物は結構引きずります。
引きずるというよりは自然と余韻が長い。
ただ、「自分のせいでこうなった」というのは考えないようにしてますね、なので
上記の発言みたいなのを聞いても流しがちなんだと思っています。
馬鹿正直にぶっちゃけた感想を今回は書いてしまったかなというのが強いのですが、
全批判をしているわけではないので書きたいことは書いてしまおうかと。
全批判をねしたくなるときだって人間だからあります、というかわりとあるのでそう
いうのはチラシの裏に書いてから破り捨てているのでね!
話は逸れてしまいましたが、他の100分マダミスも遊びたいですね、せっかくだし
全部コンプできたらと思ってはいるのですが、ロストプロダクトさんの公演、オープン
公演だと実現するかしないかの見極めが難しくて…!
特に人数が多いとそれこそ日程が空いているかも含めて運次第ではありますが…でも
ねじ込めそうなときがありましたら狙っていきたいと思います!
100分マダミス、少し恥ずかしくなったところもあったのですが、楽しく遊ばせて
いただきました!
ありがとうございました!