6月4日、オフラインのマーダーミステリーに参加いたしました。
遊んだ作品はこちら。
モアイミステリー様制作の「加速する闇」です。
プレイヤー人数は7名。
場所は大塚にあるトリックスターさんでDCはよっしーさんでした。
トリックスターさんのオープン公演に参加するのは本当に久々でした。
ものすごく正直に書いてしまうと、トリックスターさんの予約は貸切公演が大部分を
占めていてオープン公演は土日が多くて実はすごく参加しづらいです。
(でも店舗さん的には貸切の方がやりやすいのだろうなとは思っているのでもっと
オープン公演増やしてほしい!とは言いづらいなというところですが)
あと、予約開始があまり先までなく結構直近のところでというものが多くて予定を先
まで入れている人間からすると相性としては悪いですね…。
ただ、ここまで書いておきながら、私はトリックスターさんが取り扱う作品は好きな
ものがとても多いです。
作品に対して使う言葉ではないかもしれませんが、作品の雰囲気や傾向を「硬派」
「軟派」で表すならば「硬派」なものを取り扱っている印象が強いです。
本当にこれは好みの問題だと思うのですが、「業火館殺人事件」「凍てついた思念」
「水面下の殺意」「純白の悪意」「王府百年」あたりが特に遊んだ後の満足感は
高かったです。
本当にふわっとしていて、言葉に表すのが難しいのですが、概要とデザインが硬い
感じがする作品が好きなのかもしれません。
キャラデザもリアルだったりシルエットだったりが好み傾向なのかなと自分の好みを
分析はしています。
あと、トリックスターさん、店舗さんとしてすごく推し店舗さんなのですけれども、
立地がいいのと室内がとても綺麗です。
空間も余裕がありますし、密談がある作品のときに密談がしやすい工夫がされていま
すし、写真撮影もディスプレイにその公演のメインビジュアルを表示してくださるので
とても撮影しやすいです。
今回であればこんな感じ。
そして、DCさんがとても進行と解説が丁寧で、すごく作品を読み込まれていることが
伝わってきます。
終わったあとに疑問に思ったことなどを、何気なく口にするとスッと答えてくださる
ところが素晴らしいと思いました。
というのが、トリックスターさんに対する感想ですね。
本当にマーダーミステリーを遊ぶのに快適な店舗さんだと思うので、頑張ってほしい
です…!ここからは、今回の作品の感想などについて。
まず、こちらの作品ですがメインイラストを見る限り決して明るい感じのものでは
ないなという印象です。
実際、ストーリーはノリよくというよりはシリアスな雰囲気が終始あると思います。
舞台となる場所や出てくる用語は独特なものが多いです。
よくファンタジーの世界だとその世界観独特の用語があるものが多いですが、こちらの
作品はイメージ的には理系分野の専門適用語がちらほら…というような感じです。
苦手な人はそれだけで苦手!!!って思ってしまうかもしれません、実際私はわりと
苦手意識がありました。
嫌いというよりは理解できるかな…っていう心配の方でしたが。
しかし遊んでいるなかで難しくてわかりづらいということはなかったので、始まれば
大丈夫だと思います、案外。
キャラ選択はこの日はたまには女性キャラもやってみようかなという気持ちではいたの
ですが、いい感じに女性キャラが埋まったので残った男性キャラをいただきました。
こちらの、二宮康介役です。
年配の男性キャラが二人も配役にあったのも気になっていましたね、いつも年配役が
あると狙いにいってしまいがちです。
シナリオの難易度、情報量に関してはすごく遊びごたえがあるという感触でした。
情報の整理をしっかりとしていきつつ、キャラの心情や立ち位置を考えて議論に参加
していくのが理想だなと思うのですが、ここで役立つのがトリックスターさんのみの
オリジナルだと思いますが、メモ用紙。
どういう風にメモしたらいいかわからないという方にはすごく親切なデザインになって
おります。
逆に、メモのとり方に自分なりの決まりがある方は白紙の用紙があった方がいいのかも
しれません。
私はメモの取り方が下手なのでトリックスターさんが用意してくださるメモ用紙は
とても助かってます。
ちょっと惜しいなというところは、議論などが終わってからのエンディングが結構
あっさりしております。
こちらの作品に用意されているエンディングはあっさりではあったのですが、各キャラ
についての補足をDCの方が解説でどんなキャラだったかを解説していただきつつ
個別に一言ずつお話いただけたことでフォローいただけていたかなという印象です。
今回、オフラインでおそらくどこかで何かしら同卓したことあるけれどなんだっけ…と
いう方が数名いらしたのですけれども、本当に素晴らしいムーヴをする方々ばかり
でした。
推理がすごいとか隠すのが上手いとかそういうところももちろん素晴らしさにはあげら
れるのですが、その部分以外にもキャラの心情を考えた立ち回りをされる方が多くて、
物語に入り込むという意味で上手い方々ばかりだったと思っています。
素敵なお土産もいただきました、クリアカード!
DCのよっしーさん、同卓してくださった皆様、ありがとうございました!
またどこかでお会いできましたら嬉しいです!