時間旅行と7つの謎プレイ感想

4月23日、オンラインで朗読劇あり謎解きを遊びました。

 

遊んだ作品はこちら。

realdgame.jp

SCRAP様製作の「時間旅行と7つの謎」です。

(開幕から余談で申し訳ないなと思いつつ、前はクリアページに画像があってそれを

保存できたのですが、最近は自動でツイートできるように組まれていて画像が置いて

いないので、大多数の方は便利になってる!って感じだと思っていますが、地味に

復活してほしいな……と密かに思っています)

 

こちらは謎解きと朗読劇の要素をどちらも組み込んだ作品となっております。

新しい試みだなと思いつつ、だからこそ感想としてはとても難しい。

私が感じたことなので、もちろん全員が全員そう思うわけではないのは当たり前という

前提を記述して書いていこうと思います。

 

従来の謎解きを楽しんでいる層に向けても作られていますし、朗読劇をする人たちに

向けても作られていると思いつつ、発表があったときはなんとなくマーダーミステリー

を嗜んでいる人たちも食いつきそうな作品だなと思いました。

1~4人で、4人の場合はキャラのどれかを担当することになるというのがマダミスや

ストーリープレイングのルールに似ている部分があり、なおかつ読み合わせの多いもの

が好みの人は気になるって思う方もいらっしゃったのではないかなと思っております。

 

1~4人ということですが、どこに重点を置いてやるかによって遊ぶ人数のオススメは

変わるかなと思いました。

朗読劇がしたいと思って遊ぶ方でしたら4人で遊ぶことを強く推奨します。

また普段朗読劇はしているが謎解きは全然していないという方で集まるとかなり時間は

かかると思います。

そして、謎解きがしたいと思って遊ぶ方は4人で遊ぶ場合は謎解きの経験値が同じ

ぐらいの方とやることを推奨します、もしくはわかっても即答しないでこうじゃない

かなとか話し合って考える時間をちゃんと作ってくれる方と遊ばないと消化不良になる

可能性はあると思います。

制限時間がある作品であれば即答はいいと思うのですが、そうでない作品に関しては

ある程度はこうじゃないかあぁじゃないかと話し合ってときに間違って悩んでという

過程が私は楽しいと思っているので。

でもこれは人によってというか性格によってだと思っています、誰かがさくさく解いて

くれた方が嬉しい!って方もいらっしゃると思うので。

 

今回の作品のシステムについてはとてもすごいなと思う部分と、どうしようもない

けれどもこれがあると人によっては状況よくわからないまま置いていかれるなという

部分もあったなと率直に感じました。

画面が連動しているので、色々と情報を見返しているときはいいのですが、あ、これは

こうかもしれない!って一人が思って動かしてしまうとその画面になりますし、進んで

いくのではっきり書いてしまうと一人さくさくと進めるだけひらめく人がいると他の

人で満足度が低い人は出るかなとは思いました。

なので、謎解きをしたい人はむしろ一人で遊ぶのも推奨かなという印象です。

 

ノベルゲームみたいに進んでいくのですが、なんというか…これで伝わるか微妙なの

ですが、ボイス付きノベルゲームでボイスを全部聞いて進める人には向いていると思い

ます、その反対でボイスはついているけれど文字が読めればいいやという人はテンポが

遅く感じるかもしれません。

朗読劇とある作品なので、朗読前提に作られていることもありそのあたりはしっかりと

心構えをしておいた方がいいかと思います、思った以上にゆっくりに感じます。

 

作品としてはかなりのボリューム量でした。

それこそノベルゲームで全部の選択肢みないと進めないという人は死ぬ。

実は私はそのタイプなのでこれ一人でやってたらそうやってただろうなって思って

いました、その場合は6時間ぐらいかかるかも…いや、一人でやってたら音読して

いないかもしれないのでそれはそれで時間短縮されるかもしれませんが、ちょっと

時間については読めないところですね。

 

私は今回こちらを4人で遊ぶ機会をいただいたのですが、皆さん朗読をしっかりと

してくださってとてもキャラにあった喋りだったのもあって朗読劇をしている楽しさは

ありました。

実は朗読劇ってそれこそマーダーミステリーの読み合わせぐらいしかなく、朗読劇と

呼ばれるものはしたことがないのですが、面白いですね。

下手だけど好きという分野かなぁ…と思います。

 

本当に面白い試みだったと思います、このジャンルで新しいものが出たら今回みたいに

朗読劇を楽しみたい気持ちもありますし、こつこつと重量級のものを一人でこれは

違うかも、ならこっちはどうだろう……って黙々とやりたい気持ちもあります。

 

素敵な作品をありがとうございました!