マーダーミステリー「アルカナの追憶」プレイ感想

8月2日、オンラインでマーダーミステリーを遊びました。

 

遊んだ作品はこちら。

booth.pm

夜のくろうさぎ様製作の「アルカナの追憶」です。

プレイヤー人数は4名。GMレス。

使用したツールはディスコードで通話形式で遊びました。

 

私がこの作品を知ったきっかけはツイッターの宣伝をタイミングよく見ていたから

でした。

ハンドアウトが短編小説になっている、という部分が最大の特徴で、その文言に惹かれ

遊びたいと思っていたところ、フォロワーのろきやんさんの募集が目にとまり参加表明

させていただきました。

 

GMレスでもできる、というよりはGMレスで遊ぶように作られていました。

こちらの作品用に作られたWEBページにアクセスしてそこの進行に沿って進めて

いくことになります。

 

時間に関しては事前読み込みをしていたら2時間もかからないかなとは思いますが、

WEBを進めて進行していくタイプのものを遊んだことがない方や、そもそもあまり

GMレスで遊ぶことに慣れていない方の場合はそのぐらい見積もっていた方が余裕が

あると思います。

慣れている方でしたら事前読み込みがあれば1時間30分ぐらいで無理なく遊びきれる

かと思います。

 

世界観については独特ですね。ハンドアウトが短編の小説になっているということで、

イメージ的には退廃的な世界のファンタジー小説の読み切りを読むような感じです。

ただ、マーダーミステリーなのでもちろんその小説のような内容を暗記する必要は

ありませんし、人によってはハンドアウトを思い出しながら議論をしていくにしても

そんな長い文章のもの議論中に思い出せるかな、不安だ……ってなるかもしれません。

この点に関しては、多くを書くとネタバレになるのですがあまり心配しなくても平気な

ようになっています。

また、この感想をいだく人が興味をもつかは別ですが、読書が苦手だったり長文の

ハンドアウトが苦手という方でも遊べるようにはなっています。

ただ、しっかりと小説部分を読んでこその満足度だと思いますので、遊べるけれど

満足度は別…といったところだと思いますね。

 

私は、短編の小説としては読みやすかったなという印象を受けましたし、すっと20分

ぐらいで読みました。

その世界観の設定をもっと本編に組み込まれててもいいのになぁと思うぐらいには

ゲーム本編はあっさりしているなという印象でした。

つまらないというわけではなく、GMレスだとこういう進行にどうしてもなるなぁと

いうつくりだったのと、あっさり感はある。

シンプルな楽しさはありましたし、キャラもそれぞれにしっかりと個性があるように

書かれていたと思います。

 

あとは、私はあまり普段は値段のことは言わないのですが、このボリュームでこの値段

設定は少し強気だなと思いました。

が、一方で4本小説を書いていると思えば、確かにこの値段にはなるのかもな…とも

思いましたね。

GMレスものでこの値段だと人によってはちょっとだけ躊躇してしまうかもしれない。

マダミスはじめてそんなに経ってない人達でGMレスで何かやろうか~ってときには

この値段だと選ばれにくくはあるかなぁと思いますが、ターゲットは本が好きな方や

長文HO好きな方あたりかなと思っていて、そうなると個人的にはある程度マダミスを

遊び慣れている人を対象にしているのかなと感じました。

4,000円で4人なので1人1,000円出し合うとかでもいいのかもしれない。

(終わってから気づいてしまったので、遊び終わったあとに言えばよかったです)

 

世界観設定なんかは好きな設定でしたし、既存の作品だと「サモンナイト」や「ルーン

ファクトリー」「アトリエシリーズ」あたりを好きな人は好きな世界観だ!ってなり

やすいような気がします。

 

進行役をしてくださったろきやんさん、同卓の皆様ありがとうございました。

またどこかでお会いしましたら遊んでくださいませ!