黒鉄の海中研究所からの脱出プレイ感想

8月5日、謎解き公演にソロ参加いたしました。

 

遊んだ作品はこちら。

realdgame.jp

SCRAPさん主催の「黒鉄の海中研究所からの脱出」です。

名探偵コナンとのコラボ謎解きです。

 

最初に記述しておくのですが、今回の感想記事は酷評と愚痴です。

個人的な運営に対する批判も含まれているので、批判的な感想苦手な方はこの先を

閲覧しないことを推奨します。

あまり読んでも楽しいものではないという自覚があるのと、自分の記録なので、自分が

読みやすければいいと思っていることもあり意識的に読みにくい文章で書いています。

疲れたらそっと閉じてください。

(そもそもツイッターで感想ツイートしてもリンク先まで見る人っていないだろうな

とは思っています)

 

大きく2部にわけて書いています。

公式サイト内の写真付きで解説された詳しい遊び方のページの内容についても触れて

おりますので、情報ゼロの状態で遊びにいきたいと思っている方や、そもそも楽しみに

されている方で人の感想に影響される方は何度も言いますがそっと閉じた方がいいと

思います。

 

まずは作品に対する感想から。メンバーなどのことは一切考えない感想を書きます。

最近のSCRAPさんのとくにホール型の公演、60分一本勝負の方針から離れて

いこうとしているのかなというのを感じます。

謎解きスタート→イベント発生→謎解き再開といった感じで。

イベント発生のところで全チームの足並みを揃えさせるようにしているのをすごく

感じます。

それがいいか悪いかは別として、好きか好きでないかはしっかりとあると思っていて、

私は好きではないですね。

懐古厨みたいなことを書きますが、以前の謎解きって初心者と熟練者でかなり進行に

差ができていて60分終わったときに余裕をもって解けているチームと全然序盤の

ところで制限時間を迎えてしまうチームがあった記憶があります。

熟練者の方々で余裕をもって終わる方の満足度は今と大差ないのかもしれませんが、

序盤で制限時間を迎えてしまうチームの人達って実際そうなったときにどういう感情に

なるかってこれは人それぞれの性格によると思っています。

「全然解けなかった」から「つまらなかった、もうやりたくない」になってしまうか、

「全然解けなかった」から「悔しいのでもっと色々やってレベルあげたい」なのか。

私は謎解きに関しては後者でした。

けれど、全然違うジャンル…私の場合は人狼なのですが「全然上手く立ち回ることが

できなかった」から「つまらなかった、もうやりたくない」になっています。

ジャンルは違うけれどそういう思考回路になる人がいるというのはわかります。

その思考に陥る人を減らそうという試みとして途中でイベントを発生させて足並みを

揃えさせてある程度のところまではどのチームもできて謎解きをしているぞ!という

満足度をあげるようにしているのかなという意図は伝わってきます。

が、あとは単純に最初の話に戻って好きか好きでないかというところで、私は好きでは

なかったなと。

 

そして、SCRAPさんが最近これも意識しているなと思うのが全体で一つの公演を

作り上げようとしているなと思っています。

SCRAPさんのホール型の公演って、2~3年前までは司会者が説明をするパートが

あり、その後制限時間のつきの謎解きがあり、コラボのもののときはチェックポイント

のスタッフさんの前でそのコラボならではのアクションを求められたり映像を見て

コラボの作品を遊んでいるぞというコラボならではの体験をしていたと思います。

全体の前で参加者が発言をすることなんて本当になくて、制限時間月の謎解きが始まる

前は司会者とスタッフさんのやりとりに伏線がないか、映像をみるかぐらいで参加者と

運営側の間にしっかりと敷居があったと思っています。

最近は参加者も演出の一部としてとりいれられることがあり、これが好きな人は好き

なのかもしれないけれど、それを謎解きでやられてもなぁ…と個人的には思って

しまっていますね。

マーダーミステリーの公演の読み合わせが嫌いなわけではなく、むしろ好きなので、

参加者もその世界観にいるような感じの演出が嫌いではないのですが、謎解きが始まる

前にそういったことを求めてないなぁ…って思っています。

 

ここまで書くと「謎解きに求めていたものが違った」「こういう感じだとは思って

いなかった」という感想をもったのは明確だと思うんですけれども、でも作っている

のはSCRAPさんなのでSCRAPさんが「こういうことをやりたい!」というのを

提供してくださっているので、勝手にそういう感想をもってつまらなかったなと思って

いるのは「私」であって、こっちが求めているものが100%提供されるなんてことは

ないのは当たり前なので都合のいい感想をもっているなという自覚はあります。

 

どうしてそう思ってしまったかって、やっぱり今までの積み重ねがあるからだと思って

います。

コナンとのコラボの脱出ってSCRAPさんの作品のなかで難易度が高いものが初期は

多かったと思っていて、シンプルに60分一本勝負をどうしても期待してしまう。

また、コラボ作品のなかでは毎年映画と連動して発表しているので、今年のやつは

どんなのだろう?と期待感をもっているんですよね。

そんな期待感のなかに無意識に「こうだといいな」というのが盛り込まれてしまって

いるのかなとは思っています。

 

で、それとは別にもう1つ不満点があるとすれば、SCRAPさんの公演ではわりと

よく思っているのですが、椅子と机と機材のバランスが今回は特に悪い。

各テーブルに大きな機械があるのですが、これはディスプレイを見て触って動かして

いくことになります。

丸型のテーブルに1チーム6名なので椅子がみっちり敷き詰められているのですが、

写真で見ても椅子に誰も座っていない状態で左端と右端の椅子って機械をほぼ真横から

しか見ることができません。

そこにさらに人が座ることになるので………快適ではないですね。

すごく、すごく失礼な話をするのですが、とってもふくよかな方が一人チームにいる

だけでわりとディスプレイ見るの大変じゃないかな…と思う。

これ、全員が操作できるようにって指が届く範囲を考えたらこの形状になったのかも

しれないのですが、それにしたって端の快適度はゼロです。

 

肝心の謎解きについての感想ですが、後述しますがこれについてはほぼぼほ感想を

もっていないですね。もてなかった。

この機械とイヤホンを使って謎を解いていくのですが、相性としてもあまりよくなく

得意ではなかったですね。いや、得意不得意以前の問題だったのですが。

 

唯一よかったところは、司会のキャストさんがすごくコミカルで面白かったです。

声も聴きやすかったですし。初めてお見かけする方だったかな。

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作品に対してはここまで。

ここからは愚痴。

 

今回、ソロ参加ということもありかなり早めに会場に入りました。

6人1チームなので早めに入れば少なくとももう1人ぐらいはソロがいるチームに

入ることができるかなと思っていっています。

ギリギリにくると必然的に空いているところに入ることになるので、そこのチームが

どういう構成であってもそこに入らざるを得ないからです。

入るところで、リアル脱出ゲームの経験を聞かれました、。

めちゃくちゃやっていますとは答えていないのですが、時々はやってますという感じで

答えて案内される。

この時々が初心者認定されてないと感じたのですが、今回のチームは2人組の女性と

3人組の女性と私というチームでした。

正直その時点で嫌な予感はしていました。

スタッフさん側がどういう基準で割り振りをしているかはわかりませんが、経験数が

多いからといってどんなチームでもいけるというわけではありません。

ソロで参加している人間が全員コミュ強ではないので。

これは私の完全に推測なんですけれども、ソロで参加する人って自分のテーブルに

自分以外にソロの人がいる方がほっとしないでしょうか。

6人チームで自分と5人組ってなる、それをスタッフさん側が配慮してくださっている

のは注意事項にもよく記載されているのでわかります。

そうでなければどこにでもソロを入れていいというものでもない、繊細すぎるだろって

思うかもしれませんが、もしそのチームが合わないチームだったときに孤独になりすぎ

ます。

そのチームが合わないチームだったときもう一人ソロの人がいるかどうかで結構心持ち

は違うのではないかと思うのですが……味方がいない絶望感は味わいにくいかなと

思っています。

謎解きについてはソロでふらっと参加もしやすくて遊んでいるので、いろんな人にも

そう言っているのですが、こういう体験があるとソロだともしかしたらこういうことも

あるかもしれないって不安要素を事故を避けるために注意したりもしてしまうと思い

ますし、ソロ参加の人に対して「謎解きの経験はありますか?」というヒアリングも

大事かもしれないけれど「どこに入っても大丈夫か、それとも他にもソロの人がいる

ところがいいか」とかそういう「絶対に叶えられるとはいえないけれど何か要望は

ありますか?」みたいなの聞いてくれたら嬉しいんだけどな。

いや、あの忙しいなかでは無理なのはわかっておりますが…!

 

で、実際始まってから私は端の席だったんですね。

まず、画面が全然見えない。本当に何も見えませんでした。

よく見えないなかでイヤホンから音だけが流れてくるという感じ。

そしてほぼほぼ同じ人が操作をしていてその人が操作うすると腕が伸ばされますから

テーブルの上の用紙も全然見えない。

私からすると60分間何もしないでただよくわからない音を聞いて、チェックポイント

にいくであろうときについていくという感じでした。

そして、イヤホンをしているので話し合いといったことはなく、ほぼほぼ同じ人が全部

操作をして一部の人にだけ確認をして進めていて、黙っている人は黙っている。

私は端で見えていないこともあって特に状況も理解できていなくて。

用紙を見ることも腕が邪魔で見れなくて、ほぼ1つの組だけが謎解きをしていたと

いう感じでした。

当然脱出は失敗です。

 

初めてスタッフに言うかを考えました。

注意事項のアナウンスのときにスタッフさんが笑い話も含めてしてくれるアレです。

全力でなんとかしにいきます!それでもだめなら退室していただくことになります!

という。

でも、あれって全力でなんとかしにきてくれたとしても、その間ゲームの時間が止まる

わけではないですし、なんとか注意してくれたとしてもそのあとのそのチームの雰囲気

やばくなるだろうし、それをソロの人間が言いだすのってかなり勇気がいると思って

います。

「なんとか」なんて期待できないって思っているので、私はもう今回については気配を

消して適当にやり過ごせばいいやぐらいにしか思ってなかったです。

 

さらに、例の如くでました。勝手にヒントブックを見る~~~~!!!

機械を弄るのが一人なので手持無沙汰だったのかもしれませんね、平気でヒントブック

をパラパラと広げてみます。

個人的にはヒントブックって本当に嫌いで、なくなってしまえって思っているものでは

あるのですが、それを見るにしても一言全員に声かけろっていうスタッフの話を聞いて

いなかったのか…?と思ってしまう。

「ヒントブック見ますか?」って言われたら私も「見てくださっていいですよ」とは

返すと思いますし人に絶対見るなとは言わないので。

 

以前、他のコラボ作品のときもメンバーガチャを失敗したのですが、今回の方が酷くて

無事ワースト更新でした。

金払って何しにいってたかってコナンの声優さんの今回用のボイスを聴きにいったと

いう感じですね。本当につまらなくて苦痛で無駄な時間だった。

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ここまで書いておいてアレなんですが、だったらグループチケットでいけばいいと

思うかもしれません。

でも、前述した通りふらっといける気軽さが好きなのと、たまにメンバーガチャ成功

すると本当に楽しくて謎の結束力が生まれるのが好きだからやめられないんですよね。

 

今回の謎解きは私には合わなかったのですが、また面白いという作品もあると思います

ので、SCRAPさんの新作はチェックしていきます。

ありがとうございました!