マーダーミステリー「舎の中の失楽」プレイ感想

8月11日、オンラインでマーダーミステリーを遊びました。

 

遊んだ作品はこちら。

booth.pm

EUPHORIA様製作の「舎の中の失楽」です。

プレイヤー人数は5名、GM様必須。

使用したツールはディスコードとココフォリアで通話形式で遊びました。

 

この作品、boothを見るとわかるのですが驚くほど情報が少ないという印象です。

情報が少ないことはよくも悪くもあるとは思っているのですが、これだけ情報が少ない

もので開示されている情報のなかに4~5時間程度とあることからまず一番最初に

やってみようと思う人はなかなか出てこないと思います。

実際、最初にはもちろん向いていないですしある程度マーダーミステリーの回数を

重ねてから推奨です。

 

あとはメインタイトルの画像と文を見てみると学校が舞台でキャラは学生、そして

文芸部が遺体としてみつかるということがわかります。

原稿用紙やその他色々な情報から文学が関わっていたりもするのか…?など色々推測

することもできるかと思います。

このあたりを推測するのが楽しいのですが、苦手なことがある方からすると概要の情報

の少なさというのはもしかしたら苦手要素あるかも……って考えたりもするのかなと

思うので、いいところばかりではないんですよね。

 

実際、人によっては考え方が違いどちらが正しいという明確なものはないという事柄は

数多く世の中にありますので、正解がしっかりしているものが好きという方にはあまり

向いておらず、正解は人それぞれという考えでそういう事柄について考えるのが好きな

人はこの作品を遊んでいて楽しいと思いやすいのかなと。

私は楽しかったですね、キャラについても公開されていないのでどのキャラをやったか

というのは記述しないのですが、ここだな!というキャラを選ばせていただきました。

 

作品の構成、ルール、ハンドアウトについてもとても好みだった。

キャラはいざ見てみたら自分でロールプレイをするには苦手分野ではあったのですが

魅力的なキャラだったと思います。

特にハンドアウトの文章がとても好きで、語彙が豊富で文体も特徴的で完全に想像

ですが文章を書くのが好きな人が読ませる文章を書いているなという風に思いました。

全部のキャラのハンドアウトを終わったあとにまだしっかりとは読めていないのですが

小説を読むような感じで読む時間はとりたいですね。まだ3人分ぐらいしか読めて

いないので。

 

遊び終わってあとがきを読ませていただいて、そのなかにあった分野が私は結構好きな

分野だったので読んでなるほどなと思いましたし、私自身とは相性がいい作品だったと

思います。

ただ、癖は強いのとこういう感じなのでこういう人には向かない……というのが上述

したこと以上にあるのですが、その部分について概要がないのでここで触れることは

できない…という。

 

今回はフォロワーのATKさんにGMをしていただいたのですが、こちらの作品は

失礼を承知で記述するとあまり知られていないなという印象を受けます。

単純にGMをする方が少ないのと、作品についての詳細の少なさは要因なのかなと

思います。

もっと知ってもらいたい、でも人を選ぶし明らかに向かない人もいる……だから大声で

オススメですとは言いにくい、という葛藤がありますね。

 

ご一緒した方々は久しぶりの方もはじめましての方もいらっしゃったのですが、役割と

心情をしっかりと考える方ばかりでとても素敵な方々しかいませんでした。

GMのATKさん、同卓の皆様、ありがとうございました!

是非またどこかでご一緒できましたら嬉しいです!