マーダーミステリー「CHRONOPHOBIA(クロノフォビア)」プレイ感想

1月13日、オフラインでマーダーミステリーを遊びました。

 

遊んだ作品はこちら。

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ほがらか様製作の「CHRONOPHOBIA(クロノフォビア)」です。

プレイヤー人数は7名。

場所はクインズワルツ大塚店さんにて。

大塚はあまりいく機会がなく、マーダーミステリーを始めてから訪れることができて

きた場所の1つなのですが、駅前には公演のはしごをするならばさっと入れるような

チェーン店の食事処も多くて便利で助かっています。

 

GMはとらにるさん。

休憩時間にオンラインのGMをするときやプレイヤーのときのお話も聞けて1つの作品

に対しての熱がすごいなと感じました。

今回はフォロワーのATKさんの貸切企画に参加させていただきまして、いざご一緒

するメンバーを確認したらほとんどの方が以前ご一緒したことがありとても安心して

遊べる方だと始まる前からわかってる状況でとても気が楽でした。

オンラインでご一緒していて今回初オフライン邂逅の方もいらっしゃいました。

オンが先でオフでお会いするときは、この方実在した…概念じゃなかった…!って毎回

なっています。

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今回の舞台は西暦3726年。かなり科学技術が発展されている世界で、寿命が通貨と

して扱われる国もあるという状況。

命の価値が可視化されている世界での物語。

……ということで、概要を見るだけでとても気になっていました。

全然あらすじの内容(といっても漫画のなかで描かれた漫画で実際の漫画ではないの

ですが)は違うのですが、バクマン。の「この世はカネと知恵」がなぜか頭によぎり

ました。

 

私は以前もこちらの作者さんの作品を遊んだのですが、そのときにすごくやりたい

キャラクターがいて、そこを希望で競り負けたことがあったので、今回はどうしても

めちゃくちゃやりたい!!!というキャラで体験したい気持ちは強かったです。

遊ばれた報告などのビジュアルと名前をみてこのキャラやりたい!というのがキャラ

紹介前から今回はありました。

それがこのキャラです。
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朝生ムゲンです。

希望が被って譲っていただいて(ありがとうございます!)ハンドアウトを読んでいく

なかで、私はこのキャラのことが大好きになっていってて、このキャラはこのときは

どう考えるのだろう、もしこういうことを他の人から言われたらどう答えるんだろう、

そのなかで始まった時の気持ちがから気持ちの変化があったりするだろうか、それとも

変化せずにいくのだろうか、変化するならどういう行動や言葉で変化するだろうか、

とにかく色々考えていました。

始まる前から気になっていて、始まってからもずっとキャラを好きで、ゲームが終わる

その瞬間まで一度もキャラのことわからない……どうしようとプレイヤーとして悩む

こともなく駆け抜けきったと思います。

 

私はキャラとしての役割を意識してそのキャラが場をいかにも仕切りそうなキャラで

あれば仕切るようなロールプレイもしますが、基本的には人からの話を聞いて頭の

なかで整理する時間が長く言葉選びはわりと慎重な方なんじゃないかなと思います。

が、今回は話すことと考えることどちらも真剣になりすぎていつもの受動的なスタイル

ではなく能動的にシャカシャカゲーム中は動いていたなと終わってから思いました。

 

そして、私は点数があるマーダーミステリーやキャラの目標の優先度がはっきりして

いるマーダーミステリーが好きで、そういうマーダーミステリーを遊んでいるときも

意識的にキャラの気持ちとしてはこうだよな……っていうのは大事にしているつもり

ですが、究極のところにくると点数をとりにいきがちです。

でも、今回はいつもはプレイヤーとしてゲームを楽しんでいるだったのが、キャラと

してその物語にしっかり入りつつも目標のために必死だったという感じで、それは

そうするぞ!と思ってできるものではなくて、上手い言葉がないのですが波長がすごく

あっていたからこそその状態になれたのかなと思っています。

なんだろう、集中力が高かったとは違うので、なんといえばいいのか難しいのですが、

そういう体験を今日は久々にしました。

前にもそういうことはあったのですが、そういうときは満足度は高いですね。

 

さて、ここからはゲームシステムなどについての部分。

前述したように、なかなかに特殊な世界。

その世界のことやその世界の常識などについてプレイヤーがまず最初に理解をする必要

はあります、この部分に関しては正直なところ多めだったと思います。

そして、それをしっかり理解しているかどうかはかなり重要で、理解度がその後の

議論中の話し合いや駆け引きにも影響しがちです。

なので、しっかり理解する必要がありますし、わからない場合はGMさんに質問。

質問についても全体でしにくいなどあれば個別にGMさんに質問して可能な限り理解を

深めておくべきだと思います。

 

そういった世界の情報についての部分以外は、ルールに関してはとてもシンプルで

迷うことなく遊べると思います。

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この2つのアイテムについても世界の情報で説明があります。

腕時計タイプのこちらは実際に装着することもできますし、時命手形と記述がある

こちらは実際に記入をすることもできます。

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作品全体の感想としては、ゲームバランスがとてもよいなと私は感じました。

駆け引きが好きな人とはかなり相性がいいと思います。

向いてない方…というより、疲れてしまうかもなという方は数字に拒否反応がある方は

もしかしたら途中で疲れてしまう可能性はあります。

議論中も楽しかったですし、解説のときも聞き入っていました。

解説を聞いているときに心の中でする相槌はほとんどの場合「なるほど」なのですが、

今回は「ほぁ~……」ってなっていました。

システムが面白く、作品として楽しかったなと思いました。

今回一つもこれはちょっとな……って思うところが私はなかったです、あるときは

ここに正直に書きがちなのですが今回は本当になくて、全てにおいて楽しかったですし

好みの作品でした。

 

GMのとらにるさん、同卓してくださった皆様、ありがとうございました!

また是非よろしくお願いいたします!

(休憩時間中に卓のお誘いや卓立てご提案いただきありがとうございます!)