舞台ヨルハVer1.3a感想

7月5日夜、仕事を終えてから池袋にてソロでヨルハVer1.3aを観劇してきました。

場所はサンシャイン劇場

初めてこの劇場に行きました。二階席だったのですが、わりと急斜面。

そして結構な階段を上ることになります!

まぁでも、健康な方であれば早めに来場していれば特に問題はないかなぐらいの

感じなのでそこは気合で。

二階からだとちょっとスクリーンは上部が見切れるかなー…というのはありますが

そんなに気にならないぐらいでした。

 

今回観劇した作品はこちら。

yorha.com

Ver1.3aということで、今までにも公演はあったみたいです。

私は今回が初めての観劇。

毎回同じものではなくて結構展開が変わったりとかもしているみたいなので、

全部のVerを見てきている人でも新たな展開が楽しめるようになってるのかなと

思いました。

 

ちなみに、この舞台と世界観を共有しているニーアオートマタというゲームですが

こちらはプレイ済です。

あまり多くを書くとネタバレになってしまうところもあると思うので、ざっくりと

書いておきますと明るいゲームではないです。

でも私は好きだし、ファンも多くいるゲームだと思います。

展開に苦しくなったり、感動したり、物語は目まぐるしく動いていきます。

今回の舞台はこのゲームをやっている人推奨だと思います。

やっていなくてもざっくりどんな状況かとか現在のことを見ている人が理解できる

ように説明はありますが、それでもやっていた方が面白い。

ニーアオートマタの前作にはニーアレプリカントもしくはニーアゲシュタルトという

ゲームもあるのですが、こちらはやっていなくても問題はないかと思います。

でも個人的にはレプリカントすごく好きでオススメしたい作品。

どうなんでしょう、オートマタの方が話題になってて有名でそっちだけやってるって

人も多いと思うんですが、あくまで個人的にはレプリカントの方が好きだったかな。

 

さて、ゲームの話ではなく今回は舞台を見てきた感想ですので、まずは…やはり

ニーアシリーズは音楽がすばらしい。

これもゲームの話にまた戻ってしまうのですが、レプリカントで流れた曲がオート

マタでアレンジされて出てきたりすると、ちゃんと続編なんだなと認識しますし、

今回の舞台でもそういったものがあって、このシーンでこの曲かああああ!!!!

ってなったりもしていました。

ヴァイオリンとかの生演奏本当すごい。

オーケストラ聴きに行くのが好きな私は生演奏を聴けたことにも感動していました。

 

脚本は重たいです。でもその重たいのが好きで、ニーアシリーズにそういうものを

求めていた身としては、重たさを全部受け止めて観劇してました。

人間の葛藤や、性能のいいヨルハ部隊とそうでないレジスタンス側の最初はギスギス

した感じからだんだんとわかりあっていく感じ、でもわかりあえたときには別れが

みたいな救いようのない展開…たまらないですね。

 

そして、キャストの方々の演技についての感想。

申し訳ないのですが、特定の誰かのファンで観劇したというよりはニーアシリーズが

好きで見てみたくなったので、キャストさんの名前とかを把握しきれていません。

役名だけはなんとか見ている中で覚えられたかな…という感じです。

 

赤い少年がすごかった。

最初出てきたときとにかく衝撃だった。

見ている人がわかりやすいように顔の向きで声色が変わるんですけれども、あれは

目を瞑って聞いていたら二人その場にいるように聞こえるぐらい声や抑揚の使い分けが

しっかりしていて、でも見えてなかったとしても双子とかなんとなく同じような容姿を

している何かがそこにいるというのが想像できる演技でした。

そして映像も含めていっぱい出てくるところめちゃくちゃ怖かった。

 

ワカバのシステムとの話しているときや、入力しているときの声、すごく事務的で、

でも初々しい感じがしっかり伝わってきました。

大元の出す判断に納得がいかなくて抗議するときは一転してすごく人間らしい感情を

出していて、この方も使い分けがすごく上手く魅せている方だなと思いました。

 

司令官は私はまずキャラとして好きになってたのですが、部下思いのいい司令官

でした。それだけに最後の展開はそうなるのかあああああって感じだったんですが、

歩き方とか立ち居振る舞いが指揮する人なので堂々としていて素敵でした。

 

アネモネという名前を聞いたときはゲームの方を思い出しました。

みんなアクション上手いなぁって見ていたのですが、この方が群を抜いていたと

素人目で思っています。なんか途中忍者みたいな動きを見た気がする…。

というか双剣だし、忍者走りも見たような気がする…妄想かもしれない、うろ覚え。

 

リリィは、過去を告白するところって正直胸糞展開だと思うんです。

苦手な人は苦手な展開、でもこの作品は戦をしているものなので、きれいごと

ばかりじゃないと思うんです。

リリィは最後まで生き残ってほしいという気持ちで観ていました。

本当に優しい子で、とある力を手に入れてからも無理に使わないでほしいと

はらはらしながら見ていました。

リラックスタイムのデイジーとのトーク面白かったなー。

作品は重たいのですが、そのなかでリリィとデイジーは癒し枠でした。

 

あ、ヨルハ部隊のこと全然書いてない!

ヨルハ部隊もみんなすごかったのです!!!

特に十六号が好き、不器用なところも熱いところも。

あの性格だと刀武器のイメージなんだけど、あえての遠距離武器というのもいい。

 

そして最後に。

キャスト紹介の動画が公演中に流れるんですが、あの見せ方がすごく好き。

舞台じゃなくても、キャラ紹介ムービーって最近はやたらハイセンスなものが多くて

今からこいつらが活躍するぞー!見ておけー!!!みたいな空気を出してくるのが

とても好き、高まってくる感じが!

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観劇してからとにかく熱いうちに感想を書きなぐりたいという気持ちだったので、

全然まとまってないのですがさくっと書いておきます!

 

素敵な舞台でした、ありがとうございました!

ニーアシリーズはこれからも追い続けたい。展開がしんどい作品は大好物です!!!